唄種です。
実は昔企業コンパニオンでした。
今はコンパニオンと言ったらダメです。
アテンダントと言います。
女性ばかりの職場になると田舎といえど
ブランドもので自慢大会があったりします。特に彼氏にもらったブランドものはまるで勲章のように語られる。
ま、きっと本人にそのつもりは無いでしょうが、自慢にしか聞こえないですもんねぇ(笑)初めて彼にもらったネックレスの話しをした時に、『どこの!?』と速攻で聞かれた時には、やっぱりブランドが気になるのだなぁと思いました。
ちなみに、唄種はよく知らないブランドだったので伏せておきました。
彼氏が必ず事ある記念日ごとに『4℃』のアクセサリーをくれる、という子がいました。
『4℃...?』
唄種は、あまりにもブ無知すぎました。摂氏4度のアクセサリーとは??
ちょっとヒンヤリ??
よくわからないので、胸の中にしまって、
『へー!すごぉーい!』
と満面のアホな笑顔でお答えした記憶がございます。5年前くらいの私の話です。
そして最近、何故かうちの母から『4℃』というブランドを聞くようになりました。
私が会社にもつけられる上品なネックレスを誕生日プレゼントにしようと提案してくれたんですね。ありがたい。
うちの会社はパンツスーツスタイルしか認められず、ファッションを楽しむことは難しいのですが、小さなアクセサリーならどうやら許されそう。
それなら、少し高価でプチッとしたネックレスをつけたらどう??と、私よりも大分ファッションセンスの高い母が思いつき、それなら、せっかくだから『4℃』というブランドのものを買おうか、とあいなったわけです。
摂氏4度。
そうなんです。ぶぁっと五年前の記憶が蘇りました。
これも何かの縁。お言葉に甘えて、4℃でネックレスを買ってもらうことに。
行ってみてほんとびっくりしたんですけど、4℃ってたしかに少しヒンヤリした雰囲気。整っていて、見た目は柔らかいんだけど触ったら冷たそうなアクセサリー。
そこで働く綺麗なお姉さんに話しかけられど緊張。優しく色々希望を聞いてもらい、選んだのがこちら。
存在感無さそうですが、ダイヤがキラキラ煌めいて綺麗です。華奢なデザインのネックレスをつけているだけで、なんとなく大人になった気分。...いや、充分大人のねんれいなんですけど!
繊細で綺麗なものを身に付けると、仕草一つも丁寧にしようという気持ちになります。このネックレスに見合う自分になりたい。って、そういう風に自分を演出するのは嫌いじゃない。
最近になって、持つものは自分の気に入ったものだけにしようという気持ちが芽生えてきました。その物に見合う人間になりたいと思えるものでないと面白くない。
自分が投資したいと思えるもの。
そういうものを選ぶ事が自分を豊かにしていくんでしょうね。
