「Ism。。。」 | 我ここに在りてここに無し
人間は
生まれてから
うず高く
偏見を
積み上げ
常識という
山を築く
年輪は
いつからか
若頃の
忘我を
無にし
己の生を
悔むがごとく
常識を
叩き割る
理性という
神を
巍然のごとく
創り
立つことも
できぬ
良識に理性を
放り投げても
常識は
全てを呑み込む
偏見に満ちた
常識の山は
さらに
堅固となり
牙城は
天にも
届かんと聳え
大空を塞ぐ
自我は
柱無き
城を目指し
大空を
駆け上がり
常識という
偏見の山を
越えんとす
観念に
あらず
ただ
自我に
導かれるまま
肌を掴み
肉を握り
心を食うのみ
愛という
心を

