あなたのプライドはいくらですか? | 36歳 脱サラリーマンの世界旅行 〜潔癖・人見知りで大丈夫!?〜

36歳 脱サラリーマンの世界旅行 〜潔癖・人見知りで大丈夫!?〜

36歳にして、12年間働いた会社を辞め世界旅行へ。潔癖症と人見知りの男は果たして、どうなるのか!?
個人の備忘録としての日記なので、その体裁で読んでいただければと。

2017.5.29



朝5:30起き。


シャトルバスが迎えにくる。

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今から北のフエに向かう。

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ホイアンからバスでダイレクトでフエに行けるらしいのだが、ダナンからの出てる、電車の窓からの景色が素敵だというので、わざわざ一旦ダナンまで。


ダイレクトバスだと550円。

電車だと、シャトルバスと電車で1100円。

そう、わざわざ電車で行く。




シャトルバスでまずはダナン駅へ。



なんだか駅の500mほど手前で降ろされ、ここから歩けと言われる。

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なんで?

「車両が入れないから」みたいなことを言っている。


そんなん、聞いてへんし。

そんな駅前まで行かへんとかおかしいやろ!?


でも、相手は英語が通じないから、顔が?マーク。


しかも、雨が降り出す。


腹立つわぁ、、、


これじゃ金払ってシャトルバスの意味ないやんけ。


普通車はガンガン通ってるのに。

つーか、それなら先に言えよ。


ほんと、この先に言えばこんな気持ちにならないことを、いきなり当たり前のように言われるから腹がたつんだ。


足元びちゃびちゃ。服も濡れる。

あーマジでムカつくわ。




そして、駅に到着。

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さて、発車まで1時間半以上あるから余裕だな、、、ちょっと朝飯でも食べようかな、、、と思ってたら、おっちゃんが話しかけてくる。

お「どこいくんだい?」

若「フエだよ」

お「フエの電車は今日はないよ」

若「は?なんで?」

お「この大雨で動いてないんだ」

若「はぁぁぁぁん?マジで?」

お「一応、確認しに行こう」

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と、中に連れていこうとするおっちゃん。



中で聞いてみると、確かに雨のせいで電車が来ないという。

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元々乗る電車は8:40発。

今は7:00。

そして、新しい電車の予定は12時以降にわかるという。

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はぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんん?!???怒怒怒怒怒


なんやねん、それぇ!!??どんだけ時間かかんねん???



当たりどころのない怒りが、爆発する。



ホイアンからダイレクトのバスなら、宿 to 宿で550円。


わざわざ早起きして、倍の金払って、雨の中歩かされて、挙げ句の果てに電車は大幅遅延。


ほんま、殺したろか、このやろう。



まっじでムカつくわ、、、全部裏目やんけ、、、くっそー、、、


そもそもフエも行くつもりなかったのになぁ、、、元々その先のドンホイという町に直接行こうと思ってたけど、このダナンとホイアンを過ごしてみて、多分暇を持て余すな、、、と感じたから、王宮などで有名なフエに、ついでやから寄ってみよかな。。。王宮興味ないけど、、、まあ、景色もキレイみたいやし、、、




てのが、ぜーーーんぶ、裏目。


あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ムカつく。

インド以来のムカつきよう。




とりあえず、フォーを食べて落ち着かせる。

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しかし、このフォー60000ドン(300円)もするけど、ほんとかな?
ホイアンで食べたやつの倍の値段。


隣で食べてるおっさんが、こんな値段払ってるように思われへんけどな、、、

英語メニューは、ツーリスト用の値段なんちゃうか!?

店も超どローカル。。


イラついてる今の精神状況では、何にでもあたりたくなる。




でも、この空いた時間をブログを書く時間を確保できたと前向きに捉えようか。

電車の中じゃ、揺れて書けないだろうからね。

ラッキーと思おう。そう、ラッキーと。。。


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とりあえずブログを書きながらひたすら電車を待つ。




30分ほどすると、さっき電車がないことを教えてくれたおっちゃんが、「プライベートカーでシェアしていかないか?」と声をかけて来た。

まあ、でも12時までなら待てるか、、、と誘いを断る。

4-5人でシェアと言ってるから、値段もそれなりだろう。


これ以上、お金は払いたくない。



そして、待ってる間、何度か電車が来て、満員の待合室内の人間が立ち上がるごとに、「電車来たのか!?」とドキドキするが、なんか声をかけてる係員に「フエ?」と尋ねるが首を横に振られる。





12時前頃、カウンターへ行き、12時前に来ることはあるのか聞きに行くも、「12時以降にわかるから」とのみ。
そのときはアナウンスするとだけ。

ほんと、いつくんねん。。。






そして、13時。

さすがにまだか?と、もう一度カウンターへ行き、尋ねると「17時よ。」と。

は?17時??マジで??


どんなシステムになっとんねん、ベトナムの電車。腹立つわぁ、、、



が、カタコトの英語らしき言葉とジェスチャーで「15時のにチェンジしたけりゃしたらいいから、カウンターの4番に行きなさい」みたいなことを言っている。
とりあえず、4番を連呼してる。


なんかよくわからないまま、カウンター4番へ行き、受付のお姉さんに

若「このチケットの電車はいつ来るの?なんか早い電車に変更できるとかなんとか言ってたけど、あっちの人は、、、」

姉「は?払い戻ししたいの?」

若「いや、ちゃうちゃう。まあ、いいや。で、電車はいつくるの?」

姉「電車は○○○○○よ」

電車以外の単語が聞き取れない。

若「ごめん。電車がなんて?」

姉「電車は○○○○○よ」

あかん。やっぱり聞き取れない。

若「ごめん、電車がのあと、なんて言ってるかわからない」

姉「チッ」

と、舌打ちをして、目も見ず僕のチケットをこっちに放り投げる。


カッチーーーン!

若「おまえ、なんやねん、その態度!!!コラァァァァ!!!?
こっちは電車の時間聞いてるだけやろがぁ!」

姉「電車の時間ん??セブンよ」

若「は?セブン?7時??」

ムスッとした顔で紙に時間を書く女。

「17:00」


セブンティーンやないかい!!!


この東南アジアに来てから、英語の発音になかなか苦労する。

ヨーロッパ人の発音も苦労するけど、東南アジアの人たちの発音もとても独特。(まあ、日本もなんだろうけど)。

シックスなんかは、シッ。

いつも、シッ。シッ。て言われるから、最初何を言ってるかわからない。


そして、また目も見ず紙を放り投げる。




この女、ほんまコロス。。。


窓越しに少し開いたガラスの隙間から机に置いてたペンをはたき捨てる。

物理的攻撃もできるわけないから、これがささやかな抵抗。


あー、この歳になっても大人になれないなー。







あーーーーー、てかどうしよ。。。


さらにあと4時間とかちょっとキツいな、、、
17時まで待ったら、11時間も駅にいることになるしな、、、
さらにそこから3時間電車に乗って乗るわけだし、、、


ほんま、今日1日何してんねん(怒)って。





なんかこのまま電車乗るのアホらしくなって来たな。。。


バスで行こかな、、、でも、バスどこから出んねやろ、、、




マップでバスターミナルを調べるがよくわからない。

ホイアン行きのバス停らしきものは出てくるけど、、、

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地図で調べると前にダナン市内に泊まった宿までは歩いて30分ほど。

あそこは親切だったから、あそこでバスのこと聞いてみよかな。。

なければ最悪1泊して、フエはあきらめるか。


そうすればあのうまいバインセオをもう一度食べられるし。

でも、フエの宿はもう予約してるしな。。まあ、事情を話せばキャンセルできるか。。。

最悪できなくても1泊650円程度。我慢できる。

しかし、事前にカード番号は打ち込んだけど、「支払いは現地で」の条件だと、この場合のキャンセルってどうなるんだろ?

引き落とされたりするのか?自動的にそれはないよな?

それとも、ブッキングドットコムのブラックリストみたいなもの載るとか?

まあ、いいや。なってから考えよ。
だって、もう、疲れたわ。。



しかし、てことは、この電車のチケットを払い戻しするか。。。


でも、払い戻しをする場合は多分あのクソ女のカウンターだな、、、

料金は55000ドン(275円)。


うーん、もう一度あの女のところへ行くのはシャクだからいいや。あきらめよう。

55000ドンより、僕のプライドの方が高かった。


しかし、この55000ドンのチケット。
ホイアンのとても親切だった宿で電車を予約してもらったけど、支払いは110000ドン。倍だ。
なかなか手数料取るね。




そんな感じでイラつきながら、前の宿へ向かう。




汗だくになりながら30分かけて宿に到着。


タクシー乗れば良かったかな、、、と少し反省。
でも、今日は無駄にお金を使ってるから節約しないと。。って、電車にも乗らへん、払い戻しもしない。って、矛盾だらけだけど 汗



スタッフに事情を説明すると「大変だったね」と労ってくれる。

みるみるうちに怒りが収まっていくのがわかる。

やっぱり怒りとかストレスって吐き出すのが大事。

でも、その場合は受け止めてくれる心の広い人が必要だけど。




そして、その親切なスタッフは早速バスを手配してくれる。

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ただ、ここからバス乗り場までは少し離れてる様子。

タクシーか、、、と思ってたら、

ス「グラブタクシー(Uberのようなサービス)を呼んであげるよ!1000ドン(5円)だよ!」

1000ドン?
こっちの人は、下3桁の000をよく省略して話することが多い。

1000000ドン!?ありえない!!!というリアクションを取ると、

ス「1000ドンだよ!?高い??」

え?ほんとに、1000ドン?なんで??

ス「35000ドン分のクーポンがあるから、僕からのプレゼントさ!」


何?あなた?神様??

ほんと、イヤなヤツもいるけど、やっぱりいいヤツもいる。

ここのホステルの名前はトモダチホステル。とても親日だ。

いやー、ほんと助かった!ありがとう!!




てことで、グラブタクシーでバス乗り場まで。

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ここで14:30まで待てと言われる。



そして、14:30に男性スタッフが、「後ろに乗れ」とバイクに乗せられ別の場所へ。

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いきなり逆走するバイク。

あんなに嫌ってたら逆走に加担しちゃったよ。


しかし、なんでこんな逆走が平気な社会なんだ?

事故とかないのか?





そして、また違うトラベルエージェンシーみたいなところで待たされる。

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しばらくするとお姉ちゃんが「着いてきて」と、向かいのガソリンスタンドに。

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するとバスが到着。

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ちなみにベトナムのバスはなぜかチケットをくれない。

席を確認すると「どれでもいいよ!」と。

そして、このお姉ちゃんにも確認すると「どれでもいいよ!」と。

空いてる席に座るタイプか。



乗り込むとこのバスはスリーピングタイプ。

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ベトナムのスリーピングバスは、全てほぼ180度リクライニングタイプ。



入口近辺に空いてるところがあったので、そこに座ると、運転手から「ここは予約席だから後ろへ行け」と。


どないやねん 怒

フリーちゃうんかい。



後ろの空いた席でウトウト。

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早起きしたから、眠い。



バスだとたった2時間の道のり。


なのに、ホーチミンから来てるのかどこから来てるのかわからないこのバスは、出発から30分で「ここで30分食事休憩でーす」と、30分も停車。





ついてない。。。


再出発したバスの車窓から。



結構家が豪華なんだよねー。

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墓も豪華。




そして、ごちゃごちゃして来たところでフエに到着。

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またここから30分ほど歩いて宿へ。


とりあえず明るいうちに来れてよかった。



もう怒りとか待ち疲れでヘットヘト。


ホイアンから直通のシャトルバスなら3時間もかからないのに、結局6時にでて到着が18時。12時間だ。


ほんと、バカだな、、オレ。。。






こんな日は美味いもん食って寝るしかない。


てことで、ローカルの有名店へ。

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フエ風バインセオとバーベキューライスペーパー巻きを。

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美味いんだけど、ダナンやホイアンで似たようなヤツの圧倒的に美味い版を食べた後だから、少し残念。。。

もういいや。。とりあえず今日は寝よ。。。




あー、なんか最近体力落ちてるなー。