![]() | フォーカス・リーディング 「1冊10分」のスピードで、10倍の効果を出す いいとこどり読書術 寺田 昌嗣 PHP研究所 2008-08-01 売り上げランキング : 1214 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「スパルタ式速読講座」の異名の通り、ひたすらトレーニングを繰り返し、鬼のような宿題が出て、初日は寝不足続きの疲れで微熱も出ましたが(笑)、
逆に言えば集中してこれだけやったので、ハンパなく学びがあり、ハンパなく成果があった。
***3日間の学び
●「執着」と「集中」は別のもの。
速く読もうという意識が強ければ強くなるほど呼吸が浅くなり、視野が狭くなり、スピードが落ちて、欲しい結果と逆になる。眉間にしわがよる状態。これまで集中と思っていたことは実は執着であった。
速く読みたいならば心を静めて視野を広げてゆったり見渡す。するとほんとに速く読める。これが集中。
●できないと決めているのは自分。
寺田さんがいろんな実験により、いかに自分のリミットを自分で決めているかを目の前で証明してくれる。欲しい結果が出ないのは、心のブレーキとなる、根拠のない自分の思いこみや先入観「だけ」なのであった。
●トレーニングすれば、コントロールできる。
自分の目の動きや文字のとらえ方、視野の広げ方を、「コントロール」「チューニング」するという発想はこれまでなかった。でも、トレーニングによってそれが可能になる。自分で自分を運転できるのとできないのとでは、大きく違います。
●圧倒的な結果を作るには、これまでのやり方を捨てる。
これまでの読書スピードの1.5倍や2倍のレベルを目指すのではなく、4倍、5倍それ以上を目指す。そのためには、今までのやり方を捨てて、新しい領域に飛び込まなくてはならない。この思い切りができるかできないか。結果を作るのは、能力ではなく「気持ち」だけである。
***3日間で得た結果
これまでの4倍の速度で本が読めるようになった。薄い新書ならば10分でほぼ意味をとりながら完読できた。
***今後
単に速読ができるようになった、ということだけでは意味がない。それをどう自分の仕事や生活に活かすか。そのデザインを作って欲しいと寺田さん。これには納得。
私が読書をするのは、自分の成長、サービスの質の向上のため。そのための「読書の仕組み化」を考えようと思う。
この講座のよいところはフォローがしっかりしていること。2週間の宿題と、今後もフォローアップセミナーを受けることが出来る。
とりあえずは「1日1冊、30分毎日読むこと」という宿題をこなし、このスキルの定着をはかりたい。
***3日間を通じて感じたこと。
メソッドのすばらしさはもとより、「受講者が結果を出すこと」への指導者=寺田さんのコミットメントの強さ。それがあるから、みんな結果が出せるのだと思います。
寺田さん、すばらしい講座をありがとうございました。
このスキルを必ず今後に生かします。
ビジネス速読術講座