今年も、日本全国、いろいろな土地に取材に行きました!
これまで関西地方ですと、京都の取材は多かったのですが、
大阪は少なかったのです。
それが今年は、9月にリッツカールトン大阪を取材して以来、
ほぼ毎月、大坂での取材が入り、12月で4回にもなりました。
今回は、大阪駅(梅田駅)周辺の開発と、曽根崎周辺です。
ここ曽根崎には、古くから「露天神」があり、
大坂の人々に愛されています。
江戸時代、この宮で実際に起きた心中事件を題材に、近松門左衛門が
人形浄瑠璃「曽根崎心中」を書きました。
以後、そのヒロインの名前「お初」にちなんで「お初天神」と呼ばれるようになったのです。
ビルの谷間にひっそりとあるのですが、
抜け道になっているようで、観光客だけでなく、
サラリーマン、学生、OL、カップル、買い物に来た近所の人など、
あらゆる人たちが行き交います。
そして、5人に1人くらいは、きちんと手を合わせて、拝んでいました。
これは観光客向けに、曽根崎心中をわかりやすく、
4コマ漫画のようにして、解説している看板です。
江戸時代、人気を博した世話ものの人間浄瑠璃「曽根崎心中」の
題材となった事件が起きた場所へ行ってみるのも、
また一興だと思います。




