今週末3/20~22の完成現場内覧会の見どころ

第4弾です。


今日は今まで①~③まで見所を掲載してきましたがその見どころを少し掘り下げてお話しようと思います。


皆様、理想の住宅像をお持ちであると思いますが、その理想と現実が完全に一致して建てられる方って実はごくごく少数の方といわれてます。


昔ながら言われることの一つに「家は3回建てて初めて満足するものができる!」という言葉があります。

せっかく新築しても3回も建てないと理想の家ができないなんて・・・。


でも、一昔前はこれが現実でした。しかし、今の時代は耐震や断熱、気密などは100年、200年持って当たり前の時代。欧州基準の建物はもうすでにこのレベルで標準化されてます。


魔法瓶を思い浮かべてください。外側を完全に断熱することによって中に入ってるお湯は冷めません。また楕円形の容器ならば多少落としたりぶつけたりしても大きく破損はしませんよね。


この魔法瓶と住宅も一緒で外側で目に見えなくなる構造体(柱や梁や土台等)の耐震性や断熱気密性能を少なくとも施主が生きている限りは取り換え不要のものとしておき、家の中の生活空間を世代が変わっていくのと


一緒に可変させて行くことが今の住宅に必要なことなんです。地球温暖化という観点から見てもいいものを長く使う、またそのいいものもできる限りエネルギー消費の少ないものを使うことで初めてひとりエコが達成される


ものと思います。本題からだいぶそれましたがそんな考え方で作り上げた新商品「9b」の商品詳細を設計相談や資金繰り相談と交えてお話できるコーナーを設ける予定です。


生涯コストと私はよくお話させていただきますが家を建てたとき安い家でも10年後、20年後に必ずメンテの時期が来て更新費用がかかります。その時の更新費用まで最初の設計段階で考慮してる家が初めてローコストで


リーズナブルな住宅だと私は考えてます。そんな未来の間取りまで設計考慮してる家「9b」のお話が少しでも皆様の家づくりのご参考になれば幸いですので是非会場に足をお運びいただければと存じます。


明日はいよいよ内覧会前の最後のブログ更新になりますが、先ほどちょっと触れました生涯コストについて具体的なお話をさせていただこうと思います。


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