ベートーヴェン、シューベルト、リストなどを教育した、イタリアのレニャーゴ生まれの作曲家・アントニオ・サリエリ。

 

幼少のころからチェンバロ、声楽、ヴァイオリンの音楽教育を受け、類稀な才能を顕わす。13才のときに相次いで両親をなくし孤児となるが、兄のいる北イタリアのパドヴァ、ついでヴェネツィアで育つ。

 

15歳のときにウィーンで活躍していた作曲家フローリアン・レオポルト・ガスマンに才能を評価され、ウィーンの宮廷に紹介された。

 

その後は、1768年に最初のオペラ『ウェスタの処女』をはじめいくつかのオペラを作曲、やがて宮廷作曲家兼イタリア・オペラ監督に任命され、亡くなる直前までその地位にあった。

 

そんな高い社会的地位にいたことで、しばしばハイドンなどの著名な作曲家との交際があった。教育者としての評価も高く、ベートーヴェン、シューベルト、リストらを教育した。

 

43曲のオペラを作曲したサリエリ。

そんな中、数少ない器楽作品の中のひとつ『ピアノ協奏曲』。

とても爽やかな協奏曲です。

 

SALIERI/ PIANO CONCERTOS

 

いつ作曲されたか詳細は不明ですが、とても穏やかな気持ちになります。

 

 

 

 

このアントニオ・サリエリの『ピアノ協奏曲』は、披露宴のBGMにもお薦めできる1枚です。

 

なお、アントニオ・サリエリがどんな人物だったかは、映画『アマデウス』の中で見ることができます。

 

アマデウス ディレクターズカット [Blu-ray]

 

 

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