祖母が眠るように息を引き取りました。葬儀のやり方メモ | 若年性アルツハイマー型軽度認知症の母とひとりっ子の私

若年性アルツハイマー型軽度認知症の母とひとりっ子の私

平成26年11月6日若年性アルツハイマー型軽度認知症診
祖母(81)母(51)娘(23)現在令和6年2月11日母(61)娘(34)
令和1年グループホーム入所(56歳)令和5年6月1日グループホーム退所(60歳)令和5年9月1日特養入所(60歳)令和3年6月祖母老健入所
令和5年1月6日(金)祖母享年90歳

12月20日 祖母の通う施設から面談がありました。コロナ禍でなかなか会えないけれど、今日は会って行っても良いよ。とのお言葉。その後祖母と面会したところ、何かおかしい。いつもの祖母ではない。ピースをして名前を読んではくれたが…叔父に連絡。いつまで連絡をよこさないつもりか。良い加減にしてくれ。と。

12月24日 祖母面会 得意のピースさえできなくなる。反応が薄いが、またね。ばいばををいってくれる。


12月28日 再度面会。ターミナルケアを勧められました。やはりあの異変は気のせいではなかった…再度叔父に連絡。まだ、面会にもきていないのか。

12月29日 朝祖母吐血。体のダメージからストレス性胃潰瘍に。吐血後叔父、祖母の姪に連絡
いますぐきてくれ。叔父に9:00からに連絡したが18:00まで折り返しの連絡なし。


12月30日 倒れたけれども反応あり。ご飯もミキサートロミ食を2割完食。叔父10:00〜11:30から面会



12月31日 呼びかけても、はーいとしか返事をしなくなる。それでも、バイバイ、またねは一緒に過ごしてる人だとと分かる。食事は4割食べたとのこと。叔父面会来ず


1月1日 バイタルの変化は特に見られず。脈拍が弱まってきているとのこと。あけましておめでとうをいい、祖母とよろこびあう。祖母の好きなあんこを買いお汁粉にして与えてもらう。お汁粉のみ完食。叔父面会来ず





年を越せた…と、ホット写真を撮った。この風景いつまで見ることができるんだろうと思いながら。

1月2日 今日もお汁粉を飲んだと報告がある。咀嚼がうまくいかなくなってきた。飲み込むまで時間がかかる。叔父面会来ず


1月3日 ご飯4割食べたとのこと。すごいねぇ。嬉しいなぁ。と喜び合う。バイタル変わりなし。

叔父面会来ず


1月4日 仕事が始まり、仕事終わりに面会に行く毎日。28日〜3日まで毎日そばにいて話しかけたり祖母のそばで仕事をしたりしていた。叔父面会来ず


1月5日 ただいまー、というとスタッフさんにおかえりーと言われるほど顔見知りになる。祖母の反応が薄くなってくる。喉のリンパが腫れている。顔がむくみパンパン。熱が出たり下がったり。叔父面会来ず


1月6日 仕事やすみだったので、祖母のそばへ。顔がむくみが引けているように見える。点滴も新しいものになり安心する。1月12日にリンパがなぜ腫れたか病院の検査を取り付けることが決まった。11:30母の障害年金の診断書をもらうため他県へ。17:00祖母のところへ戻る。


祖母、点滴を外され呼吸が苦しそう。一眼見て、ああ…今日…明日…の問題だと分かる。ドクターがくる。流石の祖母でも、今日かな…と17:15にドクターから話がある。17:20叔父に電話を入れる


祖母の手を握り頭を撫で、お話をする。頑張って欲しいけど、疲れたね。もう休んでも良いよ。私が全部やるからね。何も心配ないよ。と。はなす。


17:45ころ呼吸が止まる。


17:55ころから心拍が21をきる。


17:57に穏やかに眠りにつく。


18:10叔父到着死に目に会えず。


1月6日18:20

葬祭センター連絡

本家筋連絡

寺に連絡


本家交え葬祭センターと葬儀のおおよそを段取り日程を決める

・知らせ回しの紙100枚用意葬祭センターに連絡

・知らせ回しのお弁当注文

・香典返し注文(金額に応じて内容変化)

・葬儀後お弁当注文


※寺に1番最初に連絡するのは、葬祭センターで日程を決めても和尚さんが拝めないと言えば日程が狂うので、和尚さんの空いてる日取りを聞いてからの方が良いとされる。


1月7日本家の方と一緒に和尚さんの都合をきく


・家の隣の方々に知らせ回しの助けを連絡

・死亡届市役所へ コピー必要

・火葬場で食べるお菓子の用意(火葬場にお茶葉はないので必ず用意する)

・知らせ回しの人へのお菓子・ビールの用意


1月8日知らせ回し(祖母が亡くなりましたことを住んでいる地区の方に知らせる紙をポストに入れる)


・2人1組で行うため6人以上必要とされる


1月9日火葬/葬儀


9:00〜火葬

0:00葬儀だったが11:20からでも良い気がする。



※うちの地域では葬儀に出れない人たちが朝早くや前の日の夜に香典を持ってくるので、家に誰か朝からいなくてはいけない。


香典を数える人

香典返しをする人

香典を持ってきた名前を書く人


最低3人必要。コピー用紙、ペン必要


喪主挨拶場面

出棺

火葬

葬儀


私の場合は葬儀のみ


と言う流れで、祖母の葬儀をしてきました。喪主32歳でした。


祖母の息子はいましたが、俺は家を継いでいないからやらない!の一言。それはそうかもしれないけど…母親を見送りたい気持ちはないの?と。やらない!の一言でした。


周りの人も、何故、孫が喪主?と、???でした。


そんな叔父を見てがっかりした私は、喪主やります。貴方にはもう頼りません。と思いました。


このいざこざ、20年前の遺産相続が絡んでいるらしい。結果論で言えば当初もらえる遺産よりも400万も多くもらっていました。


400万も多くもらっているにも関わらず、介護もしない、喪主もやらない。


よく聞く、介護を頑張った人に、俺はいらない。介護頑張ったから全額もらってくれ。はまるでなかったようです。


家を継いだのは母だから、母がダメならお前がやれと。


えっ。


それは…、そうなの?送りたい気持ち…ないの?と、本当に???でしたが、しっかりと喪主を努めて終わることができましたので、ようやかこちらに書き留めることができました。


祖母、ようやくお家に帰ってこれたね。おかえりね。安心するね。祖母と一緒のお家。よかったねー。おかえりねー。


と言う3連休でした。3連休中に全てを終われるように亡くなる祖母の人柄が現れた亡くなり方でした。