戯言 そのにじゅうなな ◆ EPIC2014 ◆
「2015年までにGoogleとAmazonが合併して“Googlezon”となり、個別にカスタマイズしたニュースを配信してNew York Timesを追い散らす」
と、こんなこと書くと驚く方もたくさんいらっしゃるでしょう。
実は、“Googlezon”とは、2004年にWeb上でジョークムービー として公開されて話題になった架空の会社のことです。
GoogleとAmazonが一緒になると、個人の行動が過去から将来まで見渡せる、すなわちAmazonからは購買履歴や買い物のクセという過去が、Googleの検索ワードからは、ユーザーが今何に興味を持ち、何をしようとしているかが読み取れるという訳です。
「例えば私が『USJ』を検索すれば、この週末にでもUSJに行こうとしていると分かる」
“Googlezon”は、ユーザーの個人情報をつかみ、ユーザーと定期的に接点を持っている企業となります。
例えば、携帯電話会社や電力会社、マイレージ会員を抱える航空会社、Yahoo!や楽天といったポータルサイト、ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)などはすべてGooglezon型になりうるでしょう。
ちなみに、このショートムービに出てくる「Google GRID」というサービスは、近々Googleがサービスの公開を準備しているとのニュースが駆け巡っている「Google Base 」なるサービスに技術的に見ると酷似しています。
“Googlezon”実現なるか?
