2010年7月22日、大阪に本社を置く繊維や化成品・バイオ・医薬などの製造業者である東洋紡が、約6分という短時間でインフルエンザウイルス感染の判定をするシステム開発について公表した。


インフルエンザウィルスに感染した場合、判定まで、手法で約15分程度必要だったが、免疫測定法という光の反応の方法で、判定時間を約6分まで短縮することに成功したようだ。


新型インフルエンザウイルス(H1N1型)の判定にも対応しているということで、病院や診療所などに同社の開発した判定システム装置を販売予定している。



判定には小型の免疫自動分析装置と専用試薬カートリッジをしようして、粘膜採取した検体をカートリッジに装着して、インフルエンザ感染の判定をする。



これまでは、実際の医師が手法による編低をしていたが、この装置によって自動で判定されるという。

インフルエンザウイルス以外の感染症疾患なども、別途専用の試薬カートリッジがあれば、同じ装置で測定が可能になっているそうだ。