お待たせ致しましたビックリマーク

先日開催されました、マーケティング勉強会のレポートが幹事より届きましたベル

ぜひご覧下さい(*^▽^*)ラブラブ


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講師について

石渡明氏

1953年長野生まれ。早稲田大学法学部卒業後、
1977年4月、㈱日本マーケティングセンター(現㈱船井総合研究所)入社。
1998年4月より同社取締役。
2000年4月より朝日監査法人(現・あずさ監査法人)グループ会社で
アンダーセンのメンバーファーム、
㈱グローバルマネジメントディレクションズのディレクター。
2004年1月より2007年1月まで㈱コーポレイトディレクションの
アソシエイトパートナー。
現在㈲ブレインアソシエイツ代表。



はじめに

講義のはじめに、石渡氏は三現主義(机上の理論で判断するのではなく、現実現場現物を実際に確かめた上で状況を受け入れ、対処することを重要視する考え)の大切さを掲げた。

コンサルタントは理論家というよりはむしろ実務家であるべきで、実際に顧客を惹きつける「事業戦略」としてのマーケティングに焦点を当て、講義を進めていった。



経営戦略とは?

まず、経営戦略についての解説から始まった。
経営戦略とは事業領域を限定し、資源配分を行い、ポジショニングをすること。
石渡氏によると経営戦略を大きく3つに分けると

全社戦略(経営戦略)・・・・事業領域の確定、資源配分
事業戦略・・・・・・・・・バリューチェーン、競争戦略、マーケティング戦略
機能別戦略・・・・・・・・販売戦略、人事戦略、財務戦略、その他
に分けられる。


マーケティング戦略は学問的には事業別戦略に分類される場合が多いが、

石渡氏はマーケティング戦略をはっきりと事業別戦略に分類した。


事業戦略を立案するということはどういうことか?

事業戦略を立案にするにあたっては市場環境や経済性を踏まえ、

事業が最も成功する自社の経営戦略を策定することである。
事業戦略における基本概念は「競争優位性」を確立することである。


競争優位性を構築する要因としてポーターの3つの基本戦略をあげながら具体的に解説された。
またどこで戦うかという点で市場セグメントとバリューチェーンという考え方も大切である。


つまり顧客集団を規定し、商品による価値連鎖のどこの部分を担うかを決める作業である。
そして事業戦略立案において次の3点こそが事業の成否を握るカギであると石渡氏はおっしゃった。


1 競争優位性の存否、構築
2 競争優位性の永続性、寿命
3 競争優位性の累積メカニズム

  (シェアや経験の積み重なりで競争優位性を強化できるかどうかということ

    →グッドサイクルの構築、ビジネスモデルの構築)



まとめ

石渡氏は「戦略」という言葉の定義について厳しく言及した。
戦略とはミッション・ビジョン実現に向けて環境市場規模を洞察しつつ資源の制約下で可能な限り早く自社の優位性を維持、強化、想像していくことである。


経営理念、社是、スローガンは戦略ではないし、選択と集中のない戦略は戦略たりえない。
また環境変化を踏まえない、単なる経営指標数値の羅列は戦略ではない、と石渡氏は締めくくった。



当日の様子

当日の勉強会には50人近くが参加され、みな熱心に講義を聞いていました!!


今回の講義では経営戦略の初歩的な内容ではありましたが、

コンサルタントとしての経験されてきた豊富な具体例を挙げながら

解説されていたために、非常にわかりやすい講義であったため

満足度は高かったように思われますニコニコ音譜


配布された資料はキーワードが穴埋めになっており、

講義を聞くだけではなく実際に手を動かして記入することで、

内容がより頭に残るような工夫がされていましたメモ


2時間の講義のあとは25名ほどの希望者と共に会場を移し懇親会が行われましたナイフとフォークキラキラ


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ご参加いただいたみなさんありがとうございましたブタドキドキ