「Vacuum。。。」 | 我ここに在りてここに無し

我ここに在りてここに無し

青きBOUGAの果て

ひとりごとのように

詩と小説を書き綴ります。

何か心に響くものがあれば

それだけで。




私の記憶が

貴女の

記憶の中に

入り込むことは

出来ない



推し測るしか

できない


 



私の記憶の中に

微量に含まれた

貴女の物音を

聞き分ける力を

持ち合わせて

いなかった



 



そうするしかできなかった

こうするしかできなかった

なぜ

そうするしかできなかったのか

こうするしかできなかったのか




過去にしか心の振幅は無く

捕獲すべき貴女の物音を

私は聞き逃していた



 



危機感の純度を高めることを

私は怠っていた




私には鈍感という武器しか

持ち合わせていなかった





 
 

この風景に

接点を当て

デフォルメされる心


 
 
出ては消え

消えては出る

純度の気配を

眺め

もがく


 


神に

叩きつけた

覚悟を

手のひらの上で

返し




ただ

真空に


なる