生後10カ月、水分を取ってくれません。 | WEB助産院 (長野県佐久市 晴れた日の助産院 川口晴美)

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長野県佐久市近郊で、対面での赤ちゃん相談・授乳相談、おっぱいマッサージ(乳房マッサージ、母乳マッサージ)を、承っております。

Q:生後10カ月の赤ちゃんを育てています。

今は離乳食は3回食でよく食べてくれます。

そのためか昼間の授乳はまったくなくなり、

夜寝る前にちょっと飲む程度です。

 

この子が水分を取ってくれません。

お茶が嫌いということではないと思うのですが

食後にマグでお茶を渡すと、1口吸っておしまいです。

その一口を吐き出したり、イヤな顔はしないので

お茶の味が苦手ということではないと思うのですが…。

 

 

ここ最近は便秘で、3日でなくても固いビー玉程度の大きさのうんちが

3,4個出るだけなので、水分は足りていないのではないかと思うのです。

 

うんちをなかなか出せないので苦しそうにいきんでいるし、

もっと水分をとってほしいと思っています。

 

家の中でハイハイしたり、つかまり立ちもして

よく頭に汗をかいています。

飲ませたことはありませんが、スポーツドリンクを飲ませたほうがいいですか?

 

 

昼間の授乳も嫌がるし、水分も取らないし…。

水分不足が心配ですが、どうしたら水分を取ってくれるのでしょう。

 

 

A:大人でもしょっちゅう水分を摂取する人と、

ほんとうにノドが渇いたときだけ摂取する人がいると思います。

 

赤ちゃんもそうで、水分が好きでしょっちゅうごくごく飲むお子さんと

ほんとうにノドが渇いたときにごくごくと飲むお子さんがいます。

 

もしかしたら、ご相談者さまのお子さんは

後者のパターンかと思います^^

 

 

赤ちゃんの水分補給というと

ごくごくとまとまった量を一気に飲む、

授乳のようなイメージがあるかもしれませんが、

実際はそうではありません。

 

(もちろんごくごく飲むお子さんもいます^^)

 

 

1口、2口、10㏄とか、少量を何度かに分けて飲むお子さんも多いんです。

 

大人も食後のお茶を一気に飲み干す人もいれば

いれてもらっておいて、30分ぐらいかけて湯呑1杯を飲む人もいますよね^^

 

 

赤ちゃんもそう^^

食後はおなかいっぱいだし、一気に飲めないこともあります^^

 

 

1回あたりの量は1口でも少量でもいいので、

1日に何度ものませてあげるのがいいかと思います。

 

赤ちゃんが欲しがらなくても、汗かいているな、と思ったときとか

1~2時間に1回とかでママのほうから差し出してあげると飲んでくれることも。

 

 

マグをテーブルに置きっぱなしにしておいて

お子さんがいつでも手を伸ばして

自分のタイミングで飲めるようにしておいてあげるのも良いと思います。

 

出しておくと、いつの間にか手を伸ばして

ママが気づくと結構な量を飲んでいることもあります。

 

 

1回あたりは10㏄程度の少量の水分補給でも、

それが10回になれば100㏄です^^

結構なまとまった水分量になりますよね^^

 

一気に飲めないお子さんの場合は

回数を増やしたちょこちょこ飲みで水分補給をしてあげましょう。

 

熱中症対策にはごくごくと飲むよりも

喉が渇いたと感じる前に、

少量ずつ何度かにわけて飲むほうが水分摂取効率は良い

と言われています^^

 

 

 

 

あとは室内温度の調整や赤ちゃんのお洋服の調整も良いかと思います。

 

10カ月ごろの赤ちゃんたちは

はいはい、つかまり立ちと運動が活発。

じっとしていることがないですよね。笑

 

真夏ではないのに、家で遊んでいるだけで

汗をかいているお子さんも多いです。

 

赤ちゃんが汗をかいていて、

でも水分を飲む量が少ないなと感じる場合には

エアコンや扇風機などを使用したり、薄着にしてあげて、

汗をかきにくい環境を作ってあげても良いと思います。

 

 

 

スポーツドリンクやジュースについてですが

真夏に外にいたりなどして、汗をだらだらとかいているときには

効率的に体内に必要な水分やミネラルを補給できるので良いと思います^^

 

ですが、砂糖の量も多いのがデメリット💦

甘味もついているので、赤ちゃんたちも好みます♪

 

ですが…日常的な水分補給としてスポーツドリンクや

ジュースを飲ませてあげると、

虫歯や小児肥満のリスクが高くなってしまうのも事実。

 

 

 

飲ませてはいけない、というものではないので^^

リスクも踏まえて、日常的に飲ませてあげるかどうかを

決めてあげると良いかと思います。

 

 

 

 

少量ずつでもいので、回数を多く飲ませてあげたり、

汗をかきにくい環境を作ってあげながら

お子さんの様子を見てあげてください^^

 

離乳食の時期というのは便秘になりやすい時期です。

水分量が足りていても、便秘になってしまうことは良くあります。

 

 

便秘=水分足りていない
 
というわけではありませんので、
離乳食のメニューに食物繊維が豊富なものを
取り入れて様子を見てあげるのも良いかと思います^^
 
 
お茶の味が苦手なのかな…というお子さんの場合は
コチラの記事をご参考ください。
 
 

うちの子の場合はどうなのかな…?と思えば

オンライン相談をご利用ください。

授乳の様子や離乳食の様子、普段の生活の様子を見ながら

そのお子さんにあった方法をお伝えさせていただきます。

 

 

 

 

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