低年齢化

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先日、いつものようにカーライルFMを聴きながら運転中の事。
ニュースで「カーライルの抗うつ剤利用者数が去年に比べて倍増」と言っていた。
これにより政府は対策を検討する予定なのだという。

先日、精神科医の友人と朝ごはんを食べに行った時に、ちょうどこの話題になったのであった。
友人は「最近は相談に来る年齢が高校生にまで広がってきているのだ」と言った。
10代の頃は家庭環境か学校内における友人関係、これが大きく悩みを占めているが、かつては悩みの解決策として医者に行き、「落ち込むので薬を下さい」とはならなかった。
しかし今は親の夫婦仲などで悩む子供達が来るのも普通なのだという。

高校生の頃の悩みは大人より複雑ではないはず、そう思っていたが今はそうではないのだろうか・・。
私の頃を思い出すと、進学か学校内における友人関係の悩み、後はボーイフレンドかガールフレンドか・・そんな程度であったと思う。
勿論、私は恵まれていた。
家庭環境において悩みという悩みは友人に比べたら無いに等しかった。

高校の3年間が一緒のクラスメイトに末期癌の母を持つ友人がいた。
学校が終わると毎日病院に見舞いに行っていた友人。
高校2年の終わり、お母さんが他界した。
「医者から100%助からないと聞いていたから、来るべき時が来たらそうなると分かってた。後は自分で人生を生きて行くだけ」と言った友人。
お母さんが亡くなってからは、学校帰りに一緒に甘党のお店に行ったりした。
友人は「落ち込んでないよ。現実やからしゃーないやん」と言い、その後は大学に進学した。

そんな昨日、義母を歯医者まで連れて行く車中で義母が切り出した。
義母の孫(高校生の男の子)が「気持ちが落ち込んでどうしょうもないから、医者に行く」と電話で言ったという。

私は友人から聞いた話を義母にした。
「最近は増えてるらしいよ」と。
義母にしてみれば、その原因は明確。
義母の長男夫婦の不仲である。
この子が生まれた時から不仲で、喧嘩が絶えない家庭環境に常に置かれている。
義母は先日ニュースで「10代の自殺が10年前に比べて激増」しているニュースを見たから、余計に心配になっているのである。

これを受け、義母は息子である長男と話した。
長男は「心配している」と語り、母親である嫁は「そんな薬を飲まねばならない人間は生まれつき心が弱く生きていく力が弱いから。これは生まれ持ったもので、私がどうこう出来る事ではない」と言ったという。

良き医師に出会い、落ち込みが出来る限り早く無くなれば良いと願うが、私達夫婦がどうこう出来る話でもなく、手を差し伸べれば長男夫婦が完全に依存してくることは明確で、解決策が見いだせないまま今に至ったのだと義母は言う。
またクリスマス前にモメそうである。
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