1日で100回は謝り倒している

唄種です。



月初はどうも仕事が立て込んでテンパる。
誤って、謝る。
つまり、ミスしまくって謝ってるんで自業自得なんですけどねぇ!
謝りすぎてる自分に呆れて泣きそうになるけど、泣きたいのは尻拭いしてくれている人です。だからそっと、グリコの『GABA』を渡しました。
ストレス社会の味方です。

...ストレスの原因たる私に貰うとは、思いもよらないカウンターですよね。


さて。
『好きすぎて辛い』って気持ちわかります。そんなご経験ありますか?

唄種にはあります。
だがしかし、喉元過ぎれば熱さ忘れるタイプです。

つまり、ものすごーく好きだったことは脳みそでは覚えてるけど、感覚としては既に忘れ去られてて、あんまり学習しない。

いい経験したんだろうなとは思いますけれど、どんな気持ちになってたのか覚えてないんですよね。勿体なーい。

しかしまた、ものすごーく好きなものが出来ると思い出す。



いやもう、



北翔海莉さんが好きすぎて辛い。



舞台で踊って歌う彼女を見てると、
好きすぎて辛い。
舞台挨拶でのナチュラルな姿も可愛すぎて。年上だけどものすごく可愛くて悶える。

これ久々に来たわ。
ジュンス以来だわ。


先日『風の次郎吉』という作品のDVDをやっとこさ見ました。
一ヶ月寝かせてましたからね。
勿体ぶらせてたわけではありません。
他にやることがあったからです。

もうかっこいいやら可愛いやら、
歌が上手いしダンスも殺陣もキレっキレ。
見てて爽快なんです。
演技の仕方がものすごく潔いいんです。それはまるで武士のよう。でも、女性が男性を演じてる事には違いないんですよ。
全くの男性に見えているわけでは無いんですよね。

2014年に星組トップ就任前、
北翔海莉さんが専科所属時代に花組に参加して作り上げた『鼠小僧次郎吉』の逸話をモチーフにした舞台です。

花組さんは容姿端麗な方がたくさんいらっしゃるそう。...ヅカメイクしちゃうとイマイチわかんない気がするけれど...いや、でも確かに美人さんが多いかな。

とても花のある舞台でした。
いや容姿だけの話でないですよ。

歌に踊りは当然、手品や三味線、殺陣などなど見ごたえがありました。どれだけ自分たちを追い込むんや!と思うほど、息をつかせぬ展開で、夜中に興奮して眠れなくなりました。



また、10年ほど前に上演された『SecondLife』という作品ではマフィアのキザでカッコイイ役から、その体に恋人を追いかけて天国から戻ってきたちょっと間抜けな男の霊が乗り移る、という設定で2役を演じていらっしゃいます。

演技自体はかなり初々しいです。
若々しい舞台なんです。
演じることに真摯でで真面目で、その姿に感動します。

ジェンヌさんたちは、宝塚音楽学校でたっぷり芸事に勤しみ、歌劇団に入団後も鍛錬を怠らずにいらっしゃる。

きっとね、芸事以外にも色々辛いことはあると思います。人が集まったら色々あります。一生懸命生きるほど、揉め事や諍いもあるでしょう。
それに負けず自分と向き合って手にした華やかな世界。

なんかもう、好きすぎて辛い。

え?なんで好きなのに辛くなるのか。

お金とか時間とか、そういうものをそこに注いでいる自分に後ろめたさを感じるからなのかしら。
もっと他に有効な使い方があるのでは、と。
限りある自分の資金や時間をどう使うのが賢いのか。
賢いってなんだ。

私のこれまでの人生、ハマって失敗したんだろうか。
そりゃー、本当に痛い目に合った事は学習したはずだけれど。
素敵な舞台人だと思える人を応援したいっていうだけなのに、何をそんなに辛くなってるのかね。

変なの。

こういうことウジウジ考えるの嫌だわ。

好きなものは好き。
嫌いなものは嫌い。
好きな人は好き。
嫌いな人は嫌い。

自分の中に明確にあるのに、
それを認めるのが嫌だと、セーブしておかなきゃ、と思っているのはなんでなんでしょうね。とくに、『嫌い』という感情にはそういう気持ちが働くことが多い。

それでも、この年になると、そのセーブすることが自分のためにならないなって思う時もある。

お金のムダより、時間のムダを感じたら、
それは本当の好きではないと私は思います。

北翔海莉さんを見ているのは全くその無駄さを感じない。
思う存分このドハマリを堪能します。
幸いにも、周りにも宝塚にハマってくれてる方もいらっしゃるし。ありがたいですよね。






しかし、この間みなこに、

『宝塚にハマってる場合じゃないですよ!』

と言われたことについては、何の反論もできませんでしたけれどね!

でも人は、自分の心に嘘はつけなぁい!

のです。