カラオケに住みたい
どうも、唄種です！
昨日は唄種ママとカラオケに行ってきました～♪
何故か壁にONEPIECEの壁画。
私、昔っからカラオケが大好きでした。
母方の祖母が本当に歌が上手くて、母と私が里帰りした時には一緒にカラオケに練習に行ってました。練習...というからには本番がある訳で、祖母はカラオケ教室の発表会に出場したりしてたんです。
でも幼い私には祖母の歌う演歌が退屈で退屈で。１回本人につまんないって言っちゃったことがありました。傷ついただろうな...。でも、本当につまらなかった！笑
今だったら、もっと違う聞き方ができたのに。後20年長生きしてくれたらよかったな。
とまあ、それは置いておいて。
そういう訳で、我が家には半分歌好きの血筋が流れています。もう片方は百姓のサラブレッド。
私も例に漏れず歌うことが好きで、カラオケに行くとついついテンションが上がってしまいます。本日はX JAPANの『FOREVER LOVE』を全力で歌ったら、今までの記録を優に超す20kcal消費という記録を打ち立ててきました。(今までは14kcalが最高でした)
最近の楽曲を進んで取り込む方ではないので、私のこれまでの人生で聞いてきた曲を振り返る事が殆どです。
一時期は東方神起一色でしたけどね。最近はジュンスしか追っかけてなくて。彼の韓国語の曲なんて難しくて殆ど歌えやしません。
だから、本日も自分の人生を振り返りながら曲を探していたら...
『ああ、この曲ってこんなに素敵な曲だったんだなぁ』と、思った曲がありました。
Le Coupleの『ひだまりの詩』です。
メロディは優しくて温かく、ゆったりしたテンポ。そして藤田さんの女性らしい丸みを帯びた包み込むような声。その印象だけが私の中に記憶されていて、歌詞のことなど覚えていませんでした。と、いうより、当時の私には理解するに至らなかったのでしょうね。
ご存知の方も多いと思いますが、
この曲は、女性目線で語られる終わった恋愛の曲です。
振ったのか振られたのか、それは分かりません。でも、送付した手紙が届かなかった、最後に菜の花畑で撮影した写真を送るとの約束は叶わなかったという所から、恐らく、お互い理解した上かは分かりませんが、友人関係に戻るような最後ではなかったのでしょうね。
自分と相手の関係への失望や、人を愛することへの自信がなくなって、不安になったりして。
それでも毎日を過ごして、しばらく月日が流れてふと、その人の温かさを思い出すというか、急に感謝の気持ちが芽生えるというか。
突然、ある日すとんと何かが腑に落ちたような感覚になったりするってこと、ありますよね。
そうなったら急にその気持ちを伝えたくなったりして。自分本位な事ですけれど。
でも、伝えてどうしたいの？という答えを自分自身が持っていないのに、今更相手の心を揺するのは無責任だよなぁとも思うんです。
だから、お手紙届かなくて良かったねって、私は思う。
二度と会えなくても、生きてゆくの
一期一会は溢れている。辛くても悲しくても受け入れて生きてゆかなきゃね。
もしも今なら
優しさもひたむきさも
両手に束ねて届けられたのに
彼に届けたい気持ちが届けられない心残りはあれど、彼に感謝する気持ちともらった愛情を大切にすることで、昇華出来るといいな。
あなた愛してくれた
すべて包んでくれた
まるで ひだまりでした
どんなにお互い傷つけあって別れたとしても、その時大切に思ったこと、愛してもらったことは事実なんだから。
二度と会えなくても、届かなくても、
『ありがとう』という気持ちに気づけたこと、自分にとって何よりのプレゼントだと思いませんか。
素敵な歌です。淡々と語られる言葉が、恋をしたことのある女性にはちくんちくんと突き刺さりますよね。
そして最後には自分の失恋話が美化されるというマジック！！！
いいんです。それでいいんです。
そして素直に、傷つけてしまった人たちへ懺悔と感謝の気持ちを抱けばいい。
人間に必要なのは学習すること、ですね。
唄種はちゃんと学習できているのでしょうか...笑
あなた愛してくれた
すべて包んでくれた
それは ひだまりでした
無性に離れた人へごめんなさいとありがとうを伝えたくなったら、この曲を思い出すだろうと思います。そして偶然の様なチャンスがもしあるならば、優しい言葉と笑顔でその気持ちを伝えることが出来たら、きっと幸せでしょうね。
センチメンタル抱えて生きやがれ。
ってことですね。