皆様大変ご無沙汰いたしました🙇‍♀️🙇‍♀️

色々と、やるべき事が重なりまして、、
精神的にも、なんとなく気落ちして
ブログから離れていました💦


これから、ゆっくり皆様のところに
お邪魔させて頂きます✨


今日は、
ウィーンでの3年間を過ごした懐かしい家と、
よく家族で行ったホイリゲについて。



ホテルを出て、バスで🚌郊外へ。

ホテルは1区にあり、私が住んでいた家は
19区というところにあります。
ウィーンは、
東京と同じ23区に分かれています。

19区は世田谷区と姉妹区になっており、
緑がいっぱいで暮らしやすい所です。

ちなみに、、19区で育った長男は、
今、世田谷区に住んでます😁




懐かしいバス停🚏


そこには、小さな公園が。

バスを降りると遊び始めてしまい、

なかなか家に帰ろうとしなかったな〜と

懐かしく思い出しました☺️






秋 枯葉を拾って遊びました


春、夏は、お花いっぱい





道向こうには大学の建物が。








バス停から、この道を歩いて家へ。


外観は古い建物でも、

中は豪華で美しいお宅も多く、

夜に歩くと、灯りのついた窓から、

煌びやかなシャンデリアや

素敵な家具が見えたりして、

後で尋ねたら、大使公邸だったり✨





私が住んでいた建物は大きな道路からも、

小さな道からも行くことが出来、

(大小二つの道に挟まれて

建ってる感じです)


大きな道路から入る方は、

住んでる人のための庭から

直接入れますが、

建物の入り口に行くには、

庭の鍵を開けなくてはいけません。


家を出て、大きな道路に行く時は、

庭の鍵を開けて中に入り、

この階段を登って道へ。







これは、1997年の同じ場所。






庭の入り口の鍵を開けて中に入ったところ

奥に見えてる階段を登ると
大きな道に出ます。


こちらは、小さな道を歩いて

建物に着いた所。

階段を登ると庭の入り口があります。





小さな道の様子

突き当たりは、とても大きなお宅

私達が住んでいたのは右手の建物



買い物帰りの小さな道にて

この辺りは、ウィーンではめずらしく
一戸建ても多かったです




いつも声かけてくださっていた
近所のお宅


買い物には、この下の道まで階段を
降りて行きました。
途中には、タンポポも咲いてました。
タンポポなんて、、
どこにでも咲いていますが😂
ウィーンでの生活を思い出す懐かしい黄色🌼
今でも、庭のタンポポを見ると、
この道を思い出します。


今回、ブログを書くので
アルバムなどを久々にゆっくり見ていたら、
懐かしいものを見つけました😆

どんな家に住むのかと
心配していた日本の家族に
言葉で説明するのは難しいので
主人がパソコンで簡単に
部屋の様子を描いたもの。
まだ住み始めてすぐで
ピアノがなかった頃。
ピアノはブルーの部屋の
飾りだなのとなりに置きました。





玄関入ってすぐの"前室"


日本で部屋を借りるときに、

"前室"、、というのは、

聴いたことがなかったのですが

広い玄関のようなものでしょうか🤔


息子の後ろ、

右側の扉はクローゼット、

左はトイレ

(トイレは洗面所にもう一つあります)


クローゼットは、もう一つ、

この前室内にあります。


クローゼットの右側が

キッチンの入り口です。


私たちは、ドアを開けてすぐ、

靴を脱いで置いてました。

この前室でコートなどを

クローゼットにかけて、リビングへ。


前室は、この派手な鳥の絵の壁でした。

(布張り)


住み始めた頃は、息子が、

この鳥の絵を怖がって泣いていました😂


玄関としては、かなりの広さがあり、

三輪車に乗る練習も出来ました(笑)








少し慣れて、前室の鳥の絵の前で
この笑顔😆


ここは、リビング横の書斎というか、
ダイニング??
やはり三輪車でウロウロ(笑)

この部屋に大きなテーブルがあるので、
家族以外のお友達を招いた時は、
そこでお茶したり
食事をしたり、、。
ピアノとキャビネットも
ここにありました。




こちらが、テラスに面したリビングです。

お天気が良すぎて写真が暗いのですが

とても落ち着ける空間でした。





ダイニングから見たリビング



前室、キッチン、ダイニング、リビング、

子供部屋、寝室、、

全て違う色で塗られていたり、

華やかでカラフルな布張りの壁でした。


子供部屋の壁は、ミントグリーン




これは、ウィーンで迎えた
初めてのクリスマスイヴ🎄
大家さんが、おもちゃと、
たくさんのクッキーを
届けてくださり、
早速遊んでました。



リビングから、いつも、

この庭を眺めていました。





テラスは、家族みんなの

お気に入りの場所でした。


特別なことをしなくても、

ただ木々を眺め、巣箱に来た鳥を

そっと観察し

お茶を飲んだり、食事をしたり、、


そんな時間が幸せでした。



真冬で外に出られないくらい寒い日も
この景色に救われました。





ピアノも、、
この頃は、よく触っていました。
と言っても、まだ幼かったので
教えていたわけではなく
音を出して楽しんでいたので
自由に触らせていました。
(指の形が、、🤣)
残念ながら帰国したら、
全く弾かなくなりましたが😥












“弟"をおんぶして家の中を
三輪車で走るのが日課😂





なんか、、
"子守り"感がすごい😆
昭和??(笑)

















三輪車のサドルに寝せて診察?(笑)



"弟"のお世話が大好きでした🥰
本の読みきかせも。
字が読めないので、
毎回色んなお話を作って
聞かせてました☺️




これが、私の中で一番大好きな
ウィーンの景色❤️

部屋の窓から、いつも、遠くにウィーンの森が見えました。
辛い日も悲しい日も、自分が情けなくなって
涙しか出ないような日も
窓から、この景色を眺めました。
大晦日には、山の方に花火が上がるのを
見ながら年を越しました。

なんてことない風景ですが、、
私にとっては、
何十年経っても忘れられない
大切な景色です✨









ウィーンでの3年間、
本当に色々助けていただいた
お隣のM夫妻

これは17年前に訪問した時。
息子達のために、お嬢様とお孫さん達を
呼んでくださってました。
お茶を頂き、
子供達は大はしゃぎで遊びました。









これは、まだ住んでいた頃

ご夫妻には、お嬢様が2人!
次女さんには、
3人の男のお子さんがいて
(下の二人は双子ちゃん)
下の子達は息子と同じ歳だったので、
よく声をかけてくださり、
お宅で遊びました。

ご長女には、お嬢様が1人!
息子より少し歳上。
可愛くて、賢い女の子でした💕





M夫妻が孫娘のために
作られたドールハウスコーナー!

その子がいる時に、
きゃー可愛い😍と騒いだので
時々遊ばせてくれました(笑)








男の子の母である次女さんとは、
子育ての悩みも話したり、、









M夫人には
たくさんのことを教えて頂きました。

ドイツのアウクスブルク出身で、
かなりお仕事で成功なさった方らしく、
寒い時期の数ヶ月は
スペインのマヨルカ島にある
別荘で過ごされていました。
毎年、マヨルカ島から
お葉書を送って下さいました。




口調はきついけど(特にドイツ語に
慣れるまでは、怒られてる気がして😂)
賢くて、困ると助けてくださって
温かい方でした。



帰国した後、お手紙と一緒に送られてきた
ご夫妻の写真

夏のバカンスで撮られたもの






ダイニング(書斎)では
私の友達だけでなく、
キンダーガルテンのお友達も、
おもてなし😆



たくさん遊びに来てくれた日は、、


おやつも、たくさん❣️





この部屋は、明るいブルーの壁でした。



キャビネットの中、、
少しずつ好きなものが集まってきました🥰














さて、ホイリゲです!(やっと、、笑)

"ウィーン初日の夕食"に書きましたが、

ホイリゲとは、、簡単に言うと
ワイン酒場です。

ホイリゲ heuriger 
ドイツ語の"heurig"が語源とされ、
"今年の"という意味から、
今年のワイン、、新酒を飲ませる店のこと。

郊外にホイリゲは集まっていて、
ブドウ棚の下で飲めたりします。
お店の入り口に松の枝が下がっていたら、
営業しているということ。

料理が並んでいるショーケースを
見て注文し、支払い。
選んだ料理は自分でトレーに乗せて
席に運びます!
ワインはテーブルで頼み、
最後に精算するのが一般的。

ショーケースを見に行かず、
テーブルでメニューを見て、
お料理を注文することもできます。


自宅からバスに乗って、
よく訪れたホイリゲへ。




いくつものホイリゲが並んでいます。



ここが一番通ったホイリゲ





1998年当時
上の2枚と見比べても、街並みは、
そんなに変わっていません😁











2019年9月







1998年8月
21年前






もちろん冬も行きました!



店の入り口








室内にもテーブルはありますが
かなり寒くなるまでは、
みんな外で飲むのが好きです!


左手には葡萄棚があり、
そこにもテーブルが置かれています。




ここが葡萄棚のところ
清々しい気持ちで過ごせました



21年前
この写真の右に見えるアーチの部分が
ニ枚上の写真で、私たちが座った場所です。








中に、料理が並んだショーケースがあります。
たくさんのゲストの写真が!







階段横にも、びっしり著名人の写真が並びます。



私が尊敬し、大好きなソプラノ歌手
エディタ・グルベローヴァの写真も。






サインがたくさん!




ローストビーフや、ポークグリルなど
美味しそうだなと思った物を
選んでテーブルへ。







大きなクネーデル(お団子みたいなもの)が
どーんと乗って、
見た目はちょっと、、ですが(笑)
とても美味しかったです。





3人で乾杯🥂
ホイリゲでは、ワイングラスではなく、このジョッキで出てくるのが一般的です。






この時期だけしか飲めないSturmシュトゥルムを!
シュトゥルムは、収穫したブドウがワインになる
発酵途中段階のもの。
ぶどうジュースからワインに
変わっていってる時期だけの
期間限定なのです。

アルコールは入っていますが、
味は甘く、微炭酸というか、、
シュワっとしています。

普段甘いワインは飲みませんが、
シュトゥルムは特別!

また、この時期が来たな〜と
季節を感じるウィーンの秋の味です🥰

白く濁って見えるのがシュトゥルム!







これは別のホイリゲ
もう25年前です。

ホイリゲには、数人でウィンナーワルツなどを演奏する楽士さん達がいることもあります。
日本人だとわかるとテーブルの横に来て
日本の歌を演奏し始めたり、、。

チップを払わなくてはいけないので、
聴きたくない時は、
曖昧にニコニコ眺めたりせず、
興味がないということを
示した方が良いです😅

この時は、息子が興味を持ったので、
音楽を聴いていたら、
抱き上げて音を聴かせてくれました。




ここも、とても人気のあるホイリゲです。
マリアテレジアイエローの壁に
花が映えますねー💕



外のテーブルで、ゆっくりと食事。
本当に気持ちの良い時間でした。




同じキンダーガルテンに
子供が通う日本人家族で
ホイリゲに行くこともありました。




冬は、部屋の中で!









これは、以前ブログで紹介した
街中のホイリゲ"GIGERL"

中は、普通のレストランという感じです。
この時は大学時代の親友が遊びにきたので。



ホイリゲの窓



この、、
窓の下に赤やピンクのゼラニウムが
咲き誇る様子に憧れてます(今も😆)







ホイリゲの帰り

地下鉄



これは、
なんとゴミ焼却場❗️
地下鉄の駅から、すぐです!

フンデルトヴァッサーの作品。
派手な外観に目を奪われますが、
ゴミを焼却した時の予熱を周辺の暖房に使っているそうです。




ちなみに、この集合住宅も
フンデルトヴァッサーの代表作の一つ

実際に人が住んでます!
カラフルで可愛いです💕




ホイリゲの帰りに見かけた看板



夕暮れ時のシュテファン大聖堂



もうすぐ空港に向かうという時、、
しばし街を眺めました。

切なくて泣きそうでした🥺


ウィーンの空港で

軽食をとり、乾杯🥂

すぐまた来たいねって話したのに、、
次に行ける日は
いつになるでしょう、、



大量のモーツァルトチョコ

これは、友達や職場へのお土産用ではなく
長男用!
三つ子の魂と言いますか、、
2歳から食べていたため、日本人には
あまり喜ばれないモーツァルトチョコが
何より大好きな長男😂
仕事が休めず、一緒に行けなかったので
たくさん買ってきて!と。



これは、ソースなど


スープ


ABCズッペは昔から
息子たちが大好きでした。
ABC、、のパスタが入ってるスープ

すぐに行けるわけではないので、
スープやソースなどは自宅用に
たくさん買い込みました。
もっと買えば良かった、、(笑)


長々と書いた2019年のヨーロッパの旅
一応これで終わりたいと思います。

今回、懐かしいアルバムを開いて
色々なシーンを思い出したので
これからも日々の出来事の間に
ウィーンでの生活のことを
書こうかなと思っております。

とりあえず次は
ウィーン少年合唱団と
大好きなアウガルテンの
工房見学を!

あっという間に
4月も半ばになりました。
コロナの感染、、
増えてきた地域もありますね😣

早く収束してほしいと
ひたすら願うばかりです。

皆様、くれぐれも
ご自愛くださいませ。


長いブログを読んでいただき
ありがとうございました🥰❤️