大分県が「おんせん県」として、商標登録をしています。
それもそのはず、大分県は16市町村で温泉が湧き出ており、
平成23年3月末における源泉総数は4,538、湧出量は291,340リットル/分で
ともに日本一なのです。
中でも、温泉の町として昔から有名なのは、別府。
別府には「別府八湯」があり、別府温泉のほか、
浜脇温泉、亀川温泉、鉄輪温泉、観海寺温泉、堀田温泉、
柴石温泉、明ばん温泉があります。
8つの温泉地は市内全域に点在しているため、
市内でも泉質が異なり、一度にいろいろな温泉を満喫できます。
これを観光PRに生かそうと、温泉巡りのスタンプラリー「別府八湯温泉道」を
4年前に作りました。
市内88カ所にある市営浴場を中心に、指定の温泉に入って回ります。
既に県外からの旅行者でも、全制覇している人もいて、
この日、首都圏に住む“名人”たちが集まり、別府温泉の魅力を話してくれました。
誰もが口にしたのが、狭い地域で泉質が違ういろいろな温泉を楽しめること。
そういった温泉地はなかなかない、とのことでした。
別府温泉といえば、地獄蒸し。
低温で蒸した野菜や海老は、うま味がじっくり引き出され、
おいしさが増します。
どんこ(しいたけ)、かぼす、つけもの、お米などなど。
この日、地獄蒸しと一緒に、“大分の味”が振る舞われました。
別府の新たな魅力を教わりました。
別府八湯温泉道名人会



