泥棒に侵入されない防犯住宅を作る方法を研究するブログ -4ページ目

ワンケーブルカメラ設置工事

 

今年を振り返ると、「防犯カメラの施工依頼が増えた一年だった」と感じます。

特に一般住宅での防犯カメラ普及率が急激に伸びています。

 

当社も残り一年で仕事収めですが、ありがたいことに最後の最後まで防犯カメラの施工が入っています。

それで今回は、最近岐阜県で実施した防犯カメラ工事の様子をご紹介したいと思います。

 

工事内容は…歯科医院を経営されているお客様からのご依頼で、ワンケーブルカメラ224万画素を8台設置。

 

皆さん、ワンケーブルカメラとは何かご存知ですか?

 

ワンケーブルとは、同軸ケーブル一本で映像信号と電源を伝送できる防犯システムのことです。

最大500mの配線が可能ですし、配線は一本で済むため工事は比較的容易です。 

しかしこれらを駆動させるためには、各カメラに電源装置が必要です。

 

あと台数が増えてくると当然配管も増えてきます。

お客様は特に外観を気にされますので、見た目の美しさを確保しなければいけません。

 

                外壁の色に合わせた配管を選択

 

今回は外壁の配管を可能な限り避けて、床下配線や軒下などのスペースを活用し、配管しました。

 

 

工期は2日。天気は陽光もなく、曇りが続き、寒さとの闘いもありました。

さらに電気工事士の一人が熱でリタイア…。しかし、工事は順調に進みました。

 

専用ポールに防犯カメラを設置する際に、突然お客様より要望が!

高さを更に1M低くして、隣の樹木の高さと合わせてほしい…というもの。

更に穴を掘り、再度調整しました。

 

 

配管の美しさ!だけでなく、死角なく監視でき、映像も綺麗!であることにお客様も大満足のご様子でした。

 

 

来年1月にはこの医院で働いておられる息子様のご自宅の防犯リフォームも決まっています。

 

最後に、お客様は防犯機器の補償プランにも加入されました。

金額はレコーダー、カメラの値段に応じて、月々2000-5000円です。

万が一カメラやレコーダーが壊れても、無償で交換、出張工事が行えるという大変嬉しい内容です!

 

興味のある方は当社スタッフまでご確認くださいね。

防犯カメラの有効性

 

少し早いですが、防犯面の分野で今年一年を振り返ると、様々な変化がありました。

 

ドロボウの犯行手口では「バールによる玄関や勝手口からの侵入があたりまえ」

になってきたと感じます。数年前は衝撃的な犯行手口でしたが、既に泥棒にとっては、

ガラス割りと同じようにスタンダードになっているのでしょう。

 

今年はこの光景を何度見たことか…

 

 

 

 

当社の現場を振り返ると、防犯カメラのお問い合わせ、施工が昨年の1.5~2倍になっているでしょうか

一般家庭での防犯カメラ設置は増々標準化されてくると思います。

 

 

 

そこで今回は、防犯カメラの有効性を簡単にご説明します。

 

 

1、24時間365日、死角なく休まず監視・威嚇ができる 

 

在宅時はまだよいのですが、不在の時には異常がないか一抹の不安を覚えますよね。

防犯カメラがあれば、外出していても、24時間我が家をリアルタイムでチェックできます。

万が一不審者がいようものなら、その場で110番通報!警察に駆けつけてもらうことも出来ます。

 

また空き巣犯は事前にインターホンを鳴らし留守かどうかを確認することが多いですから、

訪問者の顔や特徴、また不審車両が停まっていないかなどもチェックし、不審な動きに迅速

に対応できます。この安心感はかなり大きいですよ!

 

      インターホンを押す不審人物も見逃しません

 

 

 

 

2、証拠を残せる

 

 

年ほど前に弊社で防犯カメラを設置されたお客様の事例ですが、防犯カメラを含む

防犯リフォーム後に、空き巣未遂に遭いました。そこにはなんと犯人がはっきりと映っていたのです。

その衝撃映像はこちら→https://www.youtube.com/embed/2DqOlfzPv0I?rel=0&autoplay=1

 

この証拠を警察に提出。その特徴から犯人が判明し、御用…となりました。

しかも、その映像からは泥棒は5分~10分かけても室内に侵入できない場合、

犯行を諦める確率が70-90%であるという統計も証明されています。

 

また別のお客様は防犯カメラ設置後に、すぐ目の前の生活用道路で

ひったくり事件が発生。カメラの監視エリアがちょうどその犯行現場

をとらえていて、貴重な証拠を警察に提出できました。
このように地域の防犯にも貢献できるわけです。

 

 

犯罪は未然に防ぐもの。泥棒に侵入する意欲を失わせ、犯行を諦めさせる効果を求めますよね。

この点で防犯カメラには、犯罪を未然に防ぐ「抑止効果」を期待できます。

 

防犯カメラの活用方法や付加価値はまだまだあります。

更に防犯カメラと他の防犯グッズとの効果的な組み合わせなどで抑止効果は倍増します!

特にこの年末年始の防犯対策に防犯カメラが加われば、大変心強いですよね。

 

詳細は当社の防犯設備士よりお聴きください!

http://wella-security.com/security-camera/plan-pro.html

 

 

年末年始の防犯対策 ~ 準備万端ですか? 

 

早いもので、今年も残り1か月余りとなりましたね。

防犯の分野で今年一年の愛知県を振り返ると良い成果も見られます。

 

少し前に、愛知県警より平成29年1月~9月の刑法犯、住宅侵入盗

自動車盗のランキングが届いたのですが、結果は…

 

1.刑法犯総数 愛知県 4位

2.住宅侵入盗 愛知県 1位 (2位の千葉県とは479件の差)

3.自動車盗  愛知県 3位

 

愛知県警やその関係団体を中心とした防犯啓蒙活動や

皆さんの防犯対策強化の成果もあり、住宅侵入盗は年々減少しています。

 

しかし、注目しなければならないのは、住宅対象侵入盗は愛知県が依然として1位

であるという事実です。今年1~9月までの統計では合計2688件(認知件数)の被害

が出ています。これは平均すると1か月当たり約300件もの空き巣、居空き、忍び込み

の被害が発生していることになります。

 

ガラス破りだけでなく、バールで玄関を強引に破壊して侵入する手口も後を絶ちません

。2階までよじ登り、防犯対策のなされていないガラス窓を割って侵入という事例も増えています。

今年は在宅中に複数犯が高所から侵入して金品を奪う…という事件も発生しましたよね。

 

 

ですから、年末年始を迎えるこのタイミングで、家族全員で自宅の防犯対策

を再度チェックし、我が家を客観的に分析するようオススメします。

 

自己分析はとかく主観的になりがちなので、家族全員、複数の目で検討するのが得策です。

それで、以下の情報を参考に犯人目線で分析してみてください。

 

まずは 「なぜドロボウに狙われる」 のでしょうか?

愛知県には300万件以上の住宅があると言われています。

なぜ我が家が狙われるのでしょうか?

 

それはズバリ

 

1、心理的 2、物理的 に「侵入しやすい!」 からです。

 

ドロボウに下見の段階で

           「ここは大変だ…」と直感的に思わせる ことが出来るかどうかが分かれ道!

 

ドロボウは 

 

1.「留守かどうか」 2.「入りやすく逃げやすいか」 3.「隣近所からの見通し」

 

を重視する傾向があります。金目の物がありそうか?という視点だけではないのです。

 

その一部を詳しく説明しましょう。

 

犯人は下見と犯行直前に留守かどうかの最終確認を行います。

では、インターホン は録画機能付き、さらに遠隔対応ができる

ような防犯仕様の機器になっていますか?

 

 

インターホン付近を含む、玄関エリアを広範囲に監視・録画できるような 

防犯カメラや人感センサーライト などは設置されていますか?

 

 

入りやすく逃げやすい&近所からの見通しに関して、

 

敷地内には死角になる庭木や物置などはありますか?

足場に代用できるような脚立や倉庫などを置いていませんか?

建物の構造上又は隣家との距離が非常に近いということはありませんか?

雨どいを利用して2階、3階まで登れてしまう…という可能性はないでしょうか?

 

 

これらは泥棒にとって大変有利に働き「入りやすい」と感じさせてしまう危険要素です。

 

「入り難く、逃げ難い」防犯住宅のポイントは、窓エリアの強化です!

統計によると約6割の住宅で窓ガラスからの侵入被害が報告されています。

 

 

ですから、まずは 防犯フィルムや防犯ガラス で窓を強化しましょう。

これとセットで、既存のクレセント部品を防犯窓鍵へ交換又は増設すると効果は倍増します。

 

 

当社がオススメするのは 防犯窓鍵「あかないんです」。

http://akanaindesu.com/index.html

 

この「あかないんです」は3ケタの暗証番号が合わない限り室内外からの開錠は出来ません。

この鍵を1,2階の危険個所全てに設置して置けば、犯人は仮にどこからか室内に侵入しても、

暗証番号が分からず開錠できないため、いわば「逃げやすい出口となる窓」を探すことは

出来ません。

 

 

 

以上の視点でもう一度我が家をチェックすると,ある程度正確に現状を把握できます。

 

もし「我が家は不十分だな…」と判断した場合には、防犯のプロ、防犯設備士による

無料の防犯診断を活用し、具体的なアドバイスをお受けください。

 

防犯リフォーム専門店ウエラ名古屋の防犯設備士も喜んでお手伝い致します.

是非、お気軽にご相談ください !