尼崎JR脱線事故の漏えい問題で最終報告書を提出したJR西日本。
これからが信頼回復への正念場となります。
05年の事故を教訓にして、JR西日本が導入した「リスクアセスメント」という制度があります。
「リスクアセスメント」は、現場から報告された予兆現象で事故の危険性を数値化し、対策につなげる試み。
駅員や乗務員、施設部門といった列車の運行に直接携わる職場を中心に、
同制度の浸透度や運用実態などを尋ねたところ、
事故につながる可能性のある問題点を報告する際、
「報告しやすい」とした回答は全体の45%、
上司との信頼不足や人間関係などが原因で、「報告しにくい」とした回答が27%、
「どちらともいえない」は27%という結果だったそう。 (2009年2月発表)
人命にも関わる事業であるだけに、
約3割の「報告しにくい」という部分は、今後改善される必要があるでしょう。
では、部下たちに、悪い報告を早く報告してもらうにはどうしたらよいのか。
部下がミスの報告をした場合は、悪い点をきちんと指摘した上で
同じミスを繰りかえさないためにはどうしたらいいか、具体的にフレームで示す必要があります。
そして、「早い段階で報告してくれてありがとう」と、
報告してきたこと自体はほめてあげるべき。
ほめてあげなければ、悪い報告を上げるという行動は増えることはありません。
事前に失敗や問題点を把握することによって 助かるのは、会社、そしてあなた自身です。
■行動科学マネジメント 石田淳のブログはこちら
