昨日、会社でエクセルを使っていたとき、
あるセルの内容を他のセルにコピーしようと思い、Ctrl+Cを押してCtrl+Vを押そうとしました。
ところが、VとNを押し間違え、Ctrl+Nと押してしまいました。
すると、新しい「Book1」が立ち上がりました。
「あれ、もしかしてCtrl+Nは新規作成の意味なのか?」と思ってネットで調べたら、
やはりそうでした。
今まで、新規のファイルを作るときは、
普通にデスクトップにあるエクセルのショートカットをダブルクリックしていました。
今回の押し間違えがなければ、Ctrl+Nが新規作成であると知ることはなく、
当面の間同じようにエクセルを開いていたと思います。
このように、うっかり間違えたことが偶然新たな発見のきっかけになることは、
今までも何度かありました。
皆さんも経験があるのではないでしょうか。
「災い転じて福となす」という諺がある通り、失敗したことが結果的に役に立つこともあるので、そう考えると失敗への恐れがなくなるのではないでしょうか。
今回のショートカットキーの件は、押し間違えたという失敗の直後に学びに気づいたので、
失敗から学びが実感できるまでの間が極めて短時間でした。
しかし、物事によってはそのようなことばかりではなく、
そのときは全く良いことではないように感じても、
何年も経ってから「あの失敗がまさかこんなところで役立つとは思わなかった」
と良い結果につながることもあります。
失敗からそれが役立つまでの期間は、直後だったり数年後だったり千差万別ですが、
いずれにせよ失敗したり間違ったりしたときは、「これも後で役に立つときが来る」と前向きに捉えてみてはいかがでしょうか。