MBSさんのちちんぷいぷい木曜日のコーナー、楠雄二朗(くっすん)と河田直也アナが、歩いて歴史ポイントを訪れ、現地の人と触れ合うコーナー『昔の人は偉かった』の第15章『近畿 湯治場めぐり』兵庫編の25日目~26日目のまとめ。
【25日目】 2017年07月20日(木)放送
旅の内容:●小野市から三木市「吉川温泉」へ!▲山田錦のセレブ農家■釣り針生産の一大集積地を訪問★しょっぱいシュワシュワな温泉
スタートは兵庫県小野市・萬勝寺 。ゴールは兵庫県三木市・吉川温泉。約18キロの道のり。
午前7:40、兵庫県小野市・萬勝寺の門の前からオープニング。先週のロケは天気に悩まされたが、今回は雨は降らない見込みで一安心。
歩いていると、グランドゴルフをして、駐車場にあるベンチで休憩している方々に出会う。2人は握手を求められ、熱烈歓迎を受ける。くっすんは「きれいな顔しとんな。」と、ピンクのタオルを首に巻いたおとうさんに褒められる。
皆さん毎日グランドゴルフをしていて、「仕事みたいなもんや。」とのこと。和気あいあいとしゃべりながらプレイするのが楽しい。おとうさんの娘さんが、鍬渓温泉方面でくっさんと河田さんに出会ったと電話してきたとのことで、世間は狭い。
午前9:30、スタートから4キロ、日本酒の原料となる山田錦の田んぼ地帯で、待ち合わせしていた華やかな着物姿の石井さんに出会う。実家の両親とともに山田錦を作る農家さんで、もっと若い人にも山田錦を知ってもらいたいと、様々な活動をしている。
彼女は、自家製山田錦を使ってポン菓子を作っている。パッケージ詰めされたポン菓子を見せてもらうと、大量のポン菓子が入っていて、ラベルにポン菓子を作る石井さんのイラストが描かれている。小野市には他に2人のポン菓子職人がいて、そのうちの1人にポン菓子作りを勧められた。
ポン菓子作りを見せてもらうため、石井さんのご自宅へ案内される。大きくて立派なお家なので、「ポン菓子御殿ですね。」とくっすんが言い、「山田錦御殿です。」と訂正される。
石井さんにガレージにて、専用マシーンでポン菓子を作ってもらう。
まず、山田錦をポン菓子機に入れ、点火する。次に、電源を入れ、15分ほど回して圧力をかける。そして、ポン菓子作り最大の見せ場・・・ポン菓子噴き出し口に専用カゴをセットし、金属棒などでぶったたくと、圧力が解放され、轟音と白い煙とともにポン菓子が飛び出す。
河田アナは大きな音にビックリし、くっすんはいい香りを嗅ぐため両手で煙をあおぎ寄せる。
できたポン菓子を、大きなタライに移し、砂糖蜜(原材料:砂糖・水・塩)かけて混ぜ合わせて、味をつける。
完成したポン菓子を、早速試食する。河田アナはお上品に食べ、くっすんはワイルドに大きい塊のままかぶりつく。材料がシンプルなだけに、素朴で懐かしいお味。
最後に石井さんに目指すものを聞いてみると、セレブ農家と聞きなれない言葉が返ってくる。全国で農業従事者が減少し、兵庫県では農家をやっている方の平均年齢が68に達している。そこで、農業が儲かるということをアピールし、もっと若い農家さんを増やたい石井さんは、自らセレブ農家として活動している。
また将来は、フェラーリに乗って田んぼの水を見てまわるのが夢で、まさにセレブ・・・。「田んぼの中の緑色の中に、赤いのんて映えると思うんですよ。」と発想力豊か。
車から降りてきた、日に焼けたダンディーなおとうさんに声をかけてもらう。日焼けはバイクに乗っているからで、愛機の写真をみせてくれる。サイドカー付のビッグバイク(車種:ホンダ・ゴールドウイング)にまたがり、全国を旅する。次回は信州を旅行予定とのこと。
1500ccの6気筒の大型バイクということで、くっすんが思わずお値段を聞いてしまう。誕生日に奥さんからプレゼントされたシロモノ。
72歳にしてビッグバイクを乗り回すおとうさんに、河田アナが「若いときからもてるんちゃいます?」と聞くと、「荷物だけ・・・(もてます)。」と謙虚。
スタートから5.5キロ、兵庫県小野市から加東市へ入る。「暑さに勝とう(加東)。」とくっすんの地名ギャグ。
暑さと闘いながら、30分ほど歩き、東条川に架かるあさひ橋に着く。あさひ橋の親柱正面を見ると、大きな釣り針の形になっている。
スタートから7.5キロ、『兵庫県釣針協同組合』を訪問する。組合の藤井さんにお話しをうかがう。
まずは、多種多様な魚に対応した、いろいろな種類の釣り針を見せてもらう。机の上に、バカでかい釣り針が置いてあったので、河田アナが「これは随分大きいですが、何用ですか?」と聞くと、飾り用のオブジェとのこと。
日本の釣り針は、北播磨地区で90%以上生産されている。北播磨の他には、日本に釣り針生産の一大集積地はない。
海のない加東市で釣り針作りが盛んなワケは・・・江戸時代に庄屋・小寺彦兵衛が土佐に行って、釣り針製造の技術を学んで、故郷(加東郡下久米村)に戻り広めたことに始まる(けっこう諸説あり)。そして、明治以降、釣り針作りは農閑期の家内工業として始められた。
ここ最近の釣り針業界の景気を聞いてみると、良くも悪くもなくボチボチといったところ?。ただ、時代の変化も大きく、女性や定年したお年寄りが、釣りに興味をもたれる。組合でも、女性をターゲットにして釣り人口を増やすように努力している。
午前11:30、河田アナの手元の温度計が、35℃を示す。河田アナがくっすんに、テレビに映ってはダメな顔をしていることを注意する。暑さに負けそうなくっすんは、なんとか笑顔を作る。
車しか通らない道をひたすら歩き、安国寺に到着。1339年に創建され、境内には室町幕府6代将軍・足利義教の首塚がある。首塚の前で、加東市観光ボランティアの会の前田さんに、首塚に祀られた人物の詳しいお話しをうかがう。
クジ引き将軍・足利義教
室町幕府5代将軍・足利義量が亡くなり、後継者問題が難航したので、4名の候補者の中から、石清水八幡宮でクジ引きを行って決めることにした。そのクジに当たったのが、足利義教だった。粗暴で短気なところがあり、自分の気に入らないことがあると、周りの人間に激しくあたった。
そんな暴君義教に耐えかねた播磨国の大名・赤松満祐は、京都の自分の屋敷に義教を招き、暗殺した。
その後、満祐は播磨国の坂本城へ戻り、さらに龍野の城山城まで逃げた。幕府側の討伐軍に侵攻され、最後は切腹する(嘉吉の乱 1441年)。
午後1:15、『道の駅 とうじょう』にて昼食。河田アナは『海老カツ膳セット』を、くっすんは『エビ・ヒレかつ定食』を食べる。
尋常じゃない暑さの中、人気のない道をひたすら歩き、
午後2:30、スタートから14キロ、兵庫県加東市から三木市に入る。「ミッキーだよ。」とくっすんの地名ギャグ。
スタートから15キロ、伝統工芸品・三吉籠を作っている工房『戸田竹芸店』を取材する。
工房で籠を作っている、店主の戸田さんにお話しをうかがう。三吉籠を作っているかと思いきや、別の籠だった。
工房のそこかしこに三吉籠の完成品があり、河田アナが手にとって見る。竹を素材につかい、渦を巻くように編みこまれて、美しさと実用性を兼ね備えている。戸田さんいわく、「美術品とか芸術品ではなくて、生活の日常の道具で、使っていきていく。」。
三吉籠の特徴として、底の部分を2本ずつの竹ひごで編みこんでいき、その周りをらせん状の形に仕上げる。
昭和4年に皇室がお買い上げになった三吉籠の写真を、見せてもらう。その三吉籠を作る際、職人さんは白装束を着て、戸田さんのひいおじいちゃんは紋付き袴を着ていた。
昭和7年に戸田竹芸店の前で籠作りの親方衆が集まった集合写真を、見せてもらう。その数は50人以上で、当時の繁盛ぶりがうかがえる。
現在、三吉籠をきちんと作れる職人は、戸田さん1人だけとのこと。後継者問題が危ぶまれるけど、戸田さんの婿養子の方が後を継ぐ意思があると、このあいだポロッと言ったので、一安心。
戸田竹芸店を出てしばらく歩くと、自転車に乗った、吉川中学校の3年生の女の子・男の子に出会う。女の子は受験勉強をあまりしてなくて、男の子は成績がヤバくて家で勉強ばかりの日々とのこと。さらに、合格後は受験の疲れを癒すため、しばらくダラッ~としたいというので、河田アナはすでにお疲れの受験生の身を案じる。
藪蛇だが、河田アナがお二人のご関係を聞いてみると、オタク仲間とのこと。とりわけアニメ『文豪ストレイドッグス』に造詣が深い。河田アナは聞いたこともなく、「犬の物語?」と思わず想像してしまう。
文豪ストレイドッグスは、平たくいえば?、太宰治や芥川龍之介など実在した文豪をもとに、イケメン化したキャラクターが入り乱れ、固有の異能力で戦うアクションマンガ(原作)。河田アナはストレイドッグスの意味が分からない(直訳すると、野良犬たち?)。
女の子に、文豪ストレイドッグスのグッズを見せてもらい、中原中也・太宰治・中島敦などのキキャラクターを紹介される。河田アナは「中原中也は、知ってるよ。×2」と言いつつ、現代アニメの独特な世界観に置いてけぼりをくらう。
くっすんが「趣味が合ったら、そっから恋って芽生えないですか?」と淡い期待とともに聞いてみると、お二人口をそろえて「ないですね。」の一言(そうなの?)。
雨ニモマケズ、台風ニモマケズ・・・夏ノ暑サニモマケズ、最後ノ力ヲフリシボッテ歩キ、
午後4:30、スタートから18キロ、ゴールの吉川温泉(よかたん)に到着。2002年にオープンした、日本有数の炭酸含有量を誇る温泉。
施設管理部長の西村さんに源泉に案内していただく。源泉は、地下1,500メートルから自噴している。実際に源泉の井戸を開けてもらい、その炭酸量・噴き出す勢いを見学する。西村さんが源泉そばのバルブをひねって調節すると、勢いよく源泉が高く吹き上がり、2人は大興奮。源泉を観察すると、泡が多い気がする。
源泉について説明を聞いていると、突然圧力の高まった源泉が噴き出したので、「わあぁぁ~。」と声をあげて驚く2人。
続いて、2人は源泉を試飲する。河田アナはほんのちょっと飲んだだけで、源泉の塩分の濃さに、酸っぱい梅干を口に含んだ顔になる。くっすんは暑さで味覚が麻痺したのか、おちょこ一杯分飲み干し、美味しさの批評をする余裕っぷり・・・。
気を取り直して、お待ちかねの露天風呂へ入浴(河田アナマッチョになっている?特に腹筋)。ヌルっとした感触で少々ぬるめのお湯が、2人の体を包みこみ、まさに極楽。吉川温泉の泉質は炭酸水素塩強塩泉で、神経痛・冷え性などに効く。
河田アナは、近畿にもいろんな温泉があると、改めて実感した。
くっすんは「暑い日に温泉って意外に合う。」と気づかされた。吉川温泉の露天風呂は、お湯の温度が36~37℃なので、夏の暑い時期にも長くじっくり入れるのだ。
■簡易チャート
スタート: 兵庫県小野市・萬勝寺 → 山田錦御殿 → 『兵庫県釣針協同組合』 (7.5km) → 安国寺 → 昼食: 『道の駅 とうじょう』 → 『戸田竹芸店』 (15km) → ゴール: 吉川温泉 [よかたん] (18km)
【26日目】 2017年07月27日(木)放送
旅の内容:●珍温泉を目指し 三木市から三田市へ!▲三木市の奇祭■動物が隠れているお寺★本気でバットを振り下ろす?!くっすん&河田
スタートは兵庫県三木市・吉川温泉 。ゴールは兵庫県三木市・青野ダム。約15キロの道のり。
午前7:30、兵庫県三木市・吉川温泉の屋外にある無料足湯に浸かりながらオープニング。次に目指す温泉は、平家の落ち武者が見つけたという篠山市にある籠坊温泉。ロケ日の予想最高気温は32℃。スタート時ですでに29℃で、すでに暑い。
スタートから1キロ、若宮神社に到着し、とりあえず参拝する。詳しい創建年代は不明だが、室町時代に三木城の武士たちが、戦の勝利を願って社殿を整備した記録が残る。
若宮神社では、毎年10月の例祭で、ヤホー神事が行われる。くっすんは、ヤッホーと叫ぶ感じがスイスみたいとコメント。境内を進んでいく行列の掛け声の「イヤホォ~。」が、名前の由来とされる。
お祭りを運営されているお二人に、詳しいお話しをうかがう。正式には弥寿(いやほぐ)と書き、さらに・もっとお祝いするという意味がある。
神事の名前とともに特徴的なものが、鬼が持っているこん棒。両端にかんなで削った木がとりつけられ、音を鳴らして周囲を威嚇する。
神事の際、鬼のこん棒でそこのけそこのけと払って突きつける動作を、くっすんがやってみる。独特な足さばきで、武術みたいな独特な突きをみせる。
ちょっと曇って、涼しくなる。
スタートから2キロ、自転車でツーリング中の男性5人組に出会う。三田市からスタートして、60キロほど離れた姫路市へ向かう予定。
本格的な装備と自転車で、自転車の価格は80万円くらいとのことで、ビックリする2人。せっかくだから、くっすんは80万円の自転車にまたがらせてもらう。「お尻がごっつい痛いです。」と感想を述べる。
趣味の自転車にけっこうなお金をかけている皆さんに、ご家庭で何も言われないのかと河田アナが聞いてみると、ノーコメントとのことで、お値段は内緒にしている。くっすんが、自転車があればお金がかからないとフォローするが、自動車より燃費が高くつくという。なぜかというと、自転車をこいで10キロ走るのに水1リットル必要で、お腹も空くので食べ物もいるから。自転車を趣味にしている人の苦労を知った。
スタートから2.5キロ、上り坂を進んでいると、前から猛ダッシュで近づいてくる”ちちんぷいぷい”の大ファンの女性に出会う。キッチンぷいぷいも好きで、よく料理を作っている。
”むかえら”では、くっすんのヘタレさに腹が立つこともあるけど、応援しているとのこと。さらに、「ガチで歩いてるんですね。」と、ちょっと疑われていた。むかえらでいろんな場所が紹介されるのを見るにつけて、実際に行ってみたいと言われ、2人は5,500キロ歩いてきた甲斐があったというもの。
坂を登り終え、中国自動車道の下をくぐって、先へと進む。
スタートから4.5キロ、東光寺の本堂前に到着。奈良時代に行基によって創建された。室町時代中期に建てられた本堂は、国の重要文化財で、日本の建築様式に中国・インドの文化を取り入れた折衷形式で建てられた。
本堂の中を、ご住職に案内していただく。堂内には、生き物を模した意匠が隠れているということで、探す2人。天井からぶら下がっている紐のようなものを見て、蛇だと主張するくっすん。しかし、ただの修理中の照明用配線だった。
さらに血眼になって探していると、柱から洗濯ばさみの先のように突き出ている部分を見つけ、ワニだと主張するくっすん。意外にも、場所は正解だったが、ワニの口ではなく、ゾウの鼻がモチーフになっている。言われてみればゾウの鼻だと、2人は納得する。木鼻(きばな)といって、仏教で神聖とされているゾウを模した飾り。
ゾウの他にも動物が隠れている。屋根を支える支柱は、蛙股(かえるまた)といい、蛙が股を開いている様を模している。天井近くの少し曲がっている梁は、海老虹梁(えびこうりょう)といい、エビの形を模している。くっすんが、強引に名前を付けていると、物言いをつける。
本堂の地蔵さまに手を合わせ、東光寺を後にする。
午前10:15、テレビカメラに映らないくらいの雨が降りだし、風が強くなる。悪くなる天気を心配しつつ、長くしんどい坂道を登る。
午前10:30、スタートから5.5キロ、兵庫県三木市から三田市に入る。
雷の音にビビり、雨も強く降りだしたので、避雷針のあるお宅へ避難させてもらう。お茶を出してもらい、ひと時客間にて休憩。
河田アナが、避雷針を誰が考えたか疑問に思う。避雷針が発明されたのは1753年。イギリス・アメリカで活躍した科学者のベンジャミン・フランクリンが、落雷による建物の被害をなくそうと考案した。日本で、初めて避雷針が設置されたのは明治5年。群馬県にある世界遺産・富岡製糸場とされている。
雷も鳴りを潜めたので、避難させていただいたおかあさんに感謝しつつ、再出発する。
午前11:45、雨のおかげで涼しくなり、快調に歩くと、道路でカエルの群れに遭遇する。
スタートから10キロ、北摂三田テクノパーク界隈を歩く。昭和62年ごろから企業が集まりはじめた工業団地で、現在44社が操業中。くっすんも知る有名企業が多数。
午後1:15、株式会社パトライトを取材する。昭和22年に、小型モーターを製造する企業として創業した。昭和40年に、自社モーターを用いた回転警示灯を開発・販売した。昭和52年からパトカーや消防車につかう赤色灯の製造を始めた。現在では、警察車両でつかわれる赤色灯の国内シェア80パーセントをほこっている。
まずは、ショールームを見学する。緊急事件が発生したときに普通の車に付ける赤色灯は、マグネットでくっついている。アメリカスタイルの横長式のパトライトを初めて日本で製造し、販売した。販売当初、日本の警察は奇抜すぎると、すぐには受け入れられなかった。
ところがどっこい、過激な演出で話題になった刑事ドラマ『西部警察』で、警察車両に横長式パトライトが採用されると、日本の警察も採用し始めたという。2人は、ドラマの影響力と石原軍団の偉大さを知る。
次に、赤色灯の製造工程を見学する。パトライトは一台ずつ受注生産で、用途や車種によって色が異なる。パトカーは赤色、道路維持管理車両は黄色、大型トレーラーは緑色、防犯パトロールカーは青色、故障車両は紫色で、全5色に分かれる。
くっすんが赤色灯のお値段を聞いてみると、ピンキリだがノーマルタイプでおよそ定価20万円とのこと。
最後に、警察に恨みをもつ人がパトライトを壊そうとすることもあるので、耐久実験を提案される。担当の方曰く「ゾウが乗っても壊れない(筆箱?)。バットで叩いても壊れない。」と豪語。金属バットでパトライトを思い切り叩いて、丈夫さを証明する。壊してしまった場合の弁償金20万円を心配する2人だったが、「大丈夫です、壊れないんで。」と保証してくれた。
くっすんは、ストレス解消とばかり、「ああぁ~。」と叫びながら渾身の力をこめて、バットを振り下ろす。パトライトを見てみると、さすが強化プラスチックで少し傷が付いただけ。河田アナも、いろいろと心配して確認した後、無言のまま本気でバットを振り下ろす。やっぱりパトライト、本気の河田アナの一撃でも割れなかった。くっすんが、「誰を思って叩いたんですか?」と無粋なことを聞く。
工場見学を終えた後、特別にパトライトさんの社食で昼食をいただく。
河田アナは『日替わり定食』を、くっすんは『中華麺セット』を食べる。社食の大きく開けた窓から見える自然豊かな風景を、2人は堪能する。
午後2:50、三田テクノパークを出ると、辺りには田園風景が広がる。武庫川を渡り、出発から歩くこと8時間半、
午後4:00、スタートから15キロ、ゴールの青野ダムに到着。昭和62年に完成したダムで、面積は甲子園球場54個分。景色は最高。
河田アナが青野ダムの役割を解説する。農業用の水と、三田ニュータウン開発によって増えた人口に対する上下水道用水の確保、河川の氾濫を防ぐ洪水対策を担っている。
■簡易チャート
スタート: 兵庫県三木市・吉川温泉 → 若宮神社 (1km) → 東光寺 (4.5km) → 株式会社パトライト (10km) [社食にて昼食] → ゴール: 青野ダム (15km)