屋内の展示物を見終え、外に出るとウィットビーアビー(修道院)にがいよいよ目に入ります。
この修道院の起源はかなり時代を遡り、657年にこの修道院の原型となる建物が建てられました。
そして現在も一部残っている建造物は、13世紀-15世紀にかけて建築されたものとされています。
その後16世紀半ば、時のイングランド王ヘンリー8世がローマカトリック教会と対立し、イギリス中の修道院に対して解散を命じたことに伴い、ウィットビー・アビーも閉鎖。更に時の流れと共に、北海から吹き付ける嵐などにより自然破壊が進みます。
そして最後の大きな打撃となったのが、第一次大戦中のドイツ軍による爆撃。これにより、決定的に廃墟となってしまいました。
緑の真ん中にぽつんとある修道院跡は息を飲むほど美しい絶景ポイントです。
ただ廃墟となれども、気品ある美しさを保つこのウィットビー・アビー。現在は、英国政府が歴史的建造物を保護するために運営する組織であるイングリッシュ・ヘリテッジにより、保護対象となる400ものイギリスの歴史的建造物の1つとして指定されています。
私も母も建物が完全な形で残っているより、こういった廃墟の方が旅情をそそられます。
ひととおり修道院跡を見終わったので、また下に戻ります。
以前の記事(ノスタルジア ～Whitby～)にも書いていますが、ウィットビーはウィットビージェットという宝石が有名です。
前回ウィットビーに来た時はウィットビージェットのペンダントを購入しましたが、今回はピアスをいくつか購入したいな‥と思っていました。
※ジェット＝ジェットは水中で長い年月を経て化石化した樹木で、古代ローマ時代には黒い琥珀と言われています。非常に軟らかで軽いのが特徴で、独特の柔らかい光沢があります。
ウィットビージェットを扱うお店は沢山ありますが、恐らくここの店舗が一番高級。
修道院跡に向かう階段のすぐ手前にあります。前回はこちらでペンダントを購入。
今回購入したピアス。私が想像していた程、バカ高くはなかったです。
確か￡70≒9,500円だったかな‥？うろ覚えですが。
ここのお店で1万円以下でアクセサリーが買えるとは思っていなかったので、ちょっと嬉しかったです♡
私は海外旅行で石鹸を買うのが好きなのですが、｢HONEYZ｣というソープのお店を発見！
｢Since 2005｣とありますが、過去にウィットビーを訪れた際、ここのお店には気付かなかったです(^^;)
たまたまお店が閉まっていた？う～ん、とにかく記憶にないので今回初！という事で。
色々な石鹸が売られていて、とっても可愛いんです！目移りしてしまいました(^^ゞ
お土産に買った石鹸の一部。
もっと沢山購入しましたが、同人誌イベントで作家さん達への差し入れに配ったので、大分数が減りました(^^)
ホテルにチェックイン出来るのは14時からという事でしたが、段々その時間が近付いてきたので、一度ホテルに戻りました。
The Angel Hotel Wetherspoon
1階がレストランになっています。レストランはとても流行っていました。
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この建物の右側を入り、少し歩いたところにホテルへの入口があります。
このホテルエントランス、ホテル事情を知らないとまず人目に付かない場所にありまして‥(;^ω^)
何も知らない私達はレストランの中に入ってしまい、中で迷子になりました(笑)。(レストランの中はとても広かったです)
どうやってもホテルフロントに辿り着けず、困っていたところ、ウェイターのお兄さんが特別なキーを使って、ホテルに通じるドアを開けてくれました(^^;)。もう今後は大丈夫です‥すみません(^_^;)
過去2回ウィットビーに宿泊した時は、坂を登ったB&B街(？)にある街中から徒歩10分くらいのB&Bに滞在しましたが、今回は駅からすぐ側のホテルにしました(200mくらい)。
B&BはB&Bの良さがあるので、イギリス旅行を始めた頃は好んでB&Bに宿泊していましたが、段々面倒臭くなってきまして(^^;)、近年はホテルばかりを選んでいます。
という事で、今回はウィットビーで初のホテル滞在！こちらに2泊します。
部屋の写真を撮り忘れたので(^^;)、画像検索で似た様な部屋の写真を探して来ました。
こちらはダブルベッドになっていますが、私達が泊まったのはツインルーム。
実際はこの写真の部屋よりもっと広かったです。これ以外にソファーが置かれているスペースもあり、かなり広々としていて、私も母も大満足でした！しかもアメニティの紅茶やお菓子類がとても豪華だった(笑)！ロンドンの私達が宿泊しているホテルがアッサリしているだけかもしれませんが、ビスケット各種に加え、ペットボトルのお水が4本も用意されていたりして(スティルとスパークルの2種)、私達の心をくすぐってくれました♡
というワケでここのホテル、メッチャオススメです！ウィットビーに宿泊される機会がありましたら、是非是非！
勿論、私達もウィットビーを再訪する時は、またここのホテルを選びます☆彡
軽く荷物の片づけをしつつ、部屋でちょっと腹ごしらえをし、再度ウィットビーの街中に繰り出す事にしました。
もうお天気は良いし、大好きなウィットビーにいるし、ホテルは大満足だしで、あの時の私は旅の喜びに満ち溢れていましたね(笑)。これを書きながらも色々と思い出し、懐かしさに包まれてます。
まだウィットビーで書きたい事があるので、ここで今回はここで切ります。
ウィットビーの記事が長くてすみません<(_ _)>
