えーと、おとつい、つまり、水曜日のお話です。


 東京国立近代美術館にて。


 一流のモノクロームは色褪せない。
 当時の空気を、風を、光を撮らえ、色鮮やかに映し出す。
 そして、なによりそこにある温度を感じさせる。
 
 極め細やかな粒子が伝える世界各地の世相。
 物語の一瞬をとらえるジャーナリストの洗練された距離感。
 その裏にある「人」としての機微。
 
 好きなのは、バリ島での写真。
 胸にクリスナイフを突きつける、トランスした若者。
 観光地と化す前の神の島の姿が浮かぶ。
 インドの女性と太陽の写真も綺麗だ。
  
 ポートレートでは、カポーティとエズラ・パウンド。

 写真家と文士、一対一、差しの面白さが詰まってる。

 画家や彫刻家の場合、「遊び」がでる場合が多いんだけどね。


 面白かったのはポートレートにおける被写体を“犠牲者”と。
 非常に共感を感じる次第でありんす 笑) 

 
 今度こそ、常設展をちゃんとみようと思って、再び玉砕。

 伊兵衛の秋田での写真を観れたのは嬉しかったけど、

 あり変わらず、竹橋駅の帰りはヘロヘロだ。