僕にとっては
正しい
貴方にとって
正しくない
人それぞれ
物事の
捉え方は
異なる
正しいとは
その程度の
概念でしかない
しかし
社会は
秩序という
規範を
人間に
押し付ける
聖者のごとく
正論を
振りかざしても
所詮人間に
作られた
正義
その正義すら
往々にして
正しいという
概念から
外れる
正しいという
概念は
曖昧だが
正しくないことが
経験として
積み重ねられ
正しいを
作っているようにも
思える
では
正しくないとは
なんだろう
誰しも
自分が正しいと
感じる
心はある
その正しさを
誰かに伝えることで
どれほど
正しさが
増したと
感じるのだろう
正しいと思うことが
正しいとは言えない
正しくないと思えることが
正しいと言える
人間は
それを繰り返し
日々を費やし
生きてきた
僕の正しいと思う
的(まと)から
大きく外れることは
僕の正しくないに
近づいていく
結局は
的の中心からの
距離でしかない
正しさ
僕にとって
正しいか
正しくないかは
やはり
その程度のこと
境など
無い
だからこそ
社会は
矛盾しか
生まない
無理に
境を作り
壁を作り
社会に
押し込められる
人間
やはり
僕に
社会は
馴染まない
確かに
変わり者
なのだろう
そんな自分が
社会で
生活するために
矛盾を
呑み込む
ただ
愛だけは
僕の中の
矛盾を
許さない








