「Mark。。。」 | 我ここに在りてここに無し

我ここに在りてここに無し

青きBOUGAの果て

ひとりごとのように

詩と小説を書き綴ります。

何か心に響くものがあれば

それだけで。






的(まと)


それは


誰の心にも


ある






大抵は


その的が


自分の心から


はずれているとき


それを


何かが


違うと考える

















しかし


それは


単なる


的の中心からの


距離でしかない





その距離を


推(お)し測る






的から


近いか


遠いか


自分の尺度に


照らしてみる












そこには


正も否も


無く


距離だけが


際立つ






人は


それを


縮めるため


工夫と努力を


する











しかし


途方も無く


それが


無力だと


感じる時が


ある







近づけば


近づくほど


距離を感じ






虚しさが


身体を走る













社会は


それを


際立たせ


人間に


リスクを


負わせ


矛盾を


呑み込ませていく







人間は


ただ


その


距離を


諦めようと


生きる














これが


浮世の習いと


言葉を


呑む







しかし


それでも


諦めない


ものが


ある













指先に


頬を寄せ






外しては


ならない


的を





距離なく


強く


抱き締める



ために







青き


BOUGAの果てを


目指し





歩き続ける