「Blue scenery。。。」 | 我ここに在りてここに無し

我ここに在りてここに無し

青きBOUGAの果て

ひとりごとのように

詩と小説を書き綴ります。

何か心に響くものがあれば

それだけで。





渡ることの

できない川


越えることの

できない山




必死に

何かを掴もうと

生きてきた




必死に

何かを放さぬよう

守り続けてきた



何が間違いで

何をどうすれば

良かったのか



それすら

考えることも

出来ない






$のんびりと





両脚は

先に進むことを

無意味に

していく




立つことは

壁に寄り掛かること


座ることは

伏せること



眠ることは

BOUGA




$のんびりと






しかし


渡ることの

出来ない川が

あっても



どうしても

渡らなくては

ならかった




越えることの

できない山が

あっても



どうしても

越えなくては

ならなかった





そうして

生きてきた




ただ

何かを




守るために





$のんびりと





幸福と意志



二つの

レールの上を



途中下車も

乗り換えることも

できず



窓から眺める

景色に

触れることも

せず



ただ

レールの上を

疑問も持たず

走りづけるしか

できなくなり




どんな駅に

辿り着くのかも

知らない





$のんびりと




人間は

その

不自由さを

感じることなく

生きて

いけるのか



そうできるなら

何も

苦しむことはない





$のんびりと





眠くなるような

安心を

"意志"に

すり替え



楽な生き方を

"幸福"と

見間違える




何かを

守る為に

生きることを

"意志"とし


何も考えず

感じず

苦しむことなく

生きることを

"幸福"と



言うのか?





$のんびりと





何も

気付かなければ

意志も幸福も

辿り着く駅にも

不自由さを

感じることなく



人生は終焉を

迎える



守るべきものが

"愛"だと

知った時



全てが

振り出しに

戻るなら





そう考える

ことは




人間にとって

不自由さの

気付きなのだろう




贅沢な

叫びだ






$のんびりと




青い風景は


繰り返し

愛を

抱き締め

させる