上司やリーダーは口ぐせのように
「失敗を怖れるな!」と言うかもしれない。
研修でも、講師が安易に使う場合もある。
その時はわかった気になるが、
現場に戻ると、なかなか勝負できない。
大半はやっぱり上司の目を気にし、無難に処理しよう、となる。
日本中の組織で、この現象が日常的に起きている。
ここで一度、半生を振り返ってほしい。
たとえば3歳や5歳の頃は、
人生の99%がやったことのない挑戦だったはず。
小学校の時でも9割は、中高生の時代でも7割くらいは
「よくわからなかったけど、やってみて」学んだはず。
人は失敗して学習するもの、やらないと先に進歩はない。
とはいえ、人間の行動は
不安感や恐怖感に邪魔されやすい面も持っている。
そんな背中を押すためにも、
おすすめしたいのは徐々に慣らしていく方法。
心理学の分野で確立されている治療法でもある。
その部下の能力や適性に合わせ、段階を踏ませ、
少しずつ刺激に慣れさせることで、
失敗を伴うかもしれない行動が平気になっていく。