ウィーンと言えば
ウィーン少年合唱団を思い浮かべる方も
多いですよね!

私も日本にいる頃、何度もコンサートを
聴きに行きました。
幸運なことに、小学生の頃に
児童合唱団に入っていたので、
一度だけ同じステージで歌ったこともあり、
私にとって、ウィーン少年合唱団は、
ずっと特別な存在でした。


ウィーンに住んでからは、たびたび
王宮礼拝堂で行われるミサに行きました


 







本番前に、階段を降りてくる団員達。


元気な男の子達なので、舞台裏は

わちゃわちゃしてます(笑)

この様子から、私は彼らを親しみを込めて

"ウィーン少年ちゃん"と呼んでました😆







少年ちゃんたちは、

礼拝堂でのミサが終わると、

サービス?で外に出てきて

一緒に写真を撮ってくれます。
















すごい人気なので、みんな
撮影に追われてました😅



彼は、何度か通ううちに
顔見知りになり、
ちょっと時間がある時は、
話すことが出来たので、
ここぞとばかりに、
寄宿舎での生活とか訊いたりしました😆






幸運なことに、
クリスマスのミサに🎄









礼拝堂の中の席は
こんな感じです。


この子も、何度か会ってるし
クリスマスなので
小さな贈り物を(日本の文具)🎁
そんな時は無邪気に喜んでくれて
たくさんの人に注目されて
ステージに立つ日々だけど、
まだ子供なのだなと
微笑ましかったです。



この子は、ミサの後に
買いました。



制帽もかぶってます。



ウィーン少年合唱団の子達は、
寄宿舎生活なのですが
日曜のミサで歌った後は、
少し自由時間なのか、
週末は実家に帰っているのか、、

ミサで我が子が歌うのを観に来て、
礼拝堂から近いデメルで
お茶するご家族をよく見ました。

ウィーン少年合唱団の制服を着た息子と
デメルに、、
誇らしげなご両親の様子が
心に残りました✨


この写真はデメルから
出た時に撮りました。
王宮のすぐ前です!




ウィーン少年合唱団
創立500周年記念コンサートが
ムジークフェラインで行われた時
運良く聴くことが出来ました!

500年、、すごいですよね✨












ウィーンで買った
ウィーン少年合唱団の本です


彼らの日常も紹介されてます。




















楽しそうに湖で遊ぶ様子をみると、
安心しますね。
いつも歌の練習とコンサートなどに
追われて忙しそうなので。

彼らの寄宿舎があるのは
アウガルテン


そこには、有名なアウガルテン磁器工房も
あります!
秋のある日、私は工房見学に行きました。





これも、オペラ座の裏を見学した時と同じで

日本人会婦人部主催でした。


後ろに見えるコンクリートの建物は、、

第二次世界大戦の時、

ナチスによって造られた高射砲塔です。

負の遺産ですね、、😔

優雅なアウガルテン宮殿とは

真逆のイメージで

目立ちます、、


別のところにも建っており、そこは

水族館になっていました。




これが水族館になっている建物





周りが、ちょっとした公園みたいに

なってるので、子供連れがいたり

散歩する人の姿も。



近くで見ると

かなり大きいです。


ウィーンには他にもいくつか

残っているそうですが

あまりに堅固で、

取り壊すことが出来ず

そのまま存在しているようです😔


水族館の入り口。


負の遺産を

ここでは市民のために

活用されていました。












さて、、

工房見学


ショップで売られている物しか

見たことがなかったので、

作る工程を見ることが出来るのは

とても興味深かったです。





たくさんの職人さんが

働かれてました。

バラバラのパーツを繋ぎ合わせたり、

少しずつ色を塗ったり、、

当たり前ですが、

こんな風に一つずつ

たくさんの工程を人の手で

心を込めて仕上げていくのだな、

我が家に来たものは

大切にしなくてはと思いました。



ふと見ると、、

ジェームスディーンの写真が😊






まだ若い職人さん!

ジェームスディーンに

憧れてるのかな😉

伝統を受け継ぐ人たちの

仕事を離れた時の素顔が

少し見えた気がして

とても印象に残りました。





この天使ちゃんが仕上げられていく様子を

じっと見たので、この子を連れて帰りました😊





素晴らしい作品が、たくさん
展示されています。






 今は、我が家のキャビネットに!











少年合唱団について書いたので
いくつかお薦めの映画を!

まず"ボーイソプラノ"

あらすじは、、
2枚目の写真で読んでくださいね(笑)

ダスティンホフマンが、良い味出してます。

この映画の1番の見どころは
主役の子が、コンサートでソロを
歌うシーン。
その声の美しさ、
高音の素晴らしさ、、
私が好きで何度も見てしまうのは、
絶対成功するとは言えない
難しい高音部分が綺麗に響いた時の
指揮者や指導してきた先生たちの顔!

はい、オタクですみません(笑)
かなり見方が独特なのですが😂
是非、観て頂きたいです!

彼を合唱団に推薦する恩人
(学校の校長)は
"愛と青春の旅立ち"の
デブラ・ウィンガーです。
素敵に歳を重ねられてました。



この映画の大切なシーンの一つに
美しいボーイソプラノだった子が、
ある日、声変わりをして、
苦悩する様子があります。

どんなに願っても、
ボーイソプラノは、永遠ではない、、
ひとときだけ神様から与えられた
天使の歌声なのだな、、と、
ウィーン少年ちゃん達を
思い浮かべながら、切なくなりました。
彼らと話した時も、
声変わりをした後のことを考えて
勉強も頑張らないとって
言ってたので、、。









"コーラス"

これは、もう、主役の子の声の清らかで
美しいことに胸を打たれます!









主役を探し歩いていた監督が
合唱団の練習で彼を見つけたそうです。




本当に美しい声なんです。



ものすごく人気が出て、
コンサートも開かれ、、
そのDVDも買いました。

主役の子はもちろんですが、
この合唱団の女の子が素晴らしい歌を
聴かせてくれてます。
こんな声で歌えたら、どんなに幸せだろうと
羨ましくなります!










これは、歌ではなくバレエの映画

リトルダンサー "BILLY ELLIOT"


数年前、このミュージカルを東京まで
観に行きました!








これも、あらすじは
下の写真を読んでくださいね😂

この映画の見どころは、最後の最後、、
大人になった彼が白鳥の湖を踊るので
お父さんやお兄さん、幼馴染が
観に行くのですが、、
そのステージに出た瞬間‼️
もう、鳥肌立ちます!
また、独特な感性で、
ごめんなさい😆
でも、見た人は、絶対最後に
ゾワーーっと
感動で鳥肌が立ちます(笑)

不器用で頑ななお父さんの
息子への愛情にも
心打たれます✨






ウィーン少年合唱団も、
映画の中の男の子達も、
一番輝く時期は、
あっという間に過ぎて、、、
それは、人の一生も同じですね。
庭の花や木々を見ても
そう思います。
命あるものは、皆、、

どんなにお金があっても、なくても、
権力があっても、なくても、、
時間だけは皆に平等ですね。

限りある、
そして、1秒たりとも2度と戻らない
"今"を大切に過ごしたいと思います✨