米株動向は「着地点なし」を示唆=モルガンS(24年4月9日 ロイター日本語電子版無料版)

 

要点

(2)「幅広い銘柄の上昇は景気循環セクターがけん引している」

<私見:

つまり、いまは「好況局面」で次の株価下落は「軟着陸ではなく景気循環上の不況の先行」という見方だと思う。これは短期のことなのか中長期のことなのかははわかりにくい>

 

記事[ニューヨーク 8日 ロイター] -

 

(1)(モルガン・スタンレーの株式ストラテジストら)

 最近の米株式市場の動向は、堅調な経済成長持続が見込まれる、いわゆる「無着陸(ノーランディング)」の経済シナリオを織り込み始めていることを示唆している。8日、述べた。

 

(2)この数カ月間、投資家は、インフレ率が高水準から低下し経済成長も緩やかになる「軟着陸(ソフトランディング)」を期待してきた。

しかし、モルガンSは「マクロデータと株式市場のけん引役は、ノーランディングという結果を支持し始めている」との見方を提示。

「幅広い銘柄の上昇は景気循環セクターがけん引しており、株式市場がより良好な成長環境に対応し始めていることを裏付けている」と指摘した。