世界三大美術館の一つに数えられる、ロシア・サンクトペテルブルクの「エルミタージュ美術館」。
300万点を超える所蔵作品の中でも、エルミタージュ美術館で常設展示されている名作ばかりを集めた本展は、質・量ともロシア国外では最大規模の展覧会と言われています。
エルミタージュ美術館のコレクションを築いた、女帝エカテリーナ二世。
今回14世紀~20世紀の各時代を代表する「顔」ともいうべき秀作が勢ぞろい。まるでヨーロッパ絵画史の教科書のような豪華ラインナップの展覧会です。
第二章「バロック」では、風俗画、肖像画、静物画など多彩なジャンルの作品が登場。ヘダの《蟹のある食卓》は、蟹、銀食器、テーブルクロスの質感の描き分けが見事です。
ロココ絵画の代表、ブーシェのクピド。甘美な世界が煌びやかなエルミタージュ宮殿にお似合い。
セザンヌ、ルノワール、ボワールなど、印象派・ポスト印象派の作品も充実しています。
本展の目玉、30年ぶりの来日となるマティス《赤い部屋》は必見です!
おまけ。



