・雑誌編集者として、育児優先ではたらいています。
・元気いっぱい!工作&料理好き4歳長男(幼稚園年少)と、つたい歩きに進化した0歳次男。
・「これがおもしろかった」「これがたのしかった」をひっそりと綴っていきたいところ。
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誰でも無料で使える最高の施設!
それは、図書館です。
…………いや、ちょ、ちょっと待ってください!
「そんなの知っとるわー!」って、ページ閉じないでー!!(必死)
もちろん、図書館なんて子どもの頃から知ってます。
知ってましたが、まさか育児でこんなに活躍する場所だったなんて、思いもよらず。
我が家の育児に欠かせない三大施設。
児童館、図書館、そして百均です。
もうね、絶対欠かせない。特に百均。(図書館じゃないの!?)
子どもがどの絵本を好きかって、読んでみないとわからないし、
どんどん成長していくにつれ、読む絵本も変化していくんですよね。
そのすべてを購入するのは、金銭的にも場所的にも厳しい。
そんなわけで図書館です。
現在家族4人分の図書カード、全部で40冊分をフル活用中です。
次男、生後2カ月の頃から、立派に1人分としてのお役目を果たしております!(笑)
さて、最近、幼稚園からこんなお便りが届きました。
「夏におすすめの絵本」の一覧です。
購入希望の人は、幼稚園を通して注文するというシステム。
待ってました――!!
ということで、この手紙をさっそく持っていきました、図書館に(笑)
いやもう、こういう一覧、絶対活用したほうがいいです。
だって紛れもなくオススメなわけですし、写真もついているので、子ども本人にも「どれが読みたい?」って聞きやすい。
それで、一度読んでみてから、気に入れば購入すればいいのです。
……って、図書館の司書さんも言ってた!(笑)
我が家がよく利用している図書館は、かなりこじんまりとしています。
司書さんも常に1人しかいません。
でも、絵本の割合はそれなりにあるし、別に予約して取り寄せればいいだけだし、
それに小さい図書館だからこそ、日によって変わる司書さん全員と顔なじみになっていて、
通うのがとっても楽しみだったりします。
で、この本を予約して取り寄せるシステム。
うちの自治体、市外からも取り寄せができるんですね。
し、知らなかった――!!!
もう絶対、市内の図書館からしか取り寄せできないと思っていました!
図書館のホームページで本が見つからなくても、カウンターに相談してみると、近隣の市にあるかどうか探してもらえるんですよ。
自分では取り寄せられません。ホームページからは検索できないので。
あくまでカウンターに相談すると、探してもらえるっていうシステム。
ええええええ!!?? こんなのどこにも書いてないんですけれど――!?
……と驚いたのが、約半年前。
それ以来、この市外取り寄せもすごく活用しています。
市内にない絵本でも、市外まで範囲を広げて調べてもらうと、かなり高確率で見つかるんですよね。
たとえばこの絵本。
こちら の記事で登場している絵本です。
「ふなばし三番瀬海浜公園」に遊びに行った時、スタッフのお兄さんが紹介してくれた絵本。
市内の図書館になかったので、調べてもらって市外取り寄せをしました。
今回は県立図書館から来てくれたようです。
県庁の近くにある図書館で、学生時代に何度かお世話になりました。
過去には野田市のほうからも届いたこともあって、
どこから旅をしてきた絵本なのかなーって、それも楽しみのひとつだったりします。
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本を借りるとき、ひとつだけ注意していることがあります。
それは、長男が借りようとした絵本について、否定しないこと。
たとえば、これはもう対象年齢が下じゃないかなーって思う絵本でも、
長男が借りたいと言えば借ります。
何度も何度も借りた絵本でも、借りたいと言えば借ります。
自分で絵本を選べるって、私の中でとってもすごいことだって思っていまして。
自分の好みが自分でわかるって、すごいと思うのです。
読んでみたい!って思えることって、とってもうれしいことだなーって。
最近の中で唯一、「それはちょっと…」って棚に戻してもらったのは、
山崎豊子の「華麗なる一族」くらいだと思います(笑)
いや、さすがにそれは、もうちょっと大きくなってからにしようか、うん(笑)
***長男が選んできて、私も好きになった絵本
60秒のきせき: 子ネコがつくったピアノ曲 (児童図書館・絵本の部屋)
1,512円
Amazon |
スランプの作曲家のかわりに曲を生み出したのは、彼が拾った子ねこだったという物語。
長男は「ねこちゃんかわいい!」だけで選んだようですが、とても私の好みでした。
いっぽんの木のそばで
1,836円
Amazon |
おとこのこが埋めたどんぐり。
そこから芽が出て、やがて木になり、次第に辺りは町になり……。
200年以上続いた物語の終わりに、あるできごとが大木を襲います。
読み終わった後、長男との会話がとても印象的でした。
ネタバレしてしまえば、町のシンボルになっていた大木の上に雷が落ちてしまうんですが、
おそらくそれがショックだった長男が、読み終わった後に言うんですね。
「大きな傘をさしておいたらどう?」
「かみなりをカゴに入れておいたらいいんじゃない?」
「かみなりさん、こっちですよー!って呼ぶのはどう?」
すべて私にはない発想で、覚えているうちに急いでメモをとりました。
次にどんな物語の絵本に出会えるか、とても楽しみです。