MBSさんのちちんぷいぷい木曜日のコーナー、楠雄二朗(くっすん)と河田直也アナが、歩いて歴史ポイントを訪れ、現地の人と触れ合うコーナー『昔の人は偉かった』の第15章『近畿 湯治場めぐり』兵庫編の21日目~22日目のまとめ。
【21日目】 2017年06月22日(木)放送
旅の内容:●鍬渓温泉を目指し…姫路市を南へ▲おニューの靴で軽快に歩くくっすん■神様にお神酒を供える祭り?!★亡き子どもに捧げるバラ
スタートは兵庫県姫路市・塩田温泉。ゴールは兵庫県姫路市砥堀・『馬車道修築の碑』。約16キロの道のり。
午前8:30、兵庫県姫路市・塩田温泉の 『上山旅館』の池の前からオープニング。朝から気持ちの良い快晴。お次の温泉は、40キロほど離れた、小野市にある鍬渓(くわたに)温泉を目指す。
スタートからいきなり上り坂。けっこうしんどいが、くっすんはおニューの靴を履いて、意気揚々と進む。ウォーキング専用シューズで、クッション性が高く衝撃をやわらげる。
しばらく歩くと、林道を抜け、集落へ出る。そこで、ドローンと操縦しているおとうさんを発見する。ドローンは空を飛びまわり、華麗に着地する。けっこうドローンは見慣れている2人だったが、興味津々にドローンを観察する。
操縦者の坂口さんにお話しをうかがう。操縦は、タブレットをモニターとして付けたプロポでおこなう。ドローンで田んぼを上空から俯瞰して、農作物の栽培状況や、動物による被害状況を調査している。ドローンのお値段は約16万円で、趣味と実益を兼ねている。ドローンを飛ばすにはいろいろと規制があるが、面白いとのこと。2人は、日進月歩の科学技術に、改めて驚かされた。
簡素な造りの階段を登って、山の上にある城跡を目指す。思ったより山道は険しく、10分ほど登った5合目辺りで、くっすんは落ち葉の上で寝転んで休憩する。
予想された展開だが、河田アナが「新しいスニーカーで、今日は頑張るとか言うてたのに・・・。全然あかんやん。メーカーの人、怒ってくんで。」とツッコみ、くっすんも「ホンマや。」と納得する。一応、「いや、スニーカーはめちゃめちゃいいんですよ。ただココが厳しいだけです。」と弁明する。
さらに10分ほど登ると、近くの集落から遠くの山々まで一望できる、視界の開けた見晴らしの良い場所に出て、2人は活気づく。
午前10:10、恒屋城址に到着。恒屋城は、15世紀中頃、恒屋氏によって築城されたとされる。
自治会長さんに、恒屋城についてお話しをうかがう。お城は羽柴秀吉よって滅ぼされるまで、5代140年ほど続いたとのこと。秀吉に焼き討ちにあった折に、敵が滑るだろうと山にタケノコの葉を敷いたら、葉っぱに火をつけられてお城が燃えてしまったという笑い話?が残っている。
恒屋城主は、普段は麓の屋敷に住んでいた。現在は屋敷跡に、温泉施設があるという、耳寄りな情報を得る。
山を下りて、少し歩くと、お城風の建物が見えてくる。気持ちは温泉一色の2人だったが・・・。
宿泊施設『姫路市休養センター 香寺荘』の前まできたものの、『本日休館』の予想だにしていない文字に、意気消沈し呆然と立ちつくす。なんと運悪く、月に1度あるメンテナンスの日であった。
香寺荘にある、日帰り入浴ができる『竹取の湯』。泉質は高濃度炭酸泉で、脳こうそく・糖尿病の予防などに効く。
気を取り直して歩いていくと、家を建築中の施行主さんと、建築現場を見にきていた施主さんたちに出会う。建築中の家は40坪ほどの木造平屋で、基礎工事が終わって枠組みを立てている段階。夢のマイホームは9月に完成見込みで、ご主人と奥さんの笑顔にワクワクウキウキが伝わってくる。
くっすんが「できたときは、壁に大きくサインしますから。」と言って、ご主人に「やめてください。」と断られる。さらに、純粋な興味から「ちなみに、おいくらですか?」と聞いてしまい、テレビで見たとおりの感じだと言われる。
スタートから8.5キロ、香寺ハーブ・ガーデンに到着。農薬や除草剤を使用しないハーブを育てる一方、様々な植物の研究開発をおこなっている。店内では、ハーブをつかったエッセンシャルオイル・化粧品などを販売。
代表取締役の福岡さんに、ハーブ園にて、最先端の研究内容についてお話しをうかがう。野菜やハーブからエキスを抽出して、世の中に役立てる研究をしている。
例えば、ミントが太陽の光に当たると反応する性質を利用する。ミント抽出成分をカプセルに詰めて、癌患者に投与し、癌の近くまで持っていく。体の外から光を当てると、癌細胞を壊すことができる。まだまだ、実用化はされていないが、アメリカのベンチャー企業と手を組んで、医療としての研究を検討中とのこと。
今後、ハーブに限らず植物全般の研究が進めば、医療・建築・様々な分野での応用が期待される。植物由来の成分で、路面の凍結を防止したり、養殖中の魚の栄養として漁獲量を増やしたりと、福岡さんは例を挙げる。
植物パワーの凄さを再認識した2人は、
午後1:00、昼ごはんを食べるお店を探す。
緑の植物に紛れて見つけにくい食べ物屋さんの看板を、視力1.5のくっすんが遠くから発見する。
くっすんが取材交渉した『お好みハウス 浩』にて昼食。くっすん・河田アナともに、牛肉・豚肉・エビ・イカ・すじ肉が入ったお好み焼き・『浩焼スペシャル』を食べる。いつもは、アツアツのメニューは、くっすんが口を火傷しそうになりながら食べるけれど・・・。今回は河田アナが先に食べて、熱さにひいひいしながら「おいひぃ。」とコメントする。
スタートから9.5キロ、大歳神社に到着。五穀豊穣を願う大歳神社の1つで、毎年10月に『岩部の樽かき』という例祭が催される。
自治会長さんに、詳しいお話しをうかがう。
岩部の樽かき
五穀豊穣を願って、神様にお神酒を供えるお祭り。ふんどし姿の男衆がペアになって、樽を付けた竹を肩にのせて担ぎ、千鳥足で練り歩く。
奈良時代、神社近くの川が氾濫した。それを、一匹の大蛇が身をていしてせき止め、村を救った。大蛇に感謝しお神酒を供えたことが、起源とされる。
くっすん・河田アナがペアになって酒樽を担ぐが、25キロもある樽はずっしり重い。自治会長さんに千鳥足のステップを教わり、「イッシ、イッシ、どっこい。」の掛け声とともに、境内を少し歩く。2人の動きはてんでバラバラで、樽に振り回される始末。
ギャラリーの中に、現役とOBの担ぎ手さんがいて、お手本を見せてもらう。河田アナは「どちらの方がOBで、どちらの方だ現役?」と、同世代に見えてしまう。重い樽であるが、地元の方は普段から農作業で鍛えたうえ、相当の練習をしているので、華麗なステップ?をみせる。
主婦しているお姉さんと、独身の妹さんに出会う。妹さんが未婚と聞いたくっすんは、「どちらがタイプですか?」と定番の質問をする。河田アナは、その質問をいつも本気で嫌がっている。
そこで、お姉さんがくっすんファンと判明し、「よっしゃーあぁ~。」と雄たけぶくっすん。テレビでくっすんのよく泣いているのを見て、かわいいなあと母性本能?をくすぐられるらしい・・・。くっすんに振り回されている河田アナは、「うっとおしいですよ、正直。」と、声を大にして姉妹に説く。「変わった方もいらっしゃいますね。」と、くっすんも立場をわきまえているらしい。
午後4:30、スタートから13キロ、薔薇の香高い『姫路ばら園』に到着。1977年に開業した個人で運営しているバラ園。園内のバラたちに、くっすんも心ときめかせるが、それをうまく言葉で表現できない。
庭園内で、バラ園の代表・上野さんにお話しをうかがう。今では、850種・3,500本ものバラが咲き誇る姫路ばら園。1977年に亡くなった上野さんの子どものために、空いた土地にご主人が種を植えて、少しのバラをお供えにしたのが始まり。
お客さんの期待に応えようと、バラ園の規模をだんだんと拡張していった。大規模なのに、個人運営していると知った2人はビックリ。くっすんは、バラ園のオーナーの上野さんに「仲良くなりたい。」と伝え、「私もなりたい。」と応えてくれた。
姫路ばら園を出て少し歩くと、警察官を目指すおねえさんに出会う。小学2年生から習っている剣道を、警察官の方から指導してもらい、正義感・責任感の強さやたくましさを目の当たりにして、「こんな大人になりたい。」と思ったという。
高校を卒業したばかりで、友達から甘い誘惑も多いが、女手一つで育ててくれたお母さんに恩返しするため、採用試験の勉強に励んでいる。1歳年上のお兄さんがいて、いっしょに警察官を目指している。そんな孝行娘の苦労話を聞いたくっすんは、涙を流し感動する。
話をしていると、件のお母さんが登場し、母娘で並ぶ。くっすん・河田アナは娘さんの夢が叶うように応援しつつ、サヨナラを告げる。
特に権限はないが、「もう、兵庫県警の皆さん。彼女をぜひ採用させてください。」とくっすんが太鼓判を押す。
小学校が終わった子供たちや、大勢の大人たちにエールをもらいつつ、
午後6:00、スタートから16キロ、ゴールの『馬車道修築の碑』の前に到着。明治時代、今の朝来市にある生野銀山で採掘された銀を輸送するため、馬車道が敷かれた。距離にして、生野銀山から姫路港まで約49キロ。
次回からは、進路を東にとり、小野市方面へ進む。
■簡易チャート
スタート: 兵庫県姫路市・塩田温泉 → 恒屋城址 → 竹取の湯? → 香寺ハーブ・ガーデン(8.5km) →昼食: 『お好みハウス 浩』 → 大歳神社 (9.5km) →姫路ばら園 (13km) → ゴール: 『馬車道修築の碑』 (16km)
【22日目】 2017年06月29日(木)放送
旅の内容:●鍬渓温泉を目指し 姫路から東へ!▲ハプニング発生?!チワワの飼い主を探す■姫センで動物と戯れる★歴代姫路城主に愛されたお寺
スタートは兵庫県姫路市・『馬車道修築の碑』。ゴールは兵庫県加西市・一乗寺。約15キロの道のり。
午前8:00、兵庫県姫路市・『馬車道修築の碑』の前からオープニング。『馬車道修築の碑』の後ろに隠れていたくっすんが、ひょっこり顔を出す。ロケ日の天気予報は曇りのち晴れ。雨が降らない梅雨に、農家さんの心配をする2人。
午前8:30、くっすん・河田アナの通る場所に見当をつけ、待っていた女性2人に出会う。ロケ日の前日に、あるお寺(有乳山岩屋寺)で草刈りをしていたという情報から推理して、通るルートを割り出したという。河田アナは、思わず「探偵やってはるんですか?」と尋ねる。
大のくっすんファンの方で、「珍しい方もいらっしゃる、ありがとうございます。」と謙虚に受け止めるくっすん。ちなみに女性2人は、知り合いではなく、偶然居合わせた。
スタートから3.5キロ、リードつきのチワワが一匹で飛び出してきたので、くっすんが保護する。辺りを見回しても、飼い主さんが見当たらないので、ルートを外れ、ワンちゃんの歩いてきた方向へ向かう。
くっすんがチワワをだっこして歩きながら、飼い主さんを知っていないか、会う人会う人に聞き込みをする。
有力な情報を得ることができず、捜索開始から30分経過。前からやってくるおにいさんに、河田アナが「迷子のワンちゃん見つけたんですけど、このワンちゃん見たことないですか?」と聞くと、探していた飼い主さんであった。
事情を聞くと、おにいさんの親御さんが散歩中にトイレによったスキに、柵につなぎとめていたチワワさんのリードは外れ、逃走したとのこと。チワワさんのお名前はアイさん(♀)。絶妙なタイミングで飼い主さんが見つかり、2人は胸をなでおろす。
午前9:30、曇りから晴れてきて、気温がグングン上昇。
姫路市の地場産業を取材する。作っているモノは軍用手袋で、略して軍手。軍隊向けに大量生産した軍手は、安くて丈夫だったので、オールマイティーな作業手袋として普及した。
大正時代初期から、姫路では農家を中心に、軍手を一般家庭で製造していた。軍手の製造の最終仕上げの工程をされている、内職の方のお家を訪問する。
お家には、大きなビニール袋に詰められている軍手が、あっちこっちに置いてある。ミシンを使ってゴムを縫いこむ作業を見学する。
企業の工場(株式会社ウエダ)の機械で織りあげた軍手が運ばれ、最後は人の手で手首部分にゴムを入れて完成させる。その際、軍手に針など危険なものが入ってないか、安全かどうかの検品作業も兼ねている。
近年は、外国製の軍手に押され、日本での軍手生産量は激減している。そんななか、株式会社ウエダでは、日本の技術力をアピールしようと、高機能な軍手を開発した。耐熱温度は約120℃あって、特殊なナイロンを織りこむことで、ガラスや薄い鉄板による切創を防ぐ。
軍手づくりの現場を出て、歩くこと3分、
午前11:05、山の向こうに観覧車が見え、指さすくっすん。次の目的地は『姫路セントラルパーク』。遊園地ときて、嬉しそうに向かうが、本来は車であがる入園ゲートへの坂道を歩いていくので、けっこうしんどい。
15分ほどかけて、
午前11:30、通行・駐車料金所の前を通る。料金所の方に徒歩でやってくる人がいるか聞いてみると、いるとのこと。駐車料金もバカにならないので・・・。
スタートから6キロ、『姫路セントラルパーク』に入園する。1984年にオープンし、甲子園球場48コ分の敷地に、遊園地とサファリパークが併設されている。遊園地では、絶叫マシーンや観覧車などのアトラクションが楽しめ、季節の遊びにプールとアイススケートもできる。また、自家用車やバスで動物園を巡る、ドライブスルーサファリが人気。
広報の幸崎に案内され、『SAFARI THA RIDE』を体験する。トラック(バス?)の荷台部分がまるごとオリになっていて、そのオリの中に入って動物園を巡る。人間側がオリに入るという逆転の発想が面白く、間近に迫力ある動物を観察できると、メディアでも取り上げられ話題になっている。
午後0:20、2人は、スタッフさんとガイドさんとともにオリの中に載りこみ、いよいよ出発する。
輸送されている動物の気持ちを味わいつつ、トラックは肉食獣のエリアへ入る。ガイドさんはライオンのよだれが飛んでくるかもと言う。「かけられたい。」とテンションのあがるくっすん。
オリ越しに、ベンガルトラや、迫力満点のライオンの群れを観察する。
トラックは、『SAFARI THA RIDE』でしか行けない、特別体験ゾーンへ入る。セントラルパークの顔・ホワイトライオンも登場、オリの方へライオンが近寄ってくる。くっすんが、鉄の棒の先に付けた国産牛肉を、オリの格子越しに与える。肉を食べるときに、鋭い牙をのぞかせるライオン。
オリの高さより少し低い岩場にいるライオンに、くっすんが声をかけていると、突然「ガオゥ。」と吠えられ、ビビってオリの反対側へ逃げる。動物好きのくっすんも、「怖かったぁ~。」と乙女のように縮みあがる。
さらに、オリの上には、出発前にお肉を載せているので、岩場からライオンたちが乗り移って食べる。2頭のライオンがエサをめぐってじゃれあう。それを下から見上げていた2人は、あまりの迫力に”ケンカはやめて”とビビりながら懇願する。刺激が強すぎたのか、河田アナは腰が抜けた。テレビ的には、撮れ高最高。
退散するように肉食獣エリアを後にして、草食獣のエリアでまったりする。シマウマや国内でここしか見れないヌーがいる。
オリから下りて、池の中に潜んでいるカバにエサやりをする。くっすんが、大きく口を開けたカバの口の中目がけてエサを投げるが、惜しくも少しずれた。そして、カバが水中でフンをしたその後、短いしっぽを水面に叩きつけて飛ばしてくる。意外に飛距離があったので、「うんこや」と連呼しながらパニックにおちいる2人だった。
5月22日に誕生したばかりの、双子のホワイトライオンの赤ちゃんを、室内で特別にだっこさせてもらう。河田アナ・くっすんがそれぞれ一頭ずつだっこする。赤ちゃんといえど、さすがライオン、ずっしりと重たい。
園内にある洋食レストラン『ビアンコ』にて昼食。河田アナは『オムカレーライス』を、くっすんは
『オムハヤシライス』を食べる。テーブルクロスの柄がゼブラ模様で、「シマウマの上で食べてる、僕たち。」とくっすん。
姫路セントラルパークを後にして、歴代姫路城主が大切にしたお寺・有乳山岩屋寺に到着。急な角度で長い参道を息を切らせながら登り、岩屋寺の本堂にたどり着く。しかし、目的地はさらに上で、まだちょっと石段が続く。くっすんはダウン寸前、ぶつぶつ不満をたらしていたが、石段を登ると、今にも落ちて転がってきそうな岩石の下に、ちょこんと岩屋寺創建の社が建っている。645年に、法道仙人によって大きな岩の下に社が建てられたことから、岩屋寺と名付けられた。
姫路城から北東に位置し、鬼門を封じる役目を果たしている。
お社の前に立った2人は、非日常の幻想的風景に浸る。「不思議がいっぱい・・・。」とくっすんがポエムをよむ。
ご住職に案内され、本堂に祀られている鬼門を守護するご本尊を、特別に拝観させてもらう。通常は秘仏で、毎年1月の例祭でのみ開帳される。平安時代の『毘沙門天立像』で、国の重要文化財に指定されている。
姫路城主と有乳山
姫路城主を、幼少のころと成年してからの2期にわたって務めた松平直矩が、子を授かった。されど、奥さんの母乳が出なかったので、岩屋寺に祈願した。すると、母乳が沢山出るようになった。以来、有乳山という山号がつけられた。
歴代姫路城主も祈願した毘沙門天像に手を合わせ、お寺を後にする。
午後2:45、スタートから10キロ、兵庫県姫路市から加西市に入る。「拍手喝采・・・し。」とくっすんの地名ギャグ。
午後2:50、スタートから10.5キロ、加西市から姫路市へ入る。
3市が複雑に入り組んでいるため、市から市をせわしなく移動する。その後、加古川市に入り、また加西市に入る。
足を棒にしながら歩き、ゴールの手前にきて、160段の石段を登る。くっすんの付け根・古傷?が悲鳴をあげる。「俺はできる。俺はやれる。」と自分を鼓舞するくっすんだったが、すぐに「僕は・・・、できないわ。」と石段で崩れ落ちる。河田アナに「ココ、おじいちゃんとかおばあちゃんでも上がるんやから・・・。」と尻を叩かれ、何とか歩を進める。
午後4:15、スタートから15キロ、ゴールの一乗寺の本堂前に到着。650年に創建され、西国33所第26番札所。
本堂をご住職に案内していただく。
本堂の天井には、その昔西国巡礼者が打ちつけた約5,000枚の巡礼札が貼られたままになっている。巡礼作法として、木札に参詣者の名前を書いて、扇のように広げて打ちつけた。
しかし、天井までは6メートルの高さがあるので、どうやってお札を打ちつけたのか、不思議である。ご住職が言うには、肩車を何段も積み重ねていき、一番上の人が竿の先に木札をつけて、天井に打ちつけたという。アクロバティック・・・。
現在は、お堂を傷つけないように、木札の代わりとして、紙の札に名前・住所・願いを書いて奉納する。河田アナ・くっすんも紙の札を奉納し、内陣の聖観音様(秘仏)に向かって手を合わせる。
昔の人が西国巡礼へかけた情熱を再認識して、旅を終える。
■簡易チャート
スタート: 兵庫県姫路市・『馬車道修築の碑』 → 軍手づくりの現場 → 姫路セントラルパーク(6km) 園内で昼食: 洋食レストラン『ビアンコ』 → 有乳山岩屋寺 → ゴール: 一乗寺 (15km)

