自分が学生の頃、「英語ができない」で困った人って多いと思います。

 

なのになぜか、自分の子も「英語ができない」ようにしてしまう。

 

自分が英語に困っていなかったのならわかります。

 

いったいなぜでしょう。英語ができなくなる原因なんて、ほとんど1つしかないのに。

 

 

まず、英語は語学ですので、やれば誰でもできるようになります。その証拠にアメリカ人3億人、みんなできます。ここが他の科目と決定的に異なるところです。ですから、英語ができない理由は100%やらないからです。


※ ちなみに、先天的に単語が書けない、覚えられない人は残念ながら存在します。今回そのケースは除かせてください。

 

ではなぜやらないか、それは単語を覚えるのがめんどくさいから(笑)。しかし、著名な講師、著名な大学教授もみんな似たようなことを言いますが、英語学習の9割、単語です。単語さえできていれば、後はもうほとんどやることはないと言っても言い過ぎではないくらいです。

 

ということは、「英語ができない」にしない方法は、単語をやればいい。単語を覚えること自体はできるとするならば、数をやる、量を増やすめんどくささを軽減すればいいわけです。

 

では、どうすれば軽減されるか。

 

それは、溜めないこと

 

これに尽きます。

 

 

人間、溜まったものを処理することほどめんどくさいことはないでしょう。溜まれば溜まるほど、ヤル気は削がれて、やりたくなくなるものです。

 

それでも、単語を覚えることは自分でやるしかない。こればかりは誰も替わってあげられないわけで、どんな塾、予備校に通おうとも、どれほど評判の良い素晴らしい先生にお願いしようとも、助けてはあげらることはできません。自分でやる以外の方法がないのです。


生徒からすれば「やらなきゃならないのはわかっているよ」ですが、それでもどうしてもヤル気が出てこない。だって溜まってしまっているから。


そして、あーだこーだ自分に言い訳をしてやらずにいる今日もまた、新しく覚えなければならない単語が増えている・・・。

 

もうこうなってくると終了は近い。

 

どんどん溜まっていく、イコール、どんどんヤル気が無くなっていく。にもかかわらず受験日は近づいていく。そして、溜まった単語数を受験日までの残りの日数で割って、その数がその子の許容範囲を超えたとき、そこが終了の日です。

 

みんなこのパターン。

 

ですから、このパターンにさえハマらせなければ「英語ができない」にはなりません。

 

ちなみに、英語が好きになるかはまた別の話です。


教え子の中には、英語がめちゃくちゃできるのに英語が好きではない生徒なんて珍しくないですから。


「単語を覚えるだけで、なんにも楽しくない。理科とか社会、数学のように驚いたり、感動したりがない」


なんて言われます。