デパートの屋上で風に吹かれ、タバコを吸いながら飲むコーヒーは、紙コップであろうがなかろうが存外温かくてホッコリする。
それにしても吹きっさらしの風は寒い。
なにもそんな寒い思いまでしてタバコを吸わなくてもと言う人はタバコを吸わない人だ。
寒かろうが雨が降ろうが吸いたいものは吸いたい。
しかし、一方で肺癌は怖い。
肺癌は苦しいらしい。
断りもなく書くが、ブロ友のネコミミさんは肺癌になるとタバコが吸えなくなるのは嫌だから、一度検査をしてもらおうかと言う。
そうだ、検査は大切だよ。
僕は毎年人間ドックに行っているが、今年初めて要精密検査となった。
レントゲンで肺に影が見つかったのだ。
先月CTを撮ってもらったところ、やはり丸い小さな影がクッキリ見つかった。しかし、呼吸器外科の医師は、小さいのでペットCT検査をしても癌かどうか判別出来ないと言う。
マア、悪いものではないと思うが、来年早々に再度CTを撮って影が大きくなっているようであればペットをしましょうと、安心していいやら悪いやら心はシーソー気分だ。
そんなに不安なら少しはタバコを控えたら？と自分でも思うが、そう出来ない自分が少し悲しい。
風が一層強くなってきた。
寒いよ。
こんな日は少しタバコの本数を減らそうかなと思う。
マア、多分思うだけだろうなあ。
