平成30年度 埼玉県公立入試が行われました。

上位校において、英語と数学のみ難易度を高めた『学校選択問題』が使用されることになっての2年目です。

昨年は、数学はとんでもなく難易度が上がったのに対して、英語はそれほど上がりませんでした。

そのため今年は、数学の難易度を下げるか、英語の難易度を上げるかして、調整してくることが予想されましたが、結果的には英語の難易度が上がったように思います。

さて、勝手にボーダー予想です。

こんなものは、当たるも八卦当たらぬも八卦ですが、それでも発表までの間に、心の準備をしておくための一助になればと思い書いておきます。

ちなみに、東所沢教室では学校選択を採用している高校を受けた生徒がほとんど。

共通問題の英数を受けた生徒、かつ自己採点をした生徒はわずか1名でしたので、ちょっとラインが読めません。

よって選択問題採用校のみの予想となることをご容赦ください。


では、まず最難関校。

合格者の中心層は、英語70〜80、数学60辺り、国語70〜80、理科と社会は85〜90、といった感じではないでしょうか。

たとえば、最難関の中で一番低い川越女子なら、この数字の下を足して370点、一番高い浦和なら上を足して400点あればおそらく合格ではないかと思います。

次に2番手校。所沢北、浦和西、越谷北、蕨などです。

合格者の中心層は、英語60〜70、数学50辺り、国語70辺り、理科と社会は80辺り、といった感じのように思います。

ラインは、350点あれば大丈夫、そこからマイナス10点くらいでもおそらく行けるのではないかと思います。330は…微妙ですね、通知表次第でしょうか。

最後に、選択問題採用校の中では一番下、3番手校。和光国際、川口北、所沢、川越南などです。

このレベルの生徒だと選択問題はちょっと厳しいかもしれませんね。また川口北と川越南では偏差値的にはわずかの差ですが、学力の中身には差がある気がします。よって、ちょっと幅広く書いておきます。

英語50〜55、数学30〜45、国語60〜70、理科と社会は70を超えるくらいでしょうか。

川口北なら、上を足して310点。川越南なら、下を足して280点辺りでも行けるかな。


さて、入試はこれで終了です。お疲れ様でした。

君たちはこの入試のおかげで、時間の使い方、自己の律し方、自己の育て方を学んだわけです。

せっかく得た大切な力、この火を消してしまうなんてもったいない!

明日から遊ぶ、なんてことはしないでくださいね。

さすが今までと同じくとは言いませんが、でも、そんなに変わらずに続けていきましょう。

火は一度消してしまったら、点け直すのはかなり大変ですから。