年間3万人を超す自殺者。
先日の裁判では、上司の言動がうつ病自殺の一因となり、
慰謝料の支払いを命じる判決が出ました。
ビジネスマンのうつ病の原因として挙げられるのが、
上司からの“人格否定”です。
頑張ってきた上の世代にとっては、すこし厳しくされたくらいで、
うつ病になったり、辞めていく部下の気持ちが理解できないのかもしれません。
しかし、今後も入社してくるのは、
褒められて育ち、完全週休二日制の学生生活をすごしてきたゆとり世代。
人生観も、仕事観も、コミュニケーション能力も、あらゆる面で
上の世代とは大きく異なっています。
では、行動を改めさせたい時はどうすればよいのか。
行動科学マネジメントでは、「1回叱ったら、4回ほめる」ことを勧めています。
そして重要なことは、叱る場合は、その人の人格ではなく「行動」を叱ること。
上司は部下の間違った行動、つまり、直せる部分に対してのみ、
怒るようにしなければいけません。
人は、変えられないものを責められると、八方塞になり、潰れていくだけ。
「お前はダメなやつだ」というような叱り方は、部下自身を深く傷つける言動です。
今までの自分の経験談に基いたマネジメントではなく、
上司自身が、戦略的な「ほめ方」「叱り方」、
そして部下を育成するための「教え方」を学び、
変わっていく必要があるのです。
■行動科学マネジメント 石田淳のブログはこちら
