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小児専門 言語聴覚士(ST) 
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ぜひお気軽にお寄せくださいませ。

 

 

 

 

■ご質問

 


こんにちは。診断はないですがアスペタイプの5歳の息子の母です。

今日(9月2日)のブログ、あぁうちの子、私のことだと思いました。

 

「そんな気持ちでコントロールできるレベルを超えてると思う」
ここに気がついてくださる先生に初めて出会えた、と涙がでました。


我が子は言語の遅れはないものの、コミュニケーションスキルの向上を目的に月1でSTに通っています。
しかし、月1小一時間のSTでは、言語の検査(聞き取りやお話の理解)のような内容や、就学に向けたクイズ形式の運筆などで、果たしてコミュニケーションスキルの向上になっているのか疑問に感じています。
本人は先生のことを気に入っていて、言語検査のようなテストは得意なので楽しく通ってはいます。

このようなタイプの子がSTを利用する場合、どのような訓練が必要になるのでしょうか。
よろしくお願いします。

 

 

 


 

■回答

 

 

ママの率直なお気持ちをお聞かせくださりありがとうございます。

相談者様の他にも「私のこと」「うちの子のこと」と感じられたママからメッセージやコメントをいただきました。

言葉の遅れがないというだけで、なかなか理解してもらいにくい難しさがあることを改めて感じています。

子どもから直接的に受ける言葉のシャワーのみならず、そういう気持ちを口にしにくいストレスがありますよね。

 

 

 

さてさて、本題です。ご質問ありがとうございます。

 

「むしろ口が達者で扱いにくい子」に訓練的に関わるとなると、ソーシャルスキル訓練かと思います。


これは、社会のルールや暗黙の了解、人の気持ちを想像しそれを踏まえた社会的な対応を「知識」として習得することを目的とします。

 


通常、当たり前にママや先生が子どもに教えること、周りを見て経験則で自然に習得する常識的な事柄を、感覚的に習得するのが難しい彼らに知識として教えます。


こういう場面ではこういう振る舞いをするのが妥当、

こういう場面ではこの人はどんな気持ちで、どんな対応が望ましいか、というようなことを場面学習する感じです。

 

 

もう少し踏み込むと、具体的に本人がストレスや不和を生じた場面を客観的に整理し、それぞれの登場人物の気持ちを確認しながら、本人の偏った認知を修正していくようなやり方をすることもあります。

 

 


ソーシャルスキル訓練は、ある程度の言語能力と心の成熟が必要なため、意味のある形で行うには開始時期は就学後が多いと思います。

むしろ就学前は学習の素地固めの方が優先的ですし、いずれソーシャルスキル訓練を行えるだけの言語能力の土台作りをする時期です。

 

 

また、言うまでもないことですが、訓練を受けているから訓練でまかなえるといった性質の問題ではなく、家庭や学校での日頃の関わりや周囲の大人との関係性が必要不可欠であることもご理解ください。

 

 


 

今回相談者様のお子さんは、現在5歳で月に一度STの訓練に通われているとのこと。

これはぜひ続けていただくといいと思います。


今はまだ直接的なコミュニケーションスキルの向上につながっているのか分かりにくさがあるかもしれませんが、訓練内容を拝見するに、学習の素地固めと言語能力の土台作りという点で(おそらく聴覚的理解力や記憶力の向上を狙いつつ、やりとりの訓練をされているのではないかと思います)、今行うべき訓練として大きくずれていないと思います。

 

 

 

ご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みくださりありがとうございます。

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