お休み期間を経て、この夏からまた不妊治療を再開しました。

夫42歳、妻38歳のアラフォー夫婦です。

 

現在は、転院して、名古屋にあるおち夢クリニックで、

初めての体外受精にステップアップし、通院中。

通院は、初めてのことばかりで未だに毎回そわそわしてしまいます。

 

 

通院の様子を書きつつ、

これまでの妊活・不妊治療履歴を順にまとめてみることにしました。

読者さんの参考になったら幸いです。

 

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この記事の続きです。

 

▶︎6年間の妊活・不妊治療 履歴

 ①子どもは自然にできるのが当たり前だと思っていました

 ②半年間、独自の妊活をしてみました

 ③初めての専門病院通い・医師の指導でタイミング法を試した結果

 ④人工授精にステップアップ。何回までトライする?

 ⑤不妊治療のやめどきはいつ?すれ違い生活と離婚届

▶︎番外編

 不妊治療がつらい…過去の自分にかけたい言葉

 

 

しばらく、不妊治療はやめる(病院はやめる)

夫と何度も話し合いをした結果、出した結論です。

 

 

 

 

 

正直、悲しい気持ちよりも、開放感でいっぱいでした。

 

 

もう、

 好きなだけアイスクリーム食べてもいいんだ!

 毎朝、基礎体温計らなくていいんだ!

 友達といつでも遊ぶ約束できるんだ!

 もう病院通いしなくてもいいんだ!注射もない!

 葉酸サプリ飲むのももうやめよう!

 

 

後から後から、嬉しいことが湧き出てきて、

このとき初めて、不妊治療をしている間、

自分がずっと無意識に”我慢”をしていたことがこんなにもたくさんあったんだ!と驚きました。

 

 

 

 

 

最初の一週間は、好きなことを好きなだけして、のびのびと過ごしました。

夫とも良好な元の関係に戻り始めました。

 

ずっと会っていなかった友人に会いに行くための博多旅行を計画したり、

行きたかったレストラン(高カロリーフレンチ!)にいったり、

夫と広島へ世界遺産を見にいったりもしました。

(不妊治療中は、節約のために大好きな旅行や外食は控えていました。)

 

 

 

 

 

が、それもつかの間。

あっという間に、また現実と直面することになります。

 

 

 

 

 

 

 

不妊治療のお休みを決めたからといって、生理や排卵日がなくなるわけではありません。

 

当たり前の事実ですが、

一ヶ月もしないうちに、否応なしにやってくるそれらと対面したとき、

今、絶対に赤ちゃんにならない卵が流れていこうとしているんだ…と思ったら、

なんだか罪悪感でいっぱいになりました。

(あんなに不妊治療に通うのがイヤで、治療の話を夫とするのさえも苦痛だったのに、皮肉なものです。)

 

 

 

 

 

しばらくって、不妊治療休むの、いつまでにする?

自分から治療を辞めたいと言った私が、

あっけなく夫にそう切り出したのは、病院に行かなくなって3ヶ月が経ったころでした。

 

 

 

「ちょっと考えさせてほしい。少し時間をくれないかな?」と夫。

 

 

 

待てど暮らせど、夫からこの話に触れる気配は皆無です。

 

夫の考えは、一体いつになったらまとまるのか…

定期的に切り出してみてはみるものの、

半年経っても、1年経っても、夫の返事はいつも同じでした。

 

 

 

私には、夫が考えることから逃げているようにしか見えなかったのですが、

今となっては、私もそれ以上追求する勇気を持ち合わせてはいなかったのです。

私たち夫婦が「答えを出せないのは、”答えを出さない夫のせい”」だと、

夫を勝手に悪者にして、私もまた、答えを出すことから逃げていたのだと、今となっては感じます。

 

 

不妊治療をお休みして、1年半が経ったとき、私は夫に尋ねることをやめました。

そして気づけば、夫婦で子どもの話をすることはなくなりました。

 

 

 

 

 

 

ケンカをする、口をきかない、などの分かりやすい諍いはなかったものの、

表面上は、仲良く暮らしているものの、

私たちの心の距離はまた、以前の関係に戻りつつありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしてうまく行かないんだろう。

 

 

子どものことも、夫との関係のことも、

結局いつも、私はみんなみたいに器用にうまくできないんだ。

 

 

 

気づけばまた、自分の殻に閉じこもろうとしている自分に気づきました。

 

 

 

 

 

 

そんな時に、出会ったのが、未来記憶  という本です。

 

 

 

一言で言えば、なりたい自分になるための本です。

自己啓発本といえば、そのジャンルになると思いますが、

今まで読んだどの本よりも私にはしっくりきました。

 

 

 

過去の記憶から考えた目標設定ではなく、
自分がどうなりたいか・どんな人生にしたいかという目標から、

どうしたいかを決めることが大切 という考え方と、その方法が書いてあります。

 

 

 

 

 

これまで、なんとなくそれなりに生きてきて

”自分で自分の人生を創る(切り開く)”という概念がなかった私にとって、

この本の内容は、目からウロコでした。

 

 

過去なんて関係なく、自分で描いた未来は自分で叶えられる、

そういう考えがあるのだとしり、少しずつ実践するようになって、

 

自分の殻に閉じこもろうとしていた自分にも

希望の光が見えるような気がしてきました。

 

 

 

自分の幸せは、

夫が決めるものでも、他人が決めるものでもない、

ましてや、子供がいるかどうかで人生の幸福度は左右されない。

 

ものすごくものすごく当たり前の事実を、

私はこの時、心の底から実感し、

もう一度、私自身の人生をしっかり見つめ直そう!と決意するのでした。

 

 

 

 

次回に続く

▶︎6年間の妊活・不妊治療 履歴⑦ 治療再開を話し合うきっかけになった出来事

 

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