サッカーワールドカップ。決勝トーナメント1回戦で日本が惜敗した。
WBC、オリンピック、ワールドカップ、など世界的スポーツの祭典は、
新しい形のナショナリズムをスポーツを通して感じることができると思っています。
日本人が、世界レベルのパワーとスピード、スキルを身につけるのは難しく、
WBCでもそうだったように、
あくまで「日本型」を貫く、日本の良さを120%出せた試合の方が、
観客を魅了し、おのずと成果もついてくるものが多いと思っています。
弱みを捨てて強さに焦点をあてること。
ドラッカーの言うstrengthであり、
行動科学マネジメントのピンポイントがこれにあたります。
今回のワールドカップでは2つの strength が日本躍進の要因にあったと思っています。
1つめが、
”攻め”という弱みを捨てて”守り”という強さに特化したということ。
タクティクスの選択が見事に機能したのでしょう。
”守りながら攻める”のではなく、”守りと攻めの切り替えを決める”
そして、もうひとつの日本の強み。
それが”団結力”だったのでしょう。
スポーツでは、一流の選手の一流の個人技がフォーカスされることが少なくありません。
サッカーもその点は否めないでしょう。
体格的にも小さな日本人が世界と戦う。
そのためには、個々の能力を越えた成果をチームとして発揮する必要があります。
「サッカーはチームプレーであることを証明しよう」
とは岡田監督の言葉。
ブラジルから帰化したトゥーリオ選手が、試合前の国歌斉唱の時に肩を組もうと提案をしたり、
コーチ、監督、控え選手を含め円陣をつくったり、
ブブゼラの音にかき消されながらも、試合中に監督、選手で頻繁にコンタクトをとったり、
そういった、「チーム」としての意識は、
出場しているどのチームよりも非常に高いものがあったと思っています。
「チームの条件」
1、チーム全員の長所を全員が理解し活かす環境があること。
2、失敗したときに個人の責任とせずにチームの責任であると自然と考えられること。
日本サッカーにチームの見本を見せられたような気がします。
パラグアイ戦の後の岡田監督の一言。
非常に印象に残りました。
「われわれのサッカーというのは、レクリエーションでなくて、勝ち負けのあるスポーツ。
ということは、結果として勝たないと、やはりいけない。
通用したかどうかというのは、やはり結果で答えないといけないと思っています。
その意味で、やはりまだ足りなかったという感じが残っています」
結果によって、正しいかどうか、通用したかどうかが証明されます。
日本のチームワークが世界一であるということを是非、サッカーでも証明して欲しいと思っています。
ビジネスも一緒ですね。