バスから降りるとおばちゃんが群がって来て、「スマホの防水カバーを買え」だの「花の髪飾りを買え」だの「自撮り棒を買え」だの典型的な観光地。
道端で何か売ってるおばあちゃんを発見。
なんだ、コレ?
初めて見る果物だ。
甘酸っぱい苺のような感じ。
普通にうまい!
のちに誰かのFacebookでアップされてるのを見たが、ヤマモモというものみたい。
日本にもあるんだね。
そして、腹ごしらえで桂林米粉麺を。
中国は、結構この紙タイプの器をよく使う。
米粉だからか、少しモチモチした麺。
まあ、美味しいインスタント生麺タイプといった感じ。
これで10元(160円)はなかなか安い。
そして、さっきの物売りのおばちゃんが、この食べ物屋の中にまで着いてくる。
しかも、もちろん中国語のみ。
さっきから、お土産も何もいらない!と伝えると「ボートは乗らないのか?」と言うので、「あとで乗るよ」というと、船のパンフレットを見せて「船に乗れ、船に乗れ」としつこい。
とにかくお腹が空いてるから「今はお腹が減ってて、まず食べたいから、今は来ないで」とお腹に手を当て、箸で麺をすすり、「結構です」と両手でバツを作るジェスチャーをしてみるが全然伝わらない。
言葉が通じない上に結構カンも悪いな。。。ちょっとうっとうしくなってきた、、、
すると、そのおばちゃんの隣にいたもう1人のおばちゃんは物分かりがよく、僕のジェスチャーを一発で理解してくれて、最初のおばちゃんに中国語で伝えてくれると、おばちゃんの攻撃は一旦ストップした。
ふーー、よかった。
しかし、麺を食べ終わるやいなや、船乗れ攻撃が再開。
ちょっと情報が少ないから、一旦店を出て川を眺めに行く。
ボートがずらりと並ぶ河・璃江。
河の奥にはどーんとトンガリ山。
下に降りるとこんな感じ。
撮影用の鵜飼と鵜。
確か、誰かのブログでは一船800元(12800円)で4人乗り。
4人で乗れば割りカンできるが、他の観光客たちは皆ツアーで来てるっぽいから、あと2人を見つけることは難しいそうかな、、、
でも、2人で800元だと、宿でツアー申し込んだ方が楽やったやん!てなってまうしな、、、
そんな風に困っていると、さっきのおばちゃんが登場。
2人で600元(9600円)でいいよ!と言ってくる。
微妙な値段、ついてくるな、、、
どうしよかな、、、と悩んでいると、1人の花の髪飾りをつけた可愛らしい女性が何やら話しかけてくる。
これまた中国語だから、よくわからないけど、一緒にボートに乗る人を探してるのかな、、、
おばちゃんには悪いけど、安く乗れるならこしたことはない!
それに女の子との方が楽しそうだしね!笑
ということで、よくわからないまま、その女性に着いて行く。
とりあえずよくわからないまま着いていくと、奥まったところへ。
ここはオフィシャルのチケットカウンターだ。
こんなわかりにくいところにあるんかい!汗
ここはオフィシャルのチケットカウンターだ。
こんなわかりにくいところにあるんかい!汗
全部中国語w
なんか三ヶ所ポイントがあって、1つはこの船乗り場ヤンディ。
そして真ん中のポイント。
そして、僕たちの最終目的地のシンピン。
どれも日本語にない漢字が使われているから、このブログでは打てない。
この真ん中のポイントの烏山みたいなところがよくわからない。
とにかく、「シンピン」で「ステイ」と、村の名前と両手を合わせて耳の横にアテ、少し顔を傾けて「シンピンのホテルに泊まる」というジェスチャーを繰り返すと、「全程」でOKだという。つまり、全行程ということかな。
1人216元(3450円)。
まあ、2人で乗る1人300元よりは安い。
ファミリー3人に着いていき、船乗り場へ。
バンブーボートと言われているが、今は樹脂で作られたバンブー風ボート。
きっと昔は本当の竹でできたボートだったのだろう。
水色じゃなくて、竹色にしてくれたらいいのに。
こんな2人がけベンチに座って、いざ出発。
いきなりこの景色。
ザ・桂林。
昔、映画「少林寺」で見た光景だ。
しかし、このボートは残念ながらエンジン付き。
だから、エンジン音がなかなかうるさい。
これが手漕ぎの船なら、もっと雰囲気があるだろうに、、、
そんな中、ファミリーが中国語でぶわーーっとしゃべってくる。
が、まーったく何を言ってるかわからない 汗
向こうは何か翻訳アプリを使って、見せてくれるが、翻訳がズレていて、微妙に何を言いたいのかわからなかったりもする。
でも、どうも日本に興味があるし、行ってみたいとのこと。
そして、彼らは杭州出身で、もし来ることがあれば是非連絡してほしいという。
そんなことをこっちも翻訳アプリやメモに漢字を書いて拙いコミュニケーションをはかる。
彼らが日本に来た時に連絡したいから、電話番号を教えて!といってくるが、いやいや、向こうは日本語も英語も話せない。こちらは中国語を話せない。
電話はキツいやろ!笑
ということで、gmailを教える。
それでも、ガンガン中国語でくるんだろうな 笑
まあ、その場合、返信する時間もあるし、じっくりグーグル翻訳してなんとかなるかな。
言葉はわからないけど、彼らがとても親切なことはよくわかる。
エビを食べないか?と中国版桜エビみたいなものをくれたり。やさしいのよ、これが。
あ、あれが桂林市内から出発してる観光船。
あれで桂林から来て、ここもまわるんだな。
あの船より、こっちの船の方が絶対雰囲気があるよな。
目の前に見えてきたこの壁のような岩山。
恐らくこれがチケットの半程の烏山みたいなところっぽい。
「半程」なら、これを見て引き返すというところか。
なんかいくつもの顔があるように見えるとか見えないとか。。。よーわからん。
そこからしばらく走るとまわりにもボートが結構集まってくる。
そして船乗り場が見えて来て、ボートツアーも終了。
船着き場にはまたまた鵜飼が。
完全に観光地だ。
この船着き場のあたりからの景色が中国の紙幣20元札のモデルとなっているところだ。
普通は青空の方がいいけど、ここはこのどんよりしてたくらいの方が雰囲気があるのかな?
せっかくだから、みんなでもパシャり。
20元札を持ってなかったみたいなので、ファミリーに渡すとはしゃいで写真を撮る。
ここは中国人にとってテンションがあがる場所なのか。
ちらほら土産物屋がある。
このあたりの石なんかを削ったものなのか。
ベーコンに似た石が有名なのかな。
ベーコンに似た石が有名なのかな。
この絵、完全にヨコタ君がナンパしてるようにしか見えないなw
どんな意味なんだろう?豪華というか、怖いというか、、、
そして、橋を渡ると集落が見えてくる。
目星を付けていた宿へ行き、部屋を確保。
そして、まずすることは警察へ行って、ポリスレポートをもらうこと。ヨコタくんのスマホのためだ。
英語の話せるスタッフに事情を説明して、それらを中国語で紙に書いてくれるが、警察は英語を話せないから難しいかもね、、と心配してくれる。
すると、スタッフなのか、客なのかわからないが、英語を少し話す男性がついて来てくれるという。
ま、まじで!?めちゃ親切やん。
てことで、男性について行き警察へ。
警察で、事情とポリスレポートを欲しいことを伝えてくれると、いろいろと障害が。
まずは、少し予想してたが、このシンピンではなく、スマホを盗られたヤンディあたりの警察署へ行かなければいけないという。
さらに、バスにはドライブレコーダーが付いてるから、それに盗った瞬間が写ってなければいけないという。
1つ目の言い分は少しわかるが、2つ目の防犯カメラに写ってないといけないというのは、絶対に無理だろう。
そんなの盗った奴もバカじゃないからな。
そんなの、各座席の上に1つづつカメラがないと無理だ。
そんなすったもんだをしたあと、ついて来てくれた男性がどこかに電話をしてくれる。
ヤンディの警察署だ。
が、少し興奮しだす男性。
電話を切り、問題を教えてくれる。
ヤンディの警察署の要求は、そのスマホを本当に買ったことを証明できる領収書を提示せよ、とのこと。
そんなの持って来てるわけないやん!怒
まあ、怒りというか、あきれるというか。
ここの警察署も向こうの警察署も要求がほぼ不可能なことばかり。
これがどちらも用意できる状況とは、盗られることがわかっていて初めて用意できることだろう。
さらにここからボートでヤンディに行くには片道のボートが800元(12800円)。
そして、その往復。つまり、倍の金額。
スマホの代金は30000円ほど。
はっきり言って、割に合わない。
男性もこの警察の対応に辟易し、「ごめんね」と僕らに謝ってくれる。
いやいや、あなたが謝る必要なんてないよ!
ここまでやってくれて僕らは感謝しかないよ。
ヨコタ君もここまでやってくれたことで、もう方法がないのもわかり、スッキリした様子。
ちょっと。。中国人優しいやんかぁ。。。
そして、お腹も減ったところで、桂林米粉麺の汁なし版。
これがまたなかなかうまい!
食後に男性が教えてくれた山の上から川を見下ろすことができるというポイントに行ってみたが、雨のため入山禁止。
残念⤵︎⤵︎⤵︎
仕方ないので旧市街っぽい通りを歩く。
この雰囲気は昔の中国!?という感じだろうか。
この雰囲気は昔の中国!?という感じだろうか。
こんなかわいいマルコメ君。
カフェの雰囲気を撮影してたら、写りたがりで入り込んでくる。
かわいいやないか。笑
はぁ、、、しかし、今日は疲れたなぁ。