・miki(みき)と言います。子どもと作る「楽しい」が大好き。
・生き物、読書、お絵描き好きの9歳8カ月長男(小3)と、音楽、かけっこ好きの6歳6カ月次男(年長)・アメンバー申請についてはこちらをご参照ください。
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【PR】インバス アカデミーを体験!
知育業界では何年も前から話題になっている「非認知能力」。
テストや学力検査で測定できる「認知能力」とは対照的に、
物事に対する取り組み方や他人との関わり方など、
日常生活や社会活動で重要視される能力が「非認知能力」なんですよね。
つまり「認知能力」は数値化できるけれど、
「非認知能力」は重要なのに数値化できないという難しさ!
そんな「非認知能力」の一端を学べる
「インバス アカデミー」の体験に行ってきました!
「インバス アカデミー」の「インバス」は、「インバスケット」の略です。
Q、インバスケットって何?
A、ビジネスシミュレーションツールのことです。
「仕事であるトラブルが発生した!」と仮定して、
それをどう対応していくのか繰り返しシミュレーション!
問題解決までの考え方を増やし、リーダーとしての能力を身につけるという、
企業が管理職の人間に課す人材育成プログラムです。
ほら、運転免許証の講習と同じ!
「車の影から人が飛び出してくる」なんて事故を、
シミュレーションを通して学んでおくようなアレです!!
って、子どもの教育じゃなくて社会人向けか――い!!
(セルフツッコミ)
いやいやこれがですね?(正座)
結果重視ではなく、結果に至るまでのプロセスをトレーニングするという考え方がですね!?
このインバスケットの考え方を学んだ人たちから、
「もっと早い時期から学びたかった」
「子どもにもインバスケットの考え方を伝えたい」
という声が多数あがったようなんです。
もともと企業向けの研修や、
人材育成用の問題作成に取り組んできたインバスケット研究所。
そんなインバスケット研究所がついに、
子どもの「問題解決力」「判断力」「コミュニケーション力」に特化した習い事を始めた……
それが、インバス アカデミーです!
百聞は一見にしかず。
私の拙い説明はこのくらいにして、
まずは体験した内容をご覧ください。
絵本POP作りイベントを体験
さて今回、小3の長男が体験させてもらったイベントがこちら!
おすすめの絵本を紹介するためのPOP作り!
とはいえ、このイベントに参加する子どもたちは、みんな初対面なので、
まずは打ち解けるためのプチゲームをします。
……という流れなんですが、今回は特別体験ということで、
残念ながら長男しかいない――!!!
そこでスタッフさんと真剣勝負!
じゃんけんをして負けた人は、新聞紙を半分に折り畳み、
それを繰り返して新聞紙から落ちたほうが負けです。
両者一歩も引かない白熱した戦い!
そしてついに……
僅差で長男の勝利!!!!(笑)
さぁ、場もあたたまってきたところで、本題にいきます。
今回、POP作りをする題材はこちら。
はらぺこあおむし―――!!
まず最初は感想を箇条書きにするんですが、
さっそく難航!
小さい頃から何度も何度も読んだり歌ったりしてきた絵本。
逆に何を書けばよいのかわからなくなってしまったようです……。
そんな長男に、先生から助け舟!
答えを直接伝えるのではなく、
あくまで絵本について会話をする流れでヒントをくれた先生。
長男の中でピックアップしたい点が見えてきたみたい!
さぁ、次はPOPの下書きタイムです!
とはいっても、POP作りなんてしたことがないし、本屋でじっくりPOPを見たこともない長男。
これまた悩む―――!!!
ここで先生からまたまたヒント!
先生:「だれがこのPOPを見ると思う?」
好きな絵を描くお絵描きとは違って、見る人がいるという視点!
長男、「ちいさな子とか、おかあさんとか……」と答えた後、
「ちいさな子が読めるように、ぜんぶひらがなにしたほうがいいかも!」と気付く!
さらに、「そもそもPOPは何のために作っているのかな?」というヒント!
長男は「ストーリーがわかりやすくなる」「ビニールで中が見えない時、話が気になって買いたくなる」と発言。
最後のヒントはこちら!
先生:「この2つのPOP、先生が一生懸命作ってみたんだけど、どう思う?」
「文字だけだと大人向けで読みにくい」し、「絵だけだと、まるで鬼も桃太郎の友達のようで、ストーリーがわかりにくい」と長男。
たくさんのヒントを通して、いろいろな気付きを得た長男!
やる気いっぱいで清書を始めました。
実はPOP作りは初めてでしたが、長男、個人的にチラシを作ったことはあります。
過去に2回、子ども向けフリーマーケットに参加した時!
お店のチラシを作ろうとしても、
いったい何を書けばいいのかまったくわからなかったんですね。
ひらがなが書ける。漢字が書ける。
日付けや曜日もわかるし、絵だって描ける。
テストで点数を取る「認知能力」の部分は、小3として成長しているけれど、
それを誰に向けて、どんな情報を、どんなふうに書けばいいのかがわからない。
その視点は「やったことがない」「考えたことがない」のでイメージできないわけです。
今回、「POPを見るのはちいさい子」と考えた時、
長男がピンッ!と「ぜんぶひらがなに!」とすぐに思いついたのは、
「年末に4歳のいとこちゃんに年賀状を書いた時、4歳でも読めるように全部ひらがなで書いた」
という経験が、引き出しから出てきたんじゃないかと思います。
シミュレーションを繰り返すと問題解決力がつくのと同じ!
経験を積むことによって、問題解決のための引き出しが増えるっていう。
今回、さまざまな過程を経て、
「POP完成」というゴールまで辿り着いた経験は、
さまざまな場面の「問題解決」や「判断」のための力になると思います。
というわけで、
完成―――!!!!
●本来あおむしが食べるものじゃないものを食べているのがおもしろい!
●「へんしーん!」というところがこだわり!
●最後に「イモムシがなったものとは?」で中身が読みたくなるように!
という本人なりのポイントを発表してくれました。
さらに他の子どもたちのPOPも見せてもらいました。
今回は体験イベントだったので長男だけでしたが、
過去に同じイベントをやった時は、こんなにステキな作品がずらりと並んだようです。
スゴイ!!!
長男ひとりだけで作るよりも、お友達と意見交換したら、
もっとさまざまな考え方に気付けたんじゃないかと思います。
最後にまとめ!
「POPを完成させる」ことが今回のイベントのゴールでしたが、
あくまでそれは結果であって、重要視すべきは過程!!
「自分の伝えたいことを上手く伝えるためには?」
という考え方は、POP作りだけでなく、
日常生活のさまざまな場面で「力」になるんじゃないかと思います。
子どもに必要な「決める力」
というわけで、長男は大いに満喫し、私自身も学びがあった体験イベントでした。
あらためまして「インバスケット」の考え方。
このインバス アカデミーを始めたインバスケット研究所の社長さんが、
子ども向けにわかりやすい本を書いてくれています!
-PR-
『10歳から知っておきたい「自分で決める力」の伸ばし方』です。
(※公式ページからお写真お借りしました)
漫画と文章で、お子さんでも読みやすい構成になっていますし、
大人も軽い気持ちでサラリと読むことができます。
●習い事でやりたいことが多いけれど限られた時間でパンクしそう!
●中学受験をするか公立中学に進むか、どっちにしたらいいか決められない!
●クラスで物がなくなるトラブル発生!自分だったらどうする?
などなど「14のクエスト」を通して、
「自分で決める力」の重要さを知り、判断力をトレーニングしていく1冊です。
このクエストに正解はありません。
「優先順位を決める」「取捨選択」「事実確認」など、
「自分で決める」ためのヒントが散りばめられています。
【はじめに】では、こんなことが書かれていました。
学校ではいろいろなことを教えてくれます。
しかし、教えてくれないこともあります。
そのひとつが「決め方」です。
(中略)
学校では「これをしてはいけない」ということは教えてくれます。
例えば「学校の帰りに駄菓子屋に寄ってはいけない」だとか。
つまり選んではいけない結果は教えてもらえたわけです。
確かに―――!と目からウロコですよ。
「してはいけないこと」は確かに教わる!!!
そして成長して社会に出ると、
いきなり「自分で考えて決断して行動しろ」って言われるようになるんですよね……ツライ……。
ある研究者は、人間には1日で最大35,000回決めることがあると言っているそうです。
「服を選ぶ」など日常生活の一部になっているものから、選ぶのが難しいものまで。
決める力がなければ、チャンスすら逃がしてしまいます。
「でも判断力って、生まれ持った素質じゃないのー!」(心の叫び)
って思わず訴えたくなるわけですが、本の中ではこんなふうに書かれています。
「判断力はトレーニングをして伸ばすもの」と。
え、判断力ってトレーニングで伸びるの!?(びっくり)
自分で選択肢を作り、その中から最適なものを選ぶこと。
それが「決める」です。
ではどうやって選択肢を作るのか。
ここでインバスケットですよ!(鼻息)
習ったことや覚えたことを「できる」に変えるシミュレーション!
トレーニングすることで自分の中の引き出しが増え、選択肢も変わってくる!
インバス アカデミーは、
「子どもたちが今後の不透明な時代を生き抜くことができる力を身につける」
ということを目標として掲げています。
も――正直ですね?
最初にこの言葉を見た時は、「聞こえのよい抽象的な言葉だなー」なんて思っちゃったんですよね。正直。(すみませんすみません!)
でも今回体験して、お話を聞いて、本を読ませていただいて、
確かにこの「力」は生き抜くために必要な力だ!!!
って全力で納得しました。
本の最後にはこんなことが書かれています。
「どんな判断をしようとも、そこに間違いはない」と。
確かにそれぞれの判断に正解も不正解もありません。
ただし、「ひとつだけ悪い判断がある」と著者は言います。
それは「決めないこと」。
我が家の子どもたちの中にも、自分で選び、決めるための引き出しを増やすべく、
出しゃばりすぎず、ほどよい距離感で、私もサポートしていけたらいいなと思います。
モニター生募集中!
インバス アカデミーでは、現在、「第1期モニター生」を募集中です。
対象年齢は4月に小学3年生になるお子さんを含め、小学3年~6年生です。
5コマのレッスンで39,600円のところ、20,000円で受講できます。
さらに5コマのレッスンをすべて受け、インタビューに答えると、
10,000円のキャッシュバック!
つまり、実質10,000円で5コマのレッスンを体験できます。
こちらのモニターについて、現在、無料説明会が開かれているので、
気になる方はまずは無料説明会へぜひ!
申し込みは上記ページより可能です。
また「いきなり5コマのレッスンはハードルが高いなぁ…」という方のために、
単発イベントも開催しています。
レゴブロックで学ぶ!~遊んで身に付く合意形成力~
こちらはレゴブロックを通じてグループ内でコミュニケーションをはかり、
全員が納得できる解決策を導き出すプログラムです。
「レゴ?ロボットプログラミングの習い事みたいなことするの?」
と一瞬勘違いしてしまいますが(勘違いしたのは誰ですか私です)、
このイベントはそれだけでは終わりません。
それぞれに個別のミッションが与えられたうえで、グループ制作をするんですが、
そのミッションはわざと互いに対立するようになっています。
たとえば「青いブロックを多く使うこと」というミッションの子もいれば、
「赤いブロックを多く使うこと」というミッションの子もいるという。
どう考えても揉めるやつ!!
ここで話し合いをしながら、全員が納得する解決策を模索することで、
問題解決力やコミュニケーション力を養うというイベントです。
費用はなんと無料!
複数回開催日があるので、気になる方は日程をチェックしてみてください。
物語の主人公になってトラブル解決!
紙芝居形式で物語を読み進めていくと、
日常生活でも起きそうな問題が主人公に降りかかります。
子どもたちは主人公になったつもりで、どんな行動を取るかを考えるイベントです。
参加費は1人あたり2,200円。
こちらも複数回開催日があります。
というわけで、
「問題解決力」「判断力」「コミュニケーション力」という、
非認知能力を伸ばすインバス アカデミー!
気になる!という方はぜひ体験してみてください。
余談
私がスタッフさんたちと話をしている時、
長男は先生と「絵しりとり」で遊んでいました。
実はインバス アカデミー、壁の一部がホワイトボードになっていまして!
お絵描き大好きな長男は大はしゃぎ!
で、問題はここからです。
スタッフさんとの話が終わって、ホワイトボードを見たら、
絵しりとりの名残があったんですが……
これ、どうなってるの???
「先生→長男→先生→長男」の順番で描いてあるようです。
2つ目の絵(長男画)はマスクをしている人の絵で、
答えが「ゴホ」っていう擬音語らしく、
それは反則ギリギリでは?という感じなので先に種明かしをしますが、
他の絵は一応ちゃんと名称です。
ただ最初見た時は難問すぎて!
これどうなってるの―――!!っていう。
後日、答え出します(笑)
お暇な方、考えてみてください。
以来、長男が「ホワイトボードの壁、いいなぁ」って言っていまして、
確かに私も「壁にホワイトボードシート貼りたい!」って思っていた頃もありました。
ありましたが。
ないんですよね、壁が。全然。(チーン)
富豪並みに広い家と部屋が手に入ったあかつきには、
全面ホワイトボードの部屋を作ろうと思います!!!
来世に期待。(笑)