アトピー性皮膚炎、乾燥肌にスキンケアは欠かせません。 スキンケアを始めましょう ! | ウエストキッズクリニック 院長・スタッフコラム

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大阪市西区土佐堀の小児科クリニック
ウエストキッズクリニック院長 濱本芳彦とスタッフのコラムです


テーマ:

お子さんの肌は、かさかさ、ガサガサではありませんか?

アトピー性皮膚炎、乾燥肌にスキンケアは欠かせません

スキンケアを始めましょう !

 

ニコニコ スキンケア外来を開きましたので、ご相談にお越しください ニコニコ

 

2018.8.28

 カサカサした乾燥肌が乳児湿疹やアトピー性皮膚炎のもとになっていることが多いようです。皮膚が乾燥してカサカサすると、痒みが強くなって皮膚をひっかいて傷をつけてしまうことが少なくありません。

 

 このような皮膚のかさかさを和らげるためには適当なスキンケアが必要ですが、薬を塗ることだけがスキンケアではありません。薬に頼る前に、肌の基本的なお手入れを心掛けることが求められます。

 

  1. 皮膚を清潔に保つことが必要で、石鹸で皮脂、とくに古くなって酸化した皮脂を洗い流すことが大切  ですが、石鹸の使いすぎは禁物。香料の少ない刺激のない石けんを用いて、1日1回に。冬場は石けんの使用回数を抑えること
  2. ごわごわしたタオルなどで強くこすりすぎず、化繊以外の綿などの細かい繊維のタオルを用いるようにする
  3. できれば、手のひらでよく泡立てて手洗い感覚で肌の表面をなぞるように洗う
  4. 肌への刺激を極力抑えるために、化繊や色物ゴワゴワした肌着はさける
  5. 日光に当たるとすぐ赤くなる体質の子供は、日光にさらされないよう着帽や長袖の着用に気を配る
  6. 爪は常に短く切っておき、搔いても傷が深くならないように努める
  7. 熱すぎるお湯に長く入ると痒みが増すばかりか、必要な皮脂成分まで溶出してしまいます
  8. 保湿成分含有の入浴剤を使うのも一法ですが、洗い流される石けんとは違い、入浴後もその一部は皮膚に残ったままになるので、体質に合うかどうかを確かめた上で使うようにしましょう。肌のほてりを冷ますことも忘れないでください。

いずれにしてしも、

  • 完治するまではスキンケアと外用薬による治療を根気よく続けること
  • 状態によって、皮膚保湿剤や副腎皮質ホルモン剤などの外用薬(塗りぐすり)を適当に組み合わせて使用し、塗り薬は控えめよりも十分量を、毎日、指示通り塗り続ける
  • 薬の副作用を心配して勝手に塗るのをやめず必ず医師に相談する

 

乾燥肌対策とカサカサなどによって引き起こされる痒みを抑えてあげるスキンケアが大切なことがお分かりいただけたと思います。

夏場は湿気も多く発汗で肌も湿潤ぎみなので、空気が乾燥する冬場に比べて皮膚環境はマシとはいっても、薄着で露出している部分が広いことや、汗の害、紫外線の悪影響のために皮膚にとって好いことばかりとは言えません。

 

 すべての湿疹がアレルギーによって起こるとは限りませんが、アレルギーによることが少なくないようです。

アレルギーの原因になる物質のことをアレルゲンと呼びますが、卵や牛乳などのアレルギーができることを「感作」(鶏卵アレルギーが成立し、IgE検査などでそれが証明される状態)と呼び、かっては除去食が治療の基本となっていました。

最近の考え方では、これらの食物の摂取を控えるのではなく離乳期早期(生後6ヵ月)から加熱した鶏卵を少量から摂食し始めて段階的に増やすという方法に変わってきています。

最近は「経皮感作」が問題になっています。食べ物が胃や腸管などで吸収されて過敏になるよりも、皮膚についたアレルゲンが皮膚から吸収されて感作が成立するのではないか(これを経皮感作と呼んでいます)という考え方が優勢になってきているようです。

 

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