おくれちゃって申し訳ない!バトン落ちちゃったので拾いに行ってました。鈴風です!焦って走ってます!
大学時代の忘れられない思い出・・・・どうしよう、いっぱいあります。
うーん・・・・じゃあ、これにしてみようかな?卒業公演。かっちゃん書いてないみたいだし!
私たちの回の卒業公演は、「風を継ぐ者」というキャラメルボックスのお芝居をしました。
台本選考の時は、時代物がしたい2人と対抗。最終的に「どっちのヒロインがやりたいか」で決めましたね(笑)
初めての時代物。新選組のお話だったので、夏休みを利用してみんなで京都に行ったり、着物の買い付けで毎週京都に行ったり、袴は破れやすいから毎日持って帰って繕ったり(練習中に、至るところで「あっ!」て声が聞こえてました(笑)、寝不足や疲労ではるさめスープさえ胃が受け付けなくなったり・・・・
そんな中、強烈だったのが、この事件。
あれは、通しの最中でした。
私の演じる「つぐみ」というヒロインさんは、沖田さんに恋をする女の子。
沖田さんも、つぐみのことを想うのですが、最終的にはお互いに片思いで終わってしまう。
最後のシーンで、死を覚悟した沖田から最後の手紙を託され、読み上げる長い一人ゼリフがあるのです。
ちゃんと手紙がこの日は用意されており(今想えばこの時点で確認しときゃよかった)
ラストシーンに感極まった私は、高ぶる感動を必死に押さえつつ、手紙を読み始め、(全部ほどいとくべきだった)
ちゃんと書いてくれてることに涙さえ浮かべ(怪しいと想うべきだった)
最後の最後を読む為に、くるりと紙をほどいたそのとき!
途中で切れた文章の下に書いてあったのは、
「書くのめんどくさくなったから、書いてみたよ」
フリーザ様(以外と似てた)
・・・・・・・・・・・・・・もうね、なんと言いましょうか。いきなり出てきたこのヤロウに大爆笑だったわけです。
なんでフリーザさまやねん!!作っていた集中は一気になくなり、ゲラの私は必死に笑うのを堪えていたことを覚えています。なんというキラー遺書。
そして、思い出したのです。
沖田役のAくん、私と2回生の時に兄妹役の兄をやったとき、お父さんの遺書を読むシーンがあって。
先輩が毎回毎回、遺書に色々なネタをしこんでいてくれたことを。
「きなこもち」って一言だけ書いてあったりとか、「あーそー」とか。
確か、本番もそんなこと書いてた気がする。
最後の最後まで、遺書に笑わされる私たち。
今となっては、いい思い出?(笑)
ってなわけで、鈴風でした!
次はさきさんにバトンタッチ!落とさないよう、そっと送ることにいたしますm(u_u)m