皆様お疲れ様です。


先週土曜日震災後初の自主企画WILD FRONTIER Presents SOUND OF DEATH vol.10 2011.6.4(SAT) at PARKSQUAREお陰様で過去最高の動員と盛り上がりで終了致しました。



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あの大震災の後、4/9のSOUND OF DEATH vol.9は会場のMA CA NAのビルが被災しビルが取り壊しとなり企画は12月に延期、各沿岸部のメタルバンド仲間も被災し活動中止、一時休止するバンドが続出、震災当初のガソリン不足、交通の問題、全国に広がる自粛ムード、原発事故による計画停電などにより企画をするのもまざまな障害が立ちはだかりました。


 もちろんうちの町、山元町も街の4割が津波に襲われ半分の家屋が前半壊し職場や鉄道、家族、友人、仲間、職を失ったたくさんの方々がいました。
 
 でもMCでも言いましたがこの日の企画を中止にすると言う考えは一度も考えたことはありませんでしたし3月末にパークスクエアが無事だと分かったときにはそれは確信に変わりました。


 地元のメタルシーンを終わらせたく無い。

自分にしかできない企画をやらなければ行けない。


そして各参戦予定だったTOUR BAND の三組AZRAEL,ARGUMENT SOUL,HELLHOUNDに企画決行の連絡をとり三組とも他の箱企画で延期中止をしているバンドとは真逆に自分の連絡を待っていてくれました(泣)。


 参戦を心配していた地元宮城組のSKULL FUCK、Refion13も参加表明してくれて本当に嬉しかった。


 その後、TOUR BANDの三組とレーベル代表のBLPの大西さんからは山元町へ沢山の支援物資を送って頂きました。


 それだけではなく今回の来場者全員に3曲入りスペシャルオムニバスCD(AZRAEL,ARGUMENT SOUL,HELLHOUND全員のサイン付き)を無料配布。
 ※詳細は前回の日記を参照


元々は自分がAZRAELさんにせっかく則夫さんもいますしよろしければAZRAELさんの演奏でAKIRAさんがレコーディング参加しているMASTERMINDのNEVER SAY NEVERをやっていただけないでしょうかと相談(歌詞の内容も今のこの状況の東北に力を与えれる内容なので)したことがきっかけとなり更に各バンドの皆さんのご好意によりこのスペシャルなプレゼントと奇跡の2回のスーパーセッションに繋がりました。


 そして当日は宮城県内だけではなく東北各地、新潟、東京、横浜、名古屋など全国各地から沢山の方々に参戦して頂きました。


 遠方からエールを送っていただいた皆様、パースクスタッフの皆様有難うございました。
 何より参戦していただいたお客さん。本当に有難うございました。
 参戦してくれた仲間の中には直接、震災の被災にあって大変な状況の中駆けつけてくれた仲間や不運続きの自分にお守りを買ってきてくれた名古屋の美女メタラーもいてくれて本当に嬉しかった。


 本当に心から感謝致します。
 
 本当に有難うございました。
 
 主催者の自分が言うのもなんですが過去を遡っても仙台メタルシーンの伝説の一夜となったんでしょうか。

 過去、何百回も沢山のLIVEに参戦していますがこんなに出演者とお客さんの気持ちがが一体となり盛り上がったEVENTを体感したことはありません・・・・
 LIVEは何度も涙が溢れました・・・・・

それでは出演順に簡易レポです。


Refion13



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仙台が誇るハイトーンヴィヴラートヴォーカリスト画伯を擁する正統派メタルバンド。

いつも特攻隊長のようにその圧倒的なパワーとパフォーマンスでフロアを大いに温めてくれました。

TOUR BANDさんや東京組のお客さんさからは楽曲も画伯の歌も絶賛されてました。^0^


SKULL FUCK



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仙台が全国に誇るレディースデスメタルSKULL FUCK先輩。
今回もリハ無しで申し訳ありません。
津波でギターのMETAL RIKAちゃんの新居が半壊する等大変な状況の中、今回も貫禄のLIVEを見せつけてくれました。

特に自分の後方で観戦していた東京組の皆さんは「やべーかっけー」と賞賛していました。


HELLHOUND



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ここからはTOUR BANDが登場

まずはMETAL ZONEから1年半ぶりの来仙HELLHOUND


のっけからクロスファイヤー氏の絶好調過ぎるMCと新加入の種子島君もといBLACK WINDを迎えたド迫力の演奏で場内目茶苦茶な盛り上がりでした。


 3曲目途中でアンプトラブル(俺が持ち込んだマーシャルヘッドがイかれた模様でこれから楽器屋に持ち込みます)でしばし中断して3曲も削られたのには本当に主催として申し訳なかったです。

 でもその分、ドラゴンブラスター、クロスファイヤー、ブラックウインドの素晴らしい過ぎるMCを堪能できたので皆さん勘弁してください。


 その後はラストのメタル ウォリアーまで残り4曲を前回でぶっ飛ばしてくれました。

 場内今回も「うぉりあーめたるめたあるうぉりあー」の大合唱となったのは言うまでもありませんし初見のみなさんは暫くはこのサビが脳内再生しまくるでしょう(爆)


ARGUMENT SOUL




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次は名古屋から2年ぶり5度目の来仙。仙台メタラーにはお馴染みARGUMENT SOUL


新(復帰)リードギターに福井さん、そしてドラムがカズくんになってから初の仙台。しかも一年間のlive活動休止後二回目のliveがSODというのも嬉しい限りです。

LIVEは今回もガチタイトで強力で圧倒的な演奏に前日の前飲み(参加メンバーはかみーゆ氏、AKIRAさん、Aoiさん、スタッフさん(AZRAEL)、佐藤軍曹(DREISSEN))けっこうな量の地酒を飲んでいたので大丈夫かと思いましたがかみーゆ氏の強靭なド迫力のハイトーンヴィブラートヴォーカルは絶好調でした。

被災地への想いの伝わるMCと感動的な歌声にもう涙腺が緩みっぱなしです。
この日唯一のモッシュダイヴも起こりました。


(俺も左腕にかかと落としくらってギター弾くのやっとでしたが(爆)


山元町には名古屋の自衛隊がずっと駐屯して山元町を救ってくれたけどARGUMENT SOULは全8曲この素晴らしいLIVEでまた背中を押してくれました。(泣)


AZRAEL



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そしていよいよ奇跡の初来仙AZRAELが登場です。


AZRAELの参戦が決定した夜興奮して眠れなかった俺。

昨年10月に一度しかLIVE参戦したことはなかった自分に山元町への物資やliveに向けて自分の我儘を聞いていただきメンバーさんから何度もメール頂き本当に嬉しかった。

前飲みもAKIRAさんが結構飲まれてたので心配しましたが実際は見ての通りです。


DREAM ONから始まり鬼のようにタイトな演奏と唯一無二の超音波と異名をとるAKIRAさんの超絶ハイトーンヴォーカルに仙台メタラーは皆ぶっ飛んだんではないでしょうか。


その素晴らしい演奏で繰り広げられるメロディアスな名曲の数々に酔いしれ温かいMCも心に染みました。

前回、SODでAZRAELは某・・ネ・・スより遥かに良いと言いましたがこの夜会場にいた皆さんは納得していただいたのではないでしょうか。


DREAM ON~本編最後の超名曲SUNRISE IN THE DREAM LANDまで9曲あっという間に感じられたのも曲の良さありきだと思います。


本編終了後は前途に述べたNEVER SAY NEVER(MASTEMIND)スーパーセッション


ゲストヴォーカルに則夫さん(MASTERMIND),かみーゆ(ARGUMENT SOUL)を迎えてのスーパーセッション。



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安田さん、則夫さんの面白MCから歌詞の内容を則夫さんが伝え原曲通り則夫さんのヴォーカルからスタート。
ヴォーカルパートは3人万遍無く新たに振り分けられそれぞれ持ち味を発揮した素晴らしい超絶な歌声でした。
演奏もガチで(当たり前)素晴らしくてこれがこの日最初のハイライトだったと思います。
こんなセッション二度と見れないかも。

最高の盛り上がりで終了しました。

自分の無茶振りに応えてくれたAZRAEL、かみーゆ氏、則夫さんに本当に感謝感謝です。


WILD FRONTIER



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最後はうちですが改めて言いますが時間などの都合上いつも最後にやっていますが決してメインアクトではありませんのであしからず(爆)


今回は新リズム隊にドラムの天田、ベースのカズ(SOD8が初登場)加入後の初live!


今回も会場でのリハ無し。驚異的な5バンドの後に登場ということで相変わらずテンパリながら登場しました。
今回は同世代のバンドさんも多いこともあり今、披露できる8曲を全て精一杯披露させて頂きました。

相変わらず自分は顔芸でごまかし腹で鳴らす演奏しました(爆)


しかし上手側でTOUR BANDの皆さんがガン見で盛り上がって最前でAKIRAさんがエアギター決めてるのにはビビリましたよまじで(爆)


THE LONERはバンドでは初披露でしたが色んな思いを込めて弾かせて頂きました。


皆さんラストのOUT IN THE FIELDSまで盛りあっがって頂いて感無量でした。


今回、思ったのは俺個人的には当日の会場リハをやらない個人練習しすぎない方が上手くいくということです(笑)


さていよいよラストはスーパーセッションです。


うちのメンバーにはA1氏除いて2秒で撤収していただき(爆)、ステージにメンバーを招き入れました。


メンバーはHELLHOUND,メインヴォーカルにAKIRAさん(AZRAEL),かみーゆ(ARGUMENT SOUL),コーラスにYUKO(SKULL FUCK),GAHAKU(Refion13),A1,DEATH(WILD FRONTIER),そしてこの曲のために駆けつけてくれたkohさん(Bellfast),急遽会場に参戦してただいたIZAKIさん(BLASDEAD)という超豪華メンバー。



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披露されたのはこの日の無料配布CDに収録されているMETAL WARRIOR 2011


場内、もちろんこの日一番の壮絶な盛り上がりでめたるめたーるうおーりあーの大合唱。

最後は仙台コール、DEATHコールまで・・・・(泣)


本当にメタルやっててよかった。


企画開催してよかった。


会場にいた全ての皆さんが笑顔になっているのを見て心からそう思いましてた。


打ち上げも最高でした^0^



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改めてこんな時に来仙して素晴らしい心のこもったLIVEやってくれたAZRAEL,ARGUMENT SOUL,HELLHOUND,ゲストヴォーカルの皆さん。


裏方で沢山協力していただいたBLPの大西さん。

仙台組のSKULL FUCK先輩、Refion13,うちのメンバー


パースクスタッフ、フラスタの佐々木さん。


そして何よりも会場に足を運んでくれた仲間たち、お客さん本当に有難うございました。


被災地の戦いはまだまだ続きますがこのMETALの力。


皆の思いがあれば絶対乗り越えられると思います。


まだまだSOUND OF DEATHは続行します。


皆の笑顔を見るために。


皆さんまた8/27フライングスタジオで再会しましょう。

本当に本当にありがとうございました。


NEVER SAY NEVER

THE WAY IGO



WILD FRONTIER SET LIST


1.RUN FOR COVER
2.SHAPES OF THINGS
3.Gu solo~MURDER IN THE SKIES
4.OVER THE HILLS AND FAR AWAY
5.THUNDER RISING
6.WILD FRONTIER
7.Key solo~THE LONER
8.OUT IN THE FIELDS