店内改装のため、4月4日から休業に入っていた、湯河原の「らぁ麺屋 飯田商店」が6月25日より営業されたので、7月3日に行ってきました。
朝6時半過ぎに家を出て、店に着いたのが8時40分過ぎ。9時にもらった整理券番号は28番。改装前の最終日4月3日もほぼ同じタイミングで店に着いたのですが、その時の整理券場号が20番だったので、その時よりさらに早朝組が増えたということのようです。
開店の10分前の10時50分頃から整理券の番号順に整列。定刻の2分ほど前から入店開始となったようです。11時10分過ぎに入店の流れは止まり、私の前の外並びは9名。つまり18名が店内に入った計算になります。この日、先頭に並んでいたのが、子供2名、高齢者2名を含む6人連れ、ということもあり、ちょっと嫌な予感がしたのですが、その後しばらく動きは無し。最初に、食べ終えた先客が店を出たのは、ようやく11時半になろうとしていた頃でした。
その後も、店を出る先客はあるのですが、その割に、外待ちの客をなかなか中に案内してくれない感じで、なんだかあまり回転が良くない様子。出てきた客が顔見知りの外待ち客と会話していたのを聴いていると、店内連食している人も多い様子。やれやれ。この日は日中35度以上まで気温が上がるとの予報通り、日差しも強くて暑かったのですが、なんとか日差しを避けられる場所で待つことができたのが救いでした。
結局、店に入れたのはほぼ12時。店の外観は、改装前とさほど代わりは無かったのに対し、店内は、従来とは別の店かと思うほど、ガラリと変わっていました。厨房は奥に長いオープンキッチンとなっており、それを囲むように設置された白木のL字型のカウンターにはゆったりと12席ほど設けられています。さらにその奥に、6人ほどかけられそうなテーブル席が置かれているようですが、私は入り口近くの席だったので、奥の方の様子は正確には確認できませんでした。
スタッフの服装も改められ、飯田店主を含む厨房の男性スタッフ3名は白い作務衣風、ホール担当の女声スタッフ2名は和服風。店の雰囲気は、鮨屋か和食店か、という印象です。「あきらめねぇよ」や「つけ麺の食べ方」が書かれたタオルはなくなっていました。
麺のメニューは、醤油らぁ麺、塩らぁ麺、つけ麺の3種類に絞られ、ニボっちゃんはお休みとなっていました。3ヶ月前と同様、店内連食も頭を過りましたが、それは自重し、今回は「つけ麺」をチョイス。
食券を渡してから5~6分ほどでしょうか。思いの外早く、まず雪塩と生海苔と酢橘が乗った薬味皿、続いて麺の丼、そしてつけ汁の順に配膳。器も全て新調されているようです。



麺はやや平打ちの中細ストレート。麺がとろみのある出汁に浸かっているのは従来と同じなのですが、以前に比べてかなり強く枯節を効かせており、3ヵ月前に頂いたものとは結構印象が違います。麺は国産小麦のみを使用し、内モンゴル鹹水とぬちまーすで滑らかさと味わいを引き出しているとのこと。まずは、何もつけず頂いてみましたが、薄塩で整えられた出汁をしっかりまとった麺は、滑らかながら啜り心地としっかりしたコシ。以前より、さらにシルキーになった印象です。そして、噛めば口の中に小麦の風味と甘味が広がります。もはや、これ単品でメニューとして出していいレベルですね。

つけ汁は、比内地鶏、名古屋コーチン、山水地鶏の丸鶏やガラと水のみで炊いた清湯に、全国7種類の生醤油をブレンドした醤油ダレを合わせたものとのこと。鶏油も浮かべられています。つけ汁だけでも鶏の旨味、醤油の香りとキレのバランスが素晴らしいのですが、これに、出汁をまとった麺をさっとつけて一気に啜ると、口の中で旨味が一気に膨らみ、スパークします。うーん、やっぱりたまりませんね。



つけ汁の中には、相変わらず豚もも肉と鶏むね肉のチャーシュー、メンマががたっぷり。「ああ、卵かけご飯を頼むのを忘れてしまった…」と深く後悔しましたが、先に立たず。次回こそリベンジしたいです。

トッピングのワンタンは、2つで250円。ちょっと割高感無きにしもあらずですし、別皿で出てくるところも見た目的にはちょっと残念な感じでしたが、なんと中の餡は、片方が豚、もう片方が鶏挽肉というこだわり様。どちらもジューシーで、めちゃ旨でした。
途中で生海苔をつけ汁に溶かしたり、酢橘を搾ったりしながら麺を食べ終えたら、つけ汁を麺の浸かっていた出汁で割ってフイニッシュ。このシステムも悪くはないのですが、できれば〆には暖かいスープを頂きたいところ。それが、このつけ麺への唯一の不満でしょうか。
ちょうど3ヵ月ぶりに頂きましたが、特に麺がさらに旨くなった印象。首都圏で食べられる清湯つけ麺で、これを越えるものはないだろうと、改めて思えた一杯でした。できることなら、また来週も食べに来たいです。


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朝6時半過ぎに家を出て、店に着いたのが8時40分過ぎ。9時にもらった整理券番号は28番。改装前の最終日4月3日もほぼ同じタイミングで店に着いたのですが、その時の整理券場号が20番だったので、その時よりさらに早朝組が増えたということのようです。
開店の10分前の10時50分頃から整理券の番号順に整列。定刻の2分ほど前から入店開始となったようです。11時10分過ぎに入店の流れは止まり、私の前の外並びは9名。つまり18名が店内に入った計算になります。この日、先頭に並んでいたのが、子供2名、高齢者2名を含む6人連れ、ということもあり、ちょっと嫌な予感がしたのですが、その後しばらく動きは無し。最初に、食べ終えた先客が店を出たのは、ようやく11時半になろうとしていた頃でした。
その後も、店を出る先客はあるのですが、その割に、外待ちの客をなかなか中に案内してくれない感じで、なんだかあまり回転が良くない様子。出てきた客が顔見知りの外待ち客と会話していたのを聴いていると、店内連食している人も多い様子。やれやれ。この日は日中35度以上まで気温が上がるとの予報通り、日差しも強くて暑かったのですが、なんとか日差しを避けられる場所で待つことができたのが救いでした。
結局、店に入れたのはほぼ12時。店の外観は、改装前とさほど代わりは無かったのに対し、店内は、従来とは別の店かと思うほど、ガラリと変わっていました。厨房は奥に長いオープンキッチンとなっており、それを囲むように設置された白木のL字型のカウンターにはゆったりと12席ほど設けられています。さらにその奥に、6人ほどかけられそうなテーブル席が置かれているようですが、私は入り口近くの席だったので、奥の方の様子は正確には確認できませんでした。
スタッフの服装も改められ、飯田店主を含む厨房の男性スタッフ3名は白い作務衣風、ホール担当の女声スタッフ2名は和服風。店の雰囲気は、鮨屋か和食店か、という印象です。「あきらめねぇよ」や「つけ麺の食べ方」が書かれたタオルはなくなっていました。
麺のメニューは、醤油らぁ麺、塩らぁ麺、つけ麺の3種類に絞られ、ニボっちゃんはお休みとなっていました。3ヶ月前と同様、店内連食も頭を過りましたが、それは自重し、今回は「つけ麺」をチョイス。
食券を渡してから5~6分ほどでしょうか。思いの外早く、まず雪塩と生海苔と酢橘が乗った薬味皿、続いて麺の丼、そしてつけ汁の順に配膳。器も全て新調されているようです。



麺はやや平打ちの中細ストレート。麺がとろみのある出汁に浸かっているのは従来と同じなのですが、以前に比べてかなり強く枯節を効かせており、3ヵ月前に頂いたものとは結構印象が違います。麺は国産小麦のみを使用し、内モンゴル鹹水とぬちまーすで滑らかさと味わいを引き出しているとのこと。まずは、何もつけず頂いてみましたが、薄塩で整えられた出汁をしっかりまとった麺は、滑らかながら啜り心地としっかりしたコシ。以前より、さらにシルキーになった印象です。そして、噛めば口の中に小麦の風味と甘味が広がります。もはや、これ単品でメニューとして出していいレベルですね。

つけ汁は、比内地鶏、名古屋コーチン、山水地鶏の丸鶏やガラと水のみで炊いた清湯に、全国7種類の生醤油をブレンドした醤油ダレを合わせたものとのこと。鶏油も浮かべられています。つけ汁だけでも鶏の旨味、醤油の香りとキレのバランスが素晴らしいのですが、これに、出汁をまとった麺をさっとつけて一気に啜ると、口の中で旨味が一気に膨らみ、スパークします。うーん、やっぱりたまりませんね。



つけ汁の中には、相変わらず豚もも肉と鶏むね肉のチャーシュー、メンマががたっぷり。「ああ、卵かけご飯を頼むのを忘れてしまった…」と深く後悔しましたが、先に立たず。次回こそリベンジしたいです。

トッピングのワンタンは、2つで250円。ちょっと割高感無きにしもあらずですし、別皿で出てくるところも見た目的にはちょっと残念な感じでしたが、なんと中の餡は、片方が豚、もう片方が鶏挽肉というこだわり様。どちらもジューシーで、めちゃ旨でした。
途中で生海苔をつけ汁に溶かしたり、酢橘を搾ったりしながら麺を食べ終えたら、つけ汁を麺の浸かっていた出汁で割ってフイニッシュ。このシステムも悪くはないのですが、できれば〆には暖かいスープを頂きたいところ。それが、このつけ麺への唯一の不満でしょうか。
ちょうど3ヵ月ぶりに頂きましたが、特に麺がさらに旨くなった印象。首都圏で食べられる清湯つけ麺で、これを越えるものはないだろうと、改めて思えた一杯でした。できることなら、また来週も食べに来たいです。


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