前回のつづきです。

 

スタジオで働いた経験から感じたことは、「世の中には女性への変身願望のある男性が意外と多くいるのだなあ」ということでした。

 

お客さまの年齢層としては20代から上は70代まで💦

中高年の方が圧倒的に多かったです。

 

というのも、大変高額な料金設定なので、メイク、衣装、写真撮影の約2時間ほどで数万円かかるんですね。

 

若い方が気軽に利用できる料金設定ではないのです。

 

なので、ある程度、お金に余裕のある中高年のお客さまが多かったです。

 

でも、メイクをするほうとしては、若い方のほうが厚塗りせずとも、お肌が綺麗なのでやりやすかったです💦

 

お年を召すほど、メイクは苦労しました。

これは女性も一緒ですね。

 

お客さまとお話するなかでわかってきたことは、皆さん、トランスジェンダーなどではなくほとんどの方が異性愛者、いわゆるノンケ、家庭を持っている方も多くいました。

 

お勤め先も超有名企業だったり、会社経営者だったり、先生と呼ばれるようなご職業だったり・・・

 

女装に興味を持ったきっかけは人それぞれなんですけど、高級クラブなど女性を相手にする遊びには飽きてしまい、新しい遊びを探して女装にたどり着いたという会社経営者の方や、普段は責任のある堅い仕事をしているだけにストレスがたまり、女装でストレス発散してみたくなった、会社の忘年会で出し物に女装したらハマってしまったなどなど。

 

数回、女装をして満足される方も多いですが、どっぷりハマる方も少なくなかったです。

 

なかには、妻子のある方でしたが、女性性に目覚めてしまい、ホルモン注射までするようになり、離婚された男性も・・・

 

奥さまに理解があり、家族公認で女装趣味を続けておられる方もいました。

でも、その方が、こっそり娘さんの高校の制服を着て、娘さんの部屋で写真を撮り、ブログに写真をアップされてるのにはさすがにドン引きしましたが・・・・

娘さんの制服、ビッチビチで今にも破けそうでした。そういうのはやめてあげて欲しいですね。

 

そんな感じで、趣味がエスカレートして人生を左右してしまうほどの方を数人見てきたので、女装趣味もほどほどにしたほうが良いのではと思いました。

 

ストレス発散のために始めた趣味で家庭を壊してしまっては元も子もありませんからね。

 

最近はLGBT法案の報道も多くなり、女装への風当たりもちょっと厳しくなってきているのではないでしょうか?

 

大浴場やトイレの利用の問題など。

 

異性愛者が趣味として女装されているのと、トランスジェンダーの方が女性の恰好をしておられるのは目的が違いますが、外からは区別しにくく、いろいろと難しいですね。