MBSさんのちちんぷいぷい金曜日のコーナー、楠雄二朗(くっすん)と河田直也アナが、歩いて歴史ポイントを訪れ、現地の人と触れ合うコーナー『昔の人は偉かった』の第17章『東海道五十三次の旅』39宿目のまとめ。

【39宿目・前編】 2020年11月20日(金)放送 

 

旅の内容:●岡崎宿 → 池鯉鮒宿 ▲嫁姑問題で切腹?!■日本一の納豆で朝ご飯★スーパーで行列のできるツサ


スタートは愛知県岡崎市・岡崎宿。目標地点は知立市・藤田屋。約13.5キロのコース(前編)。

 

午前8:30、愛知県岡崎市、矢作川の土手からオープニング。土手を駆け上って、颯爽とくっすん登場。朝の気温は10℃で、雲一つない気持ち良い快晴。

 

スタートから200メートル、勝蓮寺に到着。1235年・鎌倉時代に創建された。岡崎城から近く、城主を務めた徳川家とも関わり深いお寺。

 

 徳川家康の跡を継いだのは、三男の秀忠。本来跡を継ぐはずだった、長男の信康は、20歳のときに切腹した。勝蓮寺にはこの世でたった1枚しかない、信康の肖像画があり、特別に拝観させていただく。

 

 経蔵の中に掛けてある肖像画を、ご住職の清水さんに解説してもらう。

 信康は戦が上手で強くて、性格的にも荒々しかったとのこと。

 切腹前に、信康自身が肖像画の黒目を描いたとされる。

 切腹の原因は、簡単に言うと嫁姑問題。信康の妻が、織田信長の長女・徳姫である。徳姫と、家康の妻であり信康の母である築山殿とは、仲が悪かった。

 篤姫が父・信長に手紙で、不仲であることを報告したところ、激おこ。なんということでしょう、築山殿だけでなく、夫の信康にも家康経由で切腹を命じのです。

 

 家康はすごく悩んだであろうが、躍進中の織田家には逆らえず、命令に従うほかなかったはず。

 

 そんな怖いお話しを聞いて、昨日義母とマジ喧嘩をした、とくっすん。くっすんの娘の誕生日に、プレゼント何がいいと聞かれたので、現金と答えたくっすん。お義母さんに、「あなたは本当に下品ね。」と勃発に至った。

 

午前9:00、もし信康が生きていたら・・・と想像を膨らましながら歩く2人。

 

 東海道を少し外れたところにある、日本一うまい納豆を作る、『山下食品』を取材する。昭和40年創業、豆洗いからパッケージングまで、納豆作りの全てを手作業で行っている。

 

 日本一といわれる、『心和納豆』をいただく。

 そのお値段、1箱2個入りで1,000円(+税)の高級品。大粒の中でも特に大きい大豆、北海道産“鶴の子大豆”を使用している。2016年度の全国納豆鑑評会で、最優秀賞の農林水産大臣賞を受賞した。

 

 カップ容器の納豆を、混ぜ混ぜする2人。納豆の香りが、今日はキットカットしか食べてない、くっすんの空腹を刺激する。ほどよい粘りになってきたところで、スタッフさんから、ご飯が渡される。納豆をご飯にのせ、食らう。やはり、滅茶苦茶美味しいらしい・・・、絶賛する2人。興味のある方は、1度食べてみてと視聴者にオススメする。

 

 手作りにこだわるのは、大豆を直接見て触れることで、柔らかさや温度などを微調整できて、本当に美味しい納豆作りを極めることができるから。

 日本一の納豆は、通販でも購入可能で、関西の一部の百貨店でも販売している。

 

午前10:00、日本一の納豆の味の、余韻にひたりながら西へ歩く。すると、とあるお店の店頭に、オカザえもん(岡崎市のご当地キャラ)のオブジェを発見する。やっぱり人気があるんやなと、確認する。

 

 遮断棒が下りている踏切の向こう側で、線路わきにある花壇に集まっている、人たちが気になる。踏切を渡ったところで声をかけると、駅前のふれあい花壇を、町内会の皆さんで、冬バージョンに植え替え中とのこと。

 大阪のテレビ局だと告げると、ダイワスーパーの取材をしにきたと見当をつけられる。スーパーダイワを知らない関西人が、情報を引き出す。すると、東京にもお店を出すほどで、特にフルーツサンドが有名らしい。

 

スタートから4キロ、せっかくだから、教えてもらった『ダイワスーパー』に立ち寄る。

 お店の外にある飲食スペースで、フルーツサンドを食べている、女性2人組と、カップルがいる。カップルはキウイ味を、女性2人組はパイナップル味を食している。カップルは京都からの旅行で、SNS映えを狙って立ち寄った。女性2人組は、地元民で、土日とかすごい行列なので平日に食べにきた。

 

 お店の中に入っても、どこにでもありそうな一般的なスーパーだが、『精肉専科』と書かれた場所に、ウワサの色とりどりのフルーツサンドが並んでいる。だいたい10~15種類並んでいる。こだわりは、企業秘密の配合の生クリームと、その時期に一番美味しいフルーツを使っていること。

 

 河田アナが「これでも、精肉専科って書いてあるんですけど・・・。」とツッコむと、「そういうギャグです。」と関西的なノリな店員さん。

 2020年3月にダイワ中目黒店、10月にダカフェ恵比寿店がオープンした。関西にも、ダイワ京都店がある。各地のお店でも、本店と同じフルーツサンドが食べられる。

 

 店員さんにオススメを聞いてみる、ぺーナップルとのこと。パイナップルの最上級がぺーップルらしく、河田アナが「あ、そうなんですか。」とツッコまないと、「っていうギャグです。」と、なんだかオモロイ店員さん。

 

 ってなもんで、河田アナはイチゴのとちおとめを、くっすんはぺーナップルのフルーツサンドを、外の飲食スペースで食べる。断面じゃない後ろ側から食べる、ユニークなくっすん。クリームを口のはしにつけながら、甘くてジューシーで大きいぺーナップルに満足。とちおとめは、イチゴの酸味とほんのり甘いクリームがちょうどいいバランス。SNSで人気が出るのも分かると、納得しながらパクつく2人であった。

 

 前編は、ここまで。来週の昔偉は、『地元で話題!?新感覚デリバリー』・『池鯉鮒名物・大あんまき』などなど。

 

 

 

【39宿目・後編】 2020年11月2764日(金)放送 

 

旅の内容:●岡崎宿 → 池鯉鮒宿 ▲ウワサのボディビル寿司?!■馬で賑わう池鯉鮒宿★マッチョな社長?!再び現る


スタートは愛知県岡崎市・岡崎宿。目標地点は知立市・藤田屋。約13.5キロのコース(前編)。

 

午前11:40、スタートから4.5キロ、愛知県岡崎市から、安城市に入る。くっすんはガッツポーズした後、「あんじょうしてや(関西弁)。」と一言。

 

 特に出会いもなく歩き、

午後1:10、スタートから9キロ、愛知県安城市から知立市に入る。そこで、河田アナの解説。「ちりゅうは、知識の『知』に『立つ』という字で知立と読むんですけども、その昔は、池・鯉(こい)・鮒(ふな)で、池鯉鮒(ちりゅう)って呼んでた。」。漢字で書けな~いとくっすん。

 江戸時代、宿場内にある御手洗池に鯉や鮒がたくさんいたことから、池鯉鮒と書くようになった。

 

午後1:30、撮影許可をもらってる、とある公園にて、昼食。今回は、スタッフさんが事前に出前を注文していた。

 公園の一角にある、あずまやで座って待っていると、ラフないでたちな出前の配達人が現れ、風呂敷に包んだ何かをテーブルに載せた。開けてビックリ、豪華2重の寿司詰め合わせ。しかも、1重はお肉のお寿司で、くっすんは大興奮。

 

 「これがですね・・・、ウワサのボディビル寿司と。」と出前人。寿司+ボディービルという斬新な組み合わせに、戸惑う河田アナ。

 2人がスマホで写真撮影の準備をすると、おもむろにTシャツを脱ぐ出前人。果たして、ムッキムキ上半身があらわになり、ボディビルの基本のポージング・『サイドチェスト』をとる。渾身のサイドチェストを、スマホで激写?する河田アナとくっすん。

 

 このマッチョマンは、なんと安城市で老舗寿司店を営む3代目。趣味で10年間体を鍛え、ボディビルの全国大会にも出場し、40歳以上の部で3位になったこともある。

 しかし、コロナ禍で売り上げが90%もダウン。そんな中、起死回生で思いついたのが、お寿司を配達して自慢の肉体美を披露する、『デリバリーマッチョ』。主に、マッチョ好きの女性から、注文が多いそう。

 さらに、日本だけでなく、アメリカをはじめ世界各国から取材が殺到するほど、話題になっている。

 

 河田アナが、「社長一人でいろんなところ配達して、ボディビルしてたら、大変でしょう?」と聞いてみる。しかし、3代目には心強い仲間たちがいる。コロナの影響で、ボディービルジムは閉まり、ジム仲間たちの仕事がなかったので、そんな仲間たちを集めて、デリバリーマッチョをはじめたとのこと。現在6人が在籍しており、全員タイトルホルダー。

 

 たまたま公園の前を通りかかった、好奇心旺盛なおとうさんに、意見をうかがう。3代目はポージングして、河田アナがかいつまんでボディビル寿司を説明すると、「素晴らしい。」と褒められる。

 

 マッチョなボディを見て、元気をもらったくっすんは、「ぼくの体、ちょっと見てください。」と、だらしないお腹を披露する。「大丈夫ですよ、ボディビル寿司食べると、6つに割れますから。」と勇気づける3代目。さらに、「お寿司って、バルクアップにもダイエットにも抜群なんです。」と太鼓判を押す。

 

 3代目とお別れた後、河田アナとくっすんとスタッフさん、総勢9人で『ボディビル寿司(3人前)』と『紅白にぎり(3人前)』を食べる。ボディビル寿司のネタは、馬肉・鴨肉・生ハム・ローストビーフ・ローストポークとお肉祭り。

 

午後2:50、

スタートから12キロ、500メートルの松並木道を歩く。並木道の途中で、歌川広重の描いた、池鯉鮒宿の浮世絵の案内板がある。お馬さんがたくさん描かれている。池鯉鮒宿では、江戸時代に年1回、馬市が行われて、多いときには400~500頭の馬を売買していた。

 

 案内板の前で、東海道を歩いている、横浜在住の御夫婦に出会う。河田アナが東海道を毎週分けて歩いている旨を伝えると、同じように歩いているという。コロナで9か月ほどご無沙汰だったけど、横浜から定期的に東海道を訪れ、毎回1泊2日で20~25キロ歩くそう。ただいま、東海道の旅3年目。

 『ご主人の趣味に奥様が付き合ってくださるのは、ありがたい話しですね。』と河田アナ。「そうですね。」と、うなづくご主人。奥様も歩くのは好きなので、楽しんでいるみたい。

 

スタートから12.5キロ、『東海道 池鯉鮒宿』の道しるべに到着。

 

スタートから13.5キロ、名物大あんまきと食事のお店、目標地点の『藤田屋 (本店)』に到着。江戸時代の池鯉鮒は、麦の栽培が盛んに行われた。小麦粉を伸ばして焼いた生地に、たっぷりのアンを包むあんまきは、池鯉鮒宿の名物として愛されてきた。

 

 いまでは、定番のあずきを含む、7種類が販売されている(ほかに限定の商品あり)。

 さっそく、店内で大あんまきを食す。くっすんは『大あんまき あずき』を食べて、パンケーキのようで和菓子なので、2度美味しいとコメント。河田アナは衣をつけて揚げた大あんまきの『天ぷら』を食べて、『表面はカリッと中はふっくらもちもち。甘さ控えめ。』と感想を述べる。

 

 藤田屋のアンは、北海道産のあずきを100パーセント使用。アンに入れる砂糖の量を増やせば、日持ちのする和菓子にできるけど、最後まで美味しく食べられる控えめな甘さを引き継いでいるそう。

 

 藤田屋の5代目の藤田正悟さんに、大あんまきについてお話しをうかがう。

 砂糖の少なめだと日持ちしなくなるけど、賞味期限が延びてたくさん売ることより、美味しいモノを作る方にこだわっている。

 当日製造・当日出荷で取り置きもしないため、遠くにもっていけない。だから是非愛知県にきた際には、あんまきを召し上がっていただけたら・・・とのこと。

 

 スーツ姿の藤田さんのボディを見て、「ちなみに藤田さんはマッチョですか?」と聞いてみるくっすん。なんか胸のあたりがガッチリしてみえるからで、そう言われてみると、河田アナも藤田さんがまっちょぽく見えてくる。

 「ちょっと脱いでもらっていいですか?」と服の下を確認したいくっすん。すぐに上着を脱いでくれて、筋肉で圧迫されたYシャツがパンパンになっている。「アンコを食べると・・・、こうなっちゃう。」と、どこかで聞いたようなことをおっしゃる社長。サービスで、大胸筋を自在に動かしてくれる。

 

 河田アナが、お昼はデリバリーマッチョだったことを説明し、渾身のサイドチェストを思い出す。くっすんが5代目にサイドチェストをリクエストすると、サイドチェストからのバック・ダブルバイセップスを披露。寿司屋の3代目と、ポーズも一緒だとつくづく思う2人であった。

 

 最後に藤田屋の5代目に池鯉鮒宿の通行手形を書いてもらい、池鯉鮒宿の通行許可をポージングとともにいただく。こうして、東海道五十三次・39宿目の池鯉鮒宿の旅を無事終えた。

 

■簡易チャート
スタート:愛知県岡崎市・岡崎宿 [矢作川の土手] → 勝蓮寺 (0.2km) →『山下食品』→『ダイワスーパー』(4km) → 昼食:とある公園 → 池鯉鮒宿の浮世絵の案内板 → 池鯉鮒宿 → 目標地点:『藤田屋 (本店)』(13.5km)