こんにちは。weedyです。

今日もピッコマ!から「主人公の養女になりました」をご紹介します。

 

残念ながら11月から休載中なんですよね。早く再開してほしい作品のひとつ。

いわゆる小説内転生モノで、小説の主人公である北部の公爵家当主フェリオ・ボレオティが友人の子供自慢に触発されて養子を迎えようと孤児院で子供を探すシーンから始まります。

 

【牙】と呼ばれるオーラやマナよりも強い特殊能力を持つフェリオはボレオティ家にしかない黒髪と黒目で美しい顔立ちながらも、眼光が鋭く非常に強いプレッシャーを放っており、子供は一切懐きません。一目見るなり大泣きするか逃げ出すか。

その孤児院の子供もフェリオを拒絶したため、次の孤児院へ行こうとしたところを何故かボレオティの色である黒髪、黒目の女の子が呼び止めます。

ニアと呼ばれる女の子は気性が強く孤児院の先生たちの言うことを聞かないので隠されていたのでした。

この少女はフェリオを見ても泣かないどころか、フェリオが軽く発動させた【牙】にも動じず、フェリオの前に立ちはだかることで気に入られ、"レオニエ・ボレオティ"の名を貰って公爵家に連れて帰られることになりました。

 

主人公レオニエ(≠タイトルの主人公)は気がついたら5才の女の子として生まれ変わっており、孤児院にいました。

親のことは覚えておらず、虐待を受けていたため7歳にしては非常に小さく痩せて傷だらけでしたが、覚えていたボレオティの紋章を見て前世で読んだ小説の中だと気づき、フェリオを呼び止めたのです。

小説には出てこないレオニエでしたが、しょっちゅう食事を抜かれ、蹴られ、打たれる孤児院よりも酷い所はありません。使用人にでもなれれば十分でした。

 

フェリオは物怖じしないレオニエを想定以上に気に入り、周りも実子では?というほど気の合う親子になります。

ボレオティ独特の人の目を気にしない傲慢とも思える態度人より賢いやり取りも本当に親子としか言いようのない掛け合いになっていて非常に面白い。

レオニエの経験は決して軽いものではないけれど、強さの中に傷を持っているけれど、フェリオが見つけてくれて本当に良かったと思う。

 

まだ連載中なので、どういう結末を迎えるのか、小説の始まる5年前というのがどういう意味を持ってくるのかわかりませんが、非常に楽しんで読んでいる漫画になります。