上目使いの
額の皺
目じりの皺
生え際の
白髪
命の
先導を
受け
老いていく
人
落ち着きなく
空に向かう
波の稜線
絶え間なく
舞う光さえ
瞳から
失う
銀色に光る
言葉を
探し
海に向かい
立ち
光りと風が
渦巻く
青の中
銀色の言葉は
雲を
超える
翼を持つ
生物は
人を
笑いながら
言葉を
掴み
立ちすくむ
人は
曖昧な
笑みを浮かべ
海に
背を向け
歩き始める
西の空に
浮かぶ
シールを
剥がし
月を
迎えた
時
翼に
掴み去られた
銀色の言葉は
前ぶれも
無く
背に
刺さり来る
お前の
居場所は
ここではない
と
お前の
終の棲家は
ここではない
と
必然が
呟く
呟く
人は
誰の先導も
受けぬ
と
BOUGAの
刹那
青い
りんごの
浮かぶ
三角の空
その
果ての
果てに
我
耳を
澄ます
誰の先導も
受けぬ
と
BOUGAの
刹那
青い
りんごの
浮かぶ
三角の空
その
果ての
果てに
我
耳を
澄ます
YASU



